先週土曜日、今年度前半の4回にわたる松本先生の講座が終了しました。
本来ならば6月で終わっているはずだったのですが、
新型インフルエンザの影響で5月の講座を一回キャンセルにしたため
7月まで伸びてしまい、先生にもご迷惑をおかけしました。
ご参加いただいた方はお分かりだと思うのですが、
今回の4回にわたる松本先生の講座は、医療通訳向けの講座としては
前代未聞の画期的なものになったのではないかと思います。
実は、医療者の方々に講座をずっと受け持ってきていただいて、
漠然と物足りなさを感じていました。
もちろん、MEDINTの講座をしてくださった先生方は
皆さん一流で教え方もうまくて、よい勉強になったのですが、
私たちは勉強になっても、先生にはメリットがあったのかと
思うことが多々あったのです。
今までは医療者が教え、通訳者が学ぶという形が、
当たり前のこととして存在していました。
松本先生に講座をおねがいするにあたり、
「この講座で実験してください」とお願いしました。
そこで、松本先生は参加者のニーズを汲み取りながら、
毎回少しずつ講座を変えてこられました。
これがとても面白く、久しぶりに知的に興奮しましたし、
医療通訳者の訓練として、こういうやり方もあるのだということを
私たち自身が発見することができました。
もしかしたら先生自信もいろいろ発見してくださったのではないかと思います。
私たちは医師になるわけではありません。
また、診断やアドバイスができる立場でもありません。
通訳に徹するためにどんな知識が必要かということを
察知する理解力こそが私たちに必要だと思うのです。
今回の4回シリーズの講座では、
細かい用語は覚えていなくても、
そうした理解への手順を教えていただけのではないかと思っています。
医師が医療通訳者に教えると
時には医師の都合のいいだけの医療通訳者の養成になってしまう危険性があります。
これからもMEDINTでは
実験的な講座を続けていきたいと思っています。
本来ならば6月で終わっているはずだったのですが、
新型インフルエンザの影響で5月の講座を一回キャンセルにしたため
7月まで伸びてしまい、先生にもご迷惑をおかけしました。
ご参加いただいた方はお分かりだと思うのですが、
今回の4回にわたる松本先生の講座は、医療通訳向けの講座としては
前代未聞の画期的なものになったのではないかと思います。
実は、医療者の方々に講座をずっと受け持ってきていただいて、
漠然と物足りなさを感じていました。
もちろん、MEDINTの講座をしてくださった先生方は
皆さん一流で教え方もうまくて、よい勉強になったのですが、
私たちは勉強になっても、先生にはメリットがあったのかと
思うことが多々あったのです。
今までは医療者が教え、通訳者が学ぶという形が、
当たり前のこととして存在していました。
松本先生に講座をおねがいするにあたり、
「この講座で実験してください」とお願いしました。
そこで、松本先生は参加者のニーズを汲み取りながら、
毎回少しずつ講座を変えてこられました。
これがとても面白く、久しぶりに知的に興奮しましたし、
医療通訳者の訓練として、こういうやり方もあるのだということを
私たち自身が発見することができました。
もしかしたら先生自信もいろいろ発見してくださったのではないかと思います。
私たちは医師になるわけではありません。
また、診断やアドバイスができる立場でもありません。
通訳に徹するためにどんな知識が必要かということを
察知する理解力こそが私たちに必要だと思うのです。
今回の4回シリーズの講座では、
細かい用語は覚えていなくても、
そうした理解への手順を教えていただけのではないかと思っています。
医師が医療通訳者に教えると
時には医師の都合のいいだけの医療通訳者の養成になってしまう危険性があります。
これからもMEDINTでは
実験的な講座を続けていきたいと思っています。