柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

公人

2016-02-01 08:21:40 | Weblog
甘利事件、甘利さんが封筒をポケットにしまったかどうかが口利き罪(利得がどうのこうのと名称は小難しいのですが)のポイントのようです。金と知って受け取ったとの証拠行為だというわけです。もちろん向こうも弁護士がついてますから、はいそうですなんて言いません、菓子折りの他の熨斗袋は知らない、全部秘書に手渡して献金としてちゃんと処理しろと言った、さらには会見ではそんな卑しい行為はしないなんてニュアンスで憤って見せてましたね。ま、ここは相手側がどこまで証拠並べられるかなのです、普通は知らぬ存ぜぬ、記憶にないで逃げられます、秘書の所為にして逃げます、が今回はあれだけ写真が録音があるようですからね。文春の今週号はさらに甘利さんを追求します、が、決定打が出たのでもなく。甘利さんが会見で匂わせていたように、世の中いい人ばかりじゃないのです、こんなのに関わってトホホなのでしょう、文春も相手側の暴露もせねばならぬことでしたがしません、が、代わりに新潮が教えてくれてます、これでこそ週刊誌!とっても怪しい奴だそうです。ですわね、あんなに写真や録音を残す人です、初めからハメる(週刊誌もこういう表現です)つもりだったかと訝りますよね。仲介人、フィクサーとして生きてきた男らしいです、こういう「証拠品」を突き付けて強請る脅す。自分の要求が通らねば強請る材料にする、ですわね。しかし文春記事によれば大金ばら撒くんですねぇ、そして秘書たちのたかり方の恥のないこと。世の中こういうコバンザメというか寄生虫のようなクソが蠢いてるのです。必要悪、でしょうかねそれとも。どっちもどっち、単に業界事情なのですがしかし、大衆個人と公人の扱いの差はこれだけあるわけです。TVや新聞は公人を叩くのみです。正義の味方達の偽善欺瞞。こちらにも感心します。
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