先週、愛知県の仕事が続いたので、
空き時間を利用して三重大学病院に行ってきました。
この大学病院の医療福祉支援センターには
ポルトガル語の医療通訳さんが常勤雇用されています。
大学病院の常勤医療通訳は全国でも珍しいですし、
受付や医事課ではなく医療福祉支援センターへの配属は
患者サイドからも望ましい形だと思います。
実際、病院に伺って通訳さんの仕事ぶりを少しだけ見せていただきました。
まずは、3年近く常勤雇用が続いているのは
この通訳さんの人柄と力量に負う部分が大きいと感じました。
昨年12月のシンポジウムでリリアン先生が
「通訳を制度化して配置しても、
だめな通訳者ならコミュニティの中ですぐに噂になってしまう。
医療通訳者を置くなら人選をきちんとしないと成功しない」と
いうようなことをおっしゃっていました。
病院の中では医療通訳者は必要だけれども異端な職種です。
病院としてもどう扱っていいのか、どう接していいのかというところからはじまります。
成功している医療通訳の配置ケースは
良い通訳さんが病院で活動して、
それを病院が認めたというところから始まっています。
病院が医療通訳の有用性を認めてはじめて雇用や受け入れにつながります。
この大学病院も最初は4名の短期間配置があって、
その中から彼女が選ばれ、短期の雇用を経て現在の常勤になったとのことです。
最近では財団からのスペイン語の配置もはじまっています。
何よりもポルトガル語通訳さんが
そばにいることで患者さんに安心の表情がでていることに
感銘を受けました。
集住地区で需要が多いということもあると思いますが、
各都道府県の拠点病院にこうした通訳さんがいれば
外国人の人たちもより安心して病院にいけるのだなと思いました。
空き時間を利用して三重大学病院に行ってきました。
この大学病院の医療福祉支援センターには
ポルトガル語の医療通訳さんが常勤雇用されています。
大学病院の常勤医療通訳は全国でも珍しいですし、
受付や医事課ではなく医療福祉支援センターへの配属は
患者サイドからも望ましい形だと思います。
実際、病院に伺って通訳さんの仕事ぶりを少しだけ見せていただきました。
まずは、3年近く常勤雇用が続いているのは
この通訳さんの人柄と力量に負う部分が大きいと感じました。
昨年12月のシンポジウムでリリアン先生が
「通訳を制度化して配置しても、
だめな通訳者ならコミュニティの中ですぐに噂になってしまう。
医療通訳者を置くなら人選をきちんとしないと成功しない」と
いうようなことをおっしゃっていました。
病院の中では医療通訳者は必要だけれども異端な職種です。
病院としてもどう扱っていいのか、どう接していいのかというところからはじまります。
成功している医療通訳の配置ケースは
良い通訳さんが病院で活動して、
それを病院が認めたというところから始まっています。
病院が医療通訳の有用性を認めてはじめて雇用や受け入れにつながります。
この大学病院も最初は4名の短期間配置があって、
その中から彼女が選ばれ、短期の雇用を経て現在の常勤になったとのことです。
最近では財団からのスペイン語の配置もはじまっています。
何よりもポルトガル語通訳さんが
そばにいることで患者さんに安心の表情がでていることに
感銘を受けました。
集住地区で需要が多いということもあると思いますが、
各都道府県の拠点病院にこうした通訳さんがいれば
外国人の人たちもより安心して病院にいけるのだなと思いました。