柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

調和

2015-10-27 08:21:13 | Weblog
沖縄辺野古埋め立て承認取り消しの知事決定に対して、防衛相がその効力停止を指示するそうです。法的手続きです、知事がそういうことを匂わせた時点で想定された道筋です、その通りに進みます。仮処分とか仮決定とかで、とにかく原状におけという命令がありますね、裁判所が出す奴ですね。まだ裁判所への訴えではないことですから仮処分も何もないのですが、原状ってのはクレームがつく前の状況でしょう、だから埋め立ては止まりません。今回は埋め立てを止めろという指示の効力が停止されて(言葉遣いが業界用語でわかりにくいのですが)埋め立ては継続される、のです。で、次はいよいよ提訴です、司法に訴える。埋め立てを止めさせろと。でも裁判ですからダラダラと続きます。最高裁まで持ち込めばいいですこっちとすれば。判決出る前にすっかり埋め立てておけばいいのですから。でも提訴の際に仮処分てのが利くんでしょうかね。これは知りませんが、効くのであればとうにやってましょうね。止めさせればいいんですから。取り敢えず判決出るまで止めとけ、はできぬのでしょうね、ここの法律はわかりません。予定調和。知事も国も予定調和です。辺野古の周りの何とか三区と呼ばれる地区に国が別途振興金をばら撒くんだそうです。県はおろか名護市(稲嶺さんはNOです)も飛び越えて直です。やるねぇ、あからさま。所詮金なんですねと思い知らせる。札束で頬を叩くという非難か、地獄の沙汰も金次第という現実か。そこに住んでる人と他人事だからと安全地帯に居て理念だけ振り回してる連中との違い。東京でTVで眉顰めて批判する有識者達と、そこで生きてる人達との違い。これも予定調和。ですよね。
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