MEDINT(医療通訳研究会)便り

医療通訳の制度化を目指す医療通訳研究会(MEDINT)のコラム
~みんなで 医療通訳者を増やし、守り、育てよう!~

精一杯実習生してます

2012-02-20 00:23:20 | 通訳者のつぶやき
毎日暗いうちに宿舎を出て
近江鉄道に揺られて通っています。

50の手習いというか、
この年になって勉強?って言われます。

その上、若い人について実習するのは精神的にも結構きつい(笑)。
少し失語症みたいになって、スペイン語の独り言がでます・・・・(不審人物)。

週末は一日はゆっくり寝て、
一日は遊びに行くことにします。
先週は彦根に行ってきました(写真参照)
今週は伊賀に行きます。
こちらのセミナーです。

来週はどこに行こうかな。

PS*楽しみはBBC放送のカイツブリ!!
コメント (4)

病院実習をやってます

2012-02-13 20:08:07 | 通訳者のつぶやき
月曜日から滋賀県の病院で
MSW(医療ソーシャルワーカー)の実習をはじめました。
毎日、退院や転院にむけたカンファレンスに同席させてもらい、
現在の医療の状況を見ています。

医療通訳として患者側(病院の外部)としての
かかわりしかなかったので、
病院の医療ソーシャルワーカー(病院の内部)からの
見え方は随分違います。

簡単に医療通訳を診療報酬に・・・と考えても
実際の医療法や診療報酬制度は
医療政策によってしっかり誘導されています。
医療機関はそれにしたがわざるを得ない状況にあると思います。
そして在宅への退院支援や医療機関の機能分化は
医療機関の現実です。

しかし、どの医療においても
外国人患者への配慮はまだほとんどなされていません。
外国人向けのパスは
外国人患者をみている人にしか作れない。

私自身の中の
医療通訳と外国人医療を見る視点が、
大きく変わりつつあります。

あと4週間ありますが、
しっかり勉強していきたいと思っています。
コメント

翻訳機に負けない医療通訳者

2012-02-06 09:22:24 | 通訳者のつぶやき
翻訳機がどんどん性能をあげつつあります。

たとえば、お店の受付やちょっとした観光情報や
道を聞くことや簡単な会話など。

スマートフォンに翻訳機が入っていたり、
店頭に会話用の端末が置いてあったりします。

通訳を使って会話をする機会のない人にとっては、
もう通訳は機械がやってしまう時が来るから
通訳って仕事の未来はないと思っている人もいるかもしれません。

確かに、ある程度のところまでは
翻訳機の有用性は否定できません。
それどころか、かなりの機能まできています。
単純な問診をとったり、主訴を聞いたり、
入院説明のような定型文を訳すことはできると思います。
それだけでも、はじめて病院に来る外国人患者さんには
本当に助かります。

ただ、診察室に入ってからの会話の中には
翻訳機で訳せないものがたくさんあります。
たとえば患者さんの迷っている様子。
うまい通訳者ならその空気もきちんと訳します。
置き換えだけでは理解できない言葉も
通訳者ならわかりやすく言い換えることもできます。
文化的な齟齬で会話がかみ合わないとき、
通訳者ならその文化の違いを指摘することもあります。

つまり、通訳者は翻訳機にできない人間の働きができます。
当たり前のことなのですが、
これはこれからの医療通訳者の育成に大切なことです。

つもり「何もたさない、何もひかない通訳者なら翻訳機で十分」ということなのです。

気働きができて、
医療現場のコミュニケーションの橋渡しができて、
隣に座ってくれるだけで患者の心拍数が下がり
医師も安心して治療に当たれる
そんな人間にしかできない医療通訳者の育成が必要なのです。

これは従来の通訳者には求められていなかった能力です。
翻訳機の発展は通訳資源の少ない日本では大切なことです。
と、同時にそれとは違う働きをする通訳者の育成も忘れてはならないのです。
コメント (2)