お久しぶりです。
最近、いろんなところでお話したり、座長などをさせていただく機会が増えてきました。
医療通訳や外国人支援の現状を知っていただくにはとてもいいことなのですが、
日頃しゃべりなれていないので、かなりのストレスがたまります。
そんな中、唯一(!)の楽しみが、家で見るプロ野球(スカパーに入っているので全試合OK)です。
なんか、おじさんくさいなあと思うのですが、
テレビの前で阪神戦を見ていた父親の気持ちが少しだけわかるような気がします(笑)。
ただ、今週は交流戦からリーグ戦に変わる移行期で、野球がありません。
つまんないなあと思いながらなんとかだましだまし・・・がんばってマス。
ところで、
話をしていて、時々聞いている方に指摘されることがあるのですが、
私の話の中には「相談」と「通訳」が混在しています。
どちらも自分の仕事で、どちらも同じようにこなしているのですが、
仕事の内容はぜんぜん違います。
だからいちいち、このケースは「相談」、
このケースは「通訳」と頭を切り替えながら仕事しています。
具体的にいえば、相談はスペイン語で聞いたことを、スペイン語で返しています。
厳格に日本語に翻訳はしていません。
大筋をつかんで、回答について考えながら話を聞いています。
日常のおしゃべりを考えてもらえばいいのですが、
皆さんが日本語で話すとき、言葉自身を考えるのではなく、何を話すかを考えながら話しているでしょう。
言葉を選ぶときも、自分の好きな表現や言葉を選んで話しています。
それは自分自身の言葉で答えるからです。
一方、通訳はまったく違います。
聴いた言葉をいちいち日本語変換、スペイン語変換しています。
というよりは言葉を変換することに集中していて、自分自身の考えは入る余地がありません。
自分の言葉でなく、人の言葉を話すのですから、
自分の日常使わない単語などもでてきますが、それを頭の引き出しの中から探しながら訳していきます。
相談なら1時間でも2時間でも聞いていられます。
でも通訳は30分が限界です。
体力も相談より通訳のほうが使います。
頭の中は言葉を探してフル回転しています。
たぶん、看護師で医療通訳やっている人は、現場で「看護師」が話しているのか、「通訳者」が話しているのか混乱することがあるのではないでしょうか。
私も相談窓口では無意識ですが、まずどちらの作業なのかを分類することからはじめます。
一番困るのは、途中で「相談」→「通訳」もしくは「通訳」→「相談」と切り替えられてしまうことです。
たとえば、ずっと通訳してきて急に「じゃ、後は説明しておいて」と言われたり、
相談でダイレクトに聴いていた言葉を「今いったことを日本語に訳してみて」といわれると、とても困ります。
「モード」が違うからです。
通訳は「いたこ」モードです。
そこには私という人格はいないと理解してもらえばわかりやすいでしょうか(笑)
最近、いろんなところでお話したり、座長などをさせていただく機会が増えてきました。
医療通訳や外国人支援の現状を知っていただくにはとてもいいことなのですが、
日頃しゃべりなれていないので、かなりのストレスがたまります。
そんな中、唯一(!)の楽しみが、家で見るプロ野球(スカパーに入っているので全試合OK)です。
なんか、おじさんくさいなあと思うのですが、
テレビの前で阪神戦を見ていた父親の気持ちが少しだけわかるような気がします(笑)。
ただ、今週は交流戦からリーグ戦に変わる移行期で、野球がありません。
つまんないなあと思いながらなんとかだましだまし・・・がんばってマス。
ところで、
話をしていて、時々聞いている方に指摘されることがあるのですが、
私の話の中には「相談」と「通訳」が混在しています。
どちらも自分の仕事で、どちらも同じようにこなしているのですが、
仕事の内容はぜんぜん違います。
だからいちいち、このケースは「相談」、
このケースは「通訳」と頭を切り替えながら仕事しています。
具体的にいえば、相談はスペイン語で聞いたことを、スペイン語で返しています。
厳格に日本語に翻訳はしていません。
大筋をつかんで、回答について考えながら話を聞いています。
日常のおしゃべりを考えてもらえばいいのですが、
皆さんが日本語で話すとき、言葉自身を考えるのではなく、何を話すかを考えながら話しているでしょう。
言葉を選ぶときも、自分の好きな表現や言葉を選んで話しています。
それは自分自身の言葉で答えるからです。
一方、通訳はまったく違います。
聴いた言葉をいちいち日本語変換、スペイン語変換しています。
というよりは言葉を変換することに集中していて、自分自身の考えは入る余地がありません。
自分の言葉でなく、人の言葉を話すのですから、
自分の日常使わない単語などもでてきますが、それを頭の引き出しの中から探しながら訳していきます。
相談なら1時間でも2時間でも聞いていられます。
でも通訳は30分が限界です。
体力も相談より通訳のほうが使います。
頭の中は言葉を探してフル回転しています。
たぶん、看護師で医療通訳やっている人は、現場で「看護師」が話しているのか、「通訳者」が話しているのか混乱することがあるのではないでしょうか。
私も相談窓口では無意識ですが、まずどちらの作業なのかを分類することからはじめます。
一番困るのは、途中で「相談」→「通訳」もしくは「通訳」→「相談」と切り替えられてしまうことです。
たとえば、ずっと通訳してきて急に「じゃ、後は説明しておいて」と言われたり、
相談でダイレクトに聴いていた言葉を「今いったことを日本語に訳してみて」といわれると、とても困ります。
「モード」が違うからです。
通訳は「いたこ」モードです。
そこには私という人格はいないと理解してもらえばわかりやすいでしょうか(笑)