柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

覇権

2012-12-13 08:21:41 | Weblog
撤去し始めた、今回も失敗なんだろうと思わせといてドカン!でした北朝鮮。目的は何だ?世界がこんなに反対して抗議しているのにどうして無茶をする?安保理の決議違反だとか何とか言ってますけど、答えは簡単です、対等の交渉力(核による抑止力)を持とうという大目的です。誰の言うこと聞かねばならぬのだ?世界って誰だ?誰の都合だ?ひとえにアメリカの都合ですからね。アメリカの覇権を揺るがすことは許さない。パクス・アメリカーナを維持したいだけです。核不拡散条約なんてこれほど勝手な不平等な取り決めはないのですが、持ってる国は持とうとする国を非難妨害するわけです、単純に優位を保てなくなるからです。それに抗うのがイランでありインドやバングラディッシュであり北朝鮮なのですね、axis of evil と息子ブッシュが呼んだ通り。だから日本も核武装しろ、発言権を持てという話になるわけですが、これは措いて。ミサイルの射程がアメリカ本土に届いた。これだけで大騒ぎなわけです。如何にアメリカ中心に世界が動いてるか。アメリカはどこにでもミサイル打ち込んでもいいけど、どこからも打ち込まれてはならぬという身勝手です。北朝鮮への非難はここに大元があります。周辺諸国の安全?そんなことアメリカが考えてますか?
 清水寺の住職さん、今年は「金」と書きました。色々解説してます各紙のコラム。増税、金メダル、デフレ。なるほど。卑近に過ぎる、直截に過ぎる嫌いはあるにせよ、最後にキムでまとまるところ、いいオチがつきました。つまらぬこと思い出しました、キムイルソン、キムジョンイル等々、キム姓には耳慣れてしまいましたが、プロレスオールドファンとしましてはこの人です、キムイル、大木金太郎!
 ラビシャンカールの死亡記事です。ビートルズファンには忘れられぬ名です。ジョージをインド音楽にのめり込ませた人です。シタールの名手です。ジョージのお陰でインド音楽にライトが当たり、シタールやタブラやの民族楽器を知ることになりました。ノルウェイの森のあのシタール。あそこから始まったのでした。ジョージの追悼コンサートのDVDにもこの人が出ていて、延々シタール弾いてました。ビートルズの功績の一つなのでした。合掌。
 
 
コメント
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