柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

困難

2011-09-07 08:17:46 | Weblog
上関は困難。経産相が言いました。野田首相の意向を受けての発言です。受ける山口県は真意が不明と応えてます。エネルギー構想が未定なところでこういう話は受け付けられないという意味でしょう。島根の建設中の原発はほとんど出来上がってるんだそうです、こちらはGOになりそうなのですが、だから建設中のものは止めるという原則も出せない、一概に線を引けないというジレンマがあるらしいです。個別に決める、です。菅さんが浜岡原発止めた時に、どうしてここだけ?根拠は?と大ブーイングでしたから、原則が欲しい所なんでしょうが、なんだか曖昧です。どうしてこんな単純なことに揺れるんですかね。今から作り始める上関とほとんど出来上がってる(らしい)島根とを建設中と括れないでしょうに、そんなことは常識判断範囲内です。山口県の対応もいかにも役人的で、国に全責任をおっ被せながら、自分達の選択責任を何とかもみ消そうとするわけです。あれよあれよという間に交付金も中電からの寄付金も途絶えてしまう、上関こそ哀れなり、です。脱原発を目指すけれど、当面の電力保持の為に(これは国力保持そのものです)故障なく動いている既存の原発はきっちり動かす。同時進行で、エネルギー構想なるものを出す。孫正義らの言う自然エネルギーなんてのは大嘘らしいですがね。どうしてこんな簡単な対応ができないんですかね。そんなに原発反対イデオローグ達が怖いんですかね。こっち側の人々ですからね民主党は、おまけに鉢呂経産相は社会党出身です、堂々たる左翼です。こんなもんですか、やはり。
 日経コラムが日教組を叩きます、珍しや。日教組の元幹部の女議員が文科省の政務官に就いたんだそうです。教育の政治的中立に関わる話だ、と憤ります。確かにその通り。政権交代の前に、まさか輿石さんが文科相なんて悪い冗談はやめてくれよってよく言ってたことでしたが、いえ、その時が来たってわけですか。そう言えば文科相が誰だったか知りませんが、こうやって自民党が長年排除してきた中枢への日教組の侵入蚕食がが始まったということです。幹事長に親玉が据わってる政権です。こうなりますわね。安倍さんが何とか道筋つけようとした教育再生でしたが、ガラガラと壊されますね。野田さんの「適材適所」はこうやって左翼侵略の道を開いてしまいました。こりゃ怖いことですよ。
コメント
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