11月9日(日)に東京外国語大学で、
IMIA(国際医療通訳士協会)のアジアシンポジウムが開催されます。
IMIA(International Medical Interpreters Association)はもともとアメリカで生まれた医療通訳者の組織です。
もともと現場で活動していた医療通訳者が立ち上がり、
医療通訳者の立場から様々な提言を行ったり、行動をしてきました。
その団体のはじめてのアジア地域のシンポジウムが日本で開催されます。
日本支部代表の竹迫さんが中心となって、
この会議を誘致してくださいました。
私たち日本の医療通訳者は、自分たちの団体を持っていません。
何かを伝えたいと思っても、大きな力になっていかない辛さの中でもがいています。
だから、こうした医療通訳者の国際団体の活動の一端に触れるだけでも
勇気がもらえる気がします。
私事ですが、このシンポジウムの中で
アドボカシー賞をいただくことになりました。
これまでの功績は何もないので、これから頑張れ、なんかやれというエールだと受け止めて
より気を引き締めていきたいと思います。
**********************************閑話休題
先週末10月25日には神戸市外国語大学と神戸市看護大学の医療通訳科研が主催したシンポジウムが開催されました。
日本国内で医療通訳講座を持っている
神戸市看護大・外大
愛知県立大学
東京外国語大学
大阪大学
群馬大学
からご担当の先生方が集まられて、
各大学のカリキュラムや運営、問題点などを発表されました。
こうして見ると一概に医療通訳者育成といっても、
医療通訳自体に様々な捉え方があり、対象とする患者像も違っていると感じます。
私は神戸市看護大・外大、愛知県立大学、大阪大学の3つの講座で授業を担当していますが、
確かに目標とする医療通訳者像が違っていることを実感します。
神戸市看護大・外大は医療者の医療通訳コーディネーター育成も同時に考えていますし、
愛知県立大学はスペイン語・ポルトガル語といった言語から主に中南米の患者を対象とした通訳者教育、
大阪大学は今後も増えるメディカルツーリズムの患者の受け入れまで視野に入れて育成を考えています。
こうして、医療通訳者を育成する教育機関が集まって、情報交換をすることは
とても有意義であり、是非記録として残して欲しいですし、今後も続けて欲しいと思います。
医療通訳はこれから大きな枠組みの中での議論になっていきます。
楽しみでもあり、あくまでも何のために医療通訳があるのかを忘れないように気を引き締めていきたいです。
IMIA(国際医療通訳士協会)のアジアシンポジウムが開催されます。
IMIA(International Medical Interpreters Association)はもともとアメリカで生まれた医療通訳者の組織です。
もともと現場で活動していた医療通訳者が立ち上がり、
医療通訳者の立場から様々な提言を行ったり、行動をしてきました。
その団体のはじめてのアジア地域のシンポジウムが日本で開催されます。
日本支部代表の竹迫さんが中心となって、
この会議を誘致してくださいました。
私たち日本の医療通訳者は、自分たちの団体を持っていません。
何かを伝えたいと思っても、大きな力になっていかない辛さの中でもがいています。
だから、こうした医療通訳者の国際団体の活動の一端に触れるだけでも
勇気がもらえる気がします。
私事ですが、このシンポジウムの中で
アドボカシー賞をいただくことになりました。
これまでの功績は何もないので、これから頑張れ、なんかやれというエールだと受け止めて
より気を引き締めていきたいと思います。
**********************************閑話休題
先週末10月25日には神戸市外国語大学と神戸市看護大学の医療通訳科研が主催したシンポジウムが開催されました。
日本国内で医療通訳講座を持っている
神戸市看護大・外大
愛知県立大学
東京外国語大学
大阪大学
群馬大学
からご担当の先生方が集まられて、
各大学のカリキュラムや運営、問題点などを発表されました。
こうして見ると一概に医療通訳者育成といっても、
医療通訳自体に様々な捉え方があり、対象とする患者像も違っていると感じます。
私は神戸市看護大・外大、愛知県立大学、大阪大学の3つの講座で授業を担当していますが、
確かに目標とする医療通訳者像が違っていることを実感します。
神戸市看護大・外大は医療者の医療通訳コーディネーター育成も同時に考えていますし、
愛知県立大学はスペイン語・ポルトガル語といった言語から主に中南米の患者を対象とした通訳者教育、
大阪大学は今後も増えるメディカルツーリズムの患者の受け入れまで視野に入れて育成を考えています。
こうして、医療通訳者を育成する教育機関が集まって、情報交換をすることは
とても有意義であり、是非記録として残して欲しいですし、今後も続けて欲しいと思います。
医療通訳はこれから大きな枠組みの中での議論になっていきます。
楽しみでもあり、あくまでも何のために医療通訳があるのかを忘れないように気を引き締めていきたいです。