愛知県立大学の医療分野スペイン語・ポルトガル語の
今年度のサテライト講座がはじまりました。
私は長久手の外国語学部の特殊講義(前期・後期)とは別に
こちらの基礎講座を担当しているのですが、
年々、自分自身の医療通訳に対する理想が高くなっていくなと感じます。
ですので初級の方に医療通訳の心構えをお話しすると、
普通なら怖気づいてしまうと思います。
ただ、その中にだからこそ自分がやろうと思ってくださる人がいて、
そうした方が技術を磨いていい医療通訳になってくださると信じています。
通訳をやっている人たちは
自分たちの仕事に誇りを持っています。
日本ではコミュニティの通訳を専門職というより
ボランティアとして見る人が今でも多くて
私も昔はきちんと報酬を得てプロとして働いているのに
「ボランティア」と書かれて悔しい思いをしました。
外国人のお手伝い=良いこと=ボランティアの図式です。
でも、実際に通訳をされている方は
もっと技術を磨いて、
もっと必要とされる通訳者になりたいと願っています。
「ちょこっと簡単に、バイリンガルで(?)通訳してくれたらいいから」
というスタンスには、もういい加減にしてと言いたいです。
だから、私が医療通訳のお話をさせてもらう時は、
自分への戒めも含めて、
医療通訳の理想像をうんと高く設定します。
「皆さんがされる医療通訳という活動は
医療を受ける人権と人の命にかかわる仕事です。
気楽にやってくださいとはいいたくありません」
そんなメッセージを込めて講座をさせてもらっています。
そして自分自身も少しでも理想に近づけるように
意識しながら活動を続けています。
今年度のサテライト講座がはじまりました。
私は長久手の外国語学部の特殊講義(前期・後期)とは別に
こちらの基礎講座を担当しているのですが、
年々、自分自身の医療通訳に対する理想が高くなっていくなと感じます。
ですので初級の方に医療通訳の心構えをお話しすると、
普通なら怖気づいてしまうと思います。
ただ、その中にだからこそ自分がやろうと思ってくださる人がいて、
そうした方が技術を磨いていい医療通訳になってくださると信じています。
通訳をやっている人たちは
自分たちの仕事に誇りを持っています。
日本ではコミュニティの通訳を専門職というより
ボランティアとして見る人が今でも多くて
私も昔はきちんと報酬を得てプロとして働いているのに
「ボランティア」と書かれて悔しい思いをしました。
外国人のお手伝い=良いこと=ボランティアの図式です。
でも、実際に通訳をされている方は
もっと技術を磨いて、
もっと必要とされる通訳者になりたいと願っています。
「ちょこっと簡単に、バイリンガルで(?)通訳してくれたらいいから」
というスタンスには、もういい加減にしてと言いたいです。
だから、私が医療通訳のお話をさせてもらう時は、
自分への戒めも含めて、
医療通訳の理想像をうんと高く設定します。
「皆さんがされる医療通訳という活動は
医療を受ける人権と人の命にかかわる仕事です。
気楽にやってくださいとはいいたくありません」
そんなメッセージを込めて講座をさせてもらっています。
そして自分自身も少しでも理想に近づけるように
意識しながら活動を続けています。