MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

あーすぷらざへ行ってきました

2014-03-24 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)に行ってきました。

昨年の「多文化共生マネージャー養成講座」でご一緒した方が、
相談窓口があるので一度見に来ていいよと言ってくださったので
お言葉に甘えて、めったにない東京方面出張に合わせて訪問してきました。

兵庫から神奈川に行ったペルー人が「住みやすいよ」と言い、
神奈川から来たペルー人が「神奈川ではこんなサービスがあってねえ」と言い、
じゃ、神奈川に住めばと言いたくなるくらい、よいところらしい神奈川県。

以前から、どんな人たちが支援をしているのかなと気になっていました。

 もちろん、神奈川県にはMICかながわやカラカサン、カラバオの会など
ずっと活動されている民間団体もたくさんあります。

 あーすぷらざは1998年に国際理解や国際平和、地球規模の課題について、
日々の生活の中で考え、 自分にできる身近なことから行動していくための総合施設として設立されました。
外国人相談関連は一般相談(及び法律相談)と教育相談があります。
大きな施設の特徴を活かして、 情報ライブラリーがとても充実しており、
特に教育相談は豊富なライブラリー資料が連携活用されていて、
外国人自身にも支援者にも様々な情報入手が可能な形で運営されています。
 外国人相談も川崎、厚木などでも開催していて、
利便性を工夫されています。

どんなふうに運営すれば、より相談者に身近な窓口になるか 相談員の方々と意見交換しました。

相談窓口はほうっておくと井の中の蛙になります。
「私たちはこれくらい頑張って支援している!」はよいのですが、
より解決に近づける窓口がどこにあり、自分より知識のある人がどこにいるのか、
誰と連携していくのが一番相談者にとっていいのかというクールな目が必要なのです。
外国人支援相談は思いだけでなく、いかに解決に近づけるかのテクニックも大切。
 相談員の情熱は頭は冷静に、ハートは熱くが基本だと痛感しました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿