通訳仲間のAさんが愚痴っていました。
「病院の通訳をしていて、地域福祉との交渉が必要になり、
その通訳をしていたら、もう病院と関係ないから通訳をやってはダメと言われた」
Bさんも愚痴っていました。
「学校で日本語支援をしていたら、
どうも精神的につらいみたいだから、病院についていこうとしたらダメといわれた」
医療通訳をやっていて痛感するのは、
「病気は病気だけではない」ということです。
ある学生に
「医療通訳は病気を治せますか」と言われました。
医療通訳は病気を治せません。
でも、治療の周辺環境を整えたり、ストレスを軽減したり、
患者や家族が治療に積極的になるように状況を整えるには
医療通訳が必要です。
特に、DV被害者や虐待の被害者、交通事故や犯罪被害者、
難病や終末期、介護の必要な病気、障害をもつ患者、
そしてその家族には病気は病院だけで終わるものではありません。
通訳者としてはなだらかに線として続く通訳支援に線引きはありません。
ただ、まず基本となる治療現場での通訳すらきちんと確保できていないのであれば
まずはそこから動き始めなければなりません。
どんな田舎にいても、
その町に一人しかいなくても、
少数言語であっても、
医療現場での最低限の通訳支援が行えるように。
制度化を絵に描いた餅にしないように。
すでに制度化への動きは始まっています。
「病院の通訳をしていて、地域福祉との交渉が必要になり、
その通訳をしていたら、もう病院と関係ないから通訳をやってはダメと言われた」
Bさんも愚痴っていました。
「学校で日本語支援をしていたら、
どうも精神的につらいみたいだから、病院についていこうとしたらダメといわれた」
医療通訳をやっていて痛感するのは、
「病気は病気だけではない」ということです。
ある学生に
「医療通訳は病気を治せますか」と言われました。
医療通訳は病気を治せません。
でも、治療の周辺環境を整えたり、ストレスを軽減したり、
患者や家族が治療に積極的になるように状況を整えるには
医療通訳が必要です。
特に、DV被害者や虐待の被害者、交通事故や犯罪被害者、
難病や終末期、介護の必要な病気、障害をもつ患者、
そしてその家族には病気は病院だけで終わるものではありません。
通訳者としてはなだらかに線として続く通訳支援に線引きはありません。
ただ、まず基本となる治療現場での通訳すらきちんと確保できていないのであれば
まずはそこから動き始めなければなりません。
どんな田舎にいても、
その町に一人しかいなくても、
少数言語であっても、
医療現場での最低限の通訳支援が行えるように。
制度化を絵に描いた餅にしないように。
すでに制度化への動きは始まっています。