柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

現実感

2006-07-08 08:40:31 | Weblog
128億光年先の銀河が見えるんですって。つまり今見えている光が128億年前のものであるということです。と、頭では理解できますが、どうにもピンときませんね。どんな距離なんですかね。とんでもないこととは感じますが、全然現実感が湧きません。何?なに?です。専門の世界は窺い知れませんねぇ門外漢には。だから壁が高くなるんですけれど。
 巨人ほんとに泥沼に足とられて身動きなりませんね、気の毒なこと。せっかく切り札(原)を出したんですから、今までのやり方を少しは変えればいいのに、すぐ既存の即戦力に頼る。つまり余所を馘になった連中を掻き集める、高価であぶれている連中を呼ぶ。これじゃぁ若い奴らが腐るはずです、そういうのをひっくり返せるのが原じゃなかったんですかねぇ。小久保に始まって、李の小坂の小関の木村拓也の、とどめはアリアス。どこのチームです?清原、江藤、ローズと出しても何も変わらないというおそまつ。いや、巨人は昔からこうなんです、V9時代からそうです。ただあの頃は強かったし、王長嶋を中心として5番打者とピッチャーしか替えることがなかったから、目立たなかっただけです。古くは西鉄の高倉やら、金田も巨人に来たでしょう。長嶋が引退して後は張本やらシピンやら王の周りをどう固めるかといったかき集めが露骨になってその流れが現在に繋がるのです。もっとも、プロに行こうという連中にとって巨人は未だに最大のブランド、憧れなんでしょうね。高額で誘われれば行くわけです。需要と供給という単純な図式でもあるのでしょう。ううむ、きっと巨人ファンもこう考えているだろうと思うんですが、もうロートルやら外人はいいから若い連中を出してやったらどうですか。少々の反対もものかは、でやってもらいたいですね。それが原の使命のように思います、ことここに至れば方針変更です。その決断でしょうね。違いますか。
 朝のNHKニュースで、「出生率1.25の衝撃」なんて特集していました。今朝とどめはあの女担当大臣が生出演であれこれ喋っていました。この大臣の話は平板で何の建設的なところもなくつまらんものでしたが、このシリーズで印象的だったこと二つ。一つは子育てしている若い母親の弁「一日のうち2時間でも子供から解放されて自由な時間があればリフレッシュできるのに」二つ目、三次市では育児休暇のことを「おとうさん休暇、おかあさん休暇」と名付けて、特に男親に休暇を取ることを促しているそうです。いかがですか。こんなことで解決できると思っているんでしょうかね。いえ、何か手を打たんといけますまい、ですからこういう対応するせんを言うのではありません。がしかし、です、何とも幼稚ではありませんか。先の母親の考え方も、役所の考え方も。こういう幼稚な考え方に迎合して、というかこういう易きに流れ流れていくわけです。もっと抜本的な、小手先のものでない、20年先を見据えた大論はないのでしょうか。その登場を待つばかりです。そう思われませんか。
コメント
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