あるNPOのAさんとお話していて、
今、社会にない仕事やしくみは、
自分たちで作らなければいけないねという話になりました。
社会福祉士の倫理綱領の中に次のような一文があります。
3)社会に対する倫理責任
(社会への働きかけ)社会福祉士は、社会に見られる不正義の改善と利用者の問題解決のため、
利用者や他の専門職等と連帯し、効果的な方法により社会に働きかける
仕事や活動をしていると、
普通に暮らしているのとは違う社会の問題点や改善点に気づきます。
通常は、当事者から声があがるほうがいいのですが、
当事者が声をあげにくい時は、問題が見えている人が声をあげるべきだと思います。
医療通訳の当事者は患者と医療機関です。
でも、医療通訳に関しては、困難な環境で通訳支援をしているということでは
医療通訳者も直接利益を享受するわけではないけれど当事者になると考えます。
医療通訳環境が整えば、心おきなく医療通訳ができるわけですから。
ほとんどの方は、医療通訳が制度化されて、報酬が出るようになれば
参加するので、それまでは見守っていますと言われます。
でも、制度化に向けて、多くの人が声を上げていかなければ
大きな声になっていかないのです。
そのためにシンポジウムをやったり、行政に働きかけたり、
医療現場で医療通訳者がいかに有用かを実感してもらったり、
小さい力だけれど、たくさんの小さな力を積み重ねるしかないのだと思います。
見守るだけでは社会は変わらない。
今必要なのは新しい力、未来を作る若い判断力です。
医療通訳は正念場に来ている気がします。
小さな力の積み重ねが、大きな力になっていくことを信じています。
仕事はあるのではなく、作るものなのです。
今、社会にない仕事やしくみは、
自分たちで作らなければいけないねという話になりました。
社会福祉士の倫理綱領の中に次のような一文があります。
3)社会に対する倫理責任
(社会への働きかけ)社会福祉士は、社会に見られる不正義の改善と利用者の問題解決のため、
利用者や他の専門職等と連帯し、効果的な方法により社会に働きかける
仕事や活動をしていると、
普通に暮らしているのとは違う社会の問題点や改善点に気づきます。
通常は、当事者から声があがるほうがいいのですが、
当事者が声をあげにくい時は、問題が見えている人が声をあげるべきだと思います。
医療通訳の当事者は患者と医療機関です。
でも、医療通訳に関しては、困難な環境で通訳支援をしているということでは
医療通訳者も直接利益を享受するわけではないけれど当事者になると考えます。
医療通訳環境が整えば、心おきなく医療通訳ができるわけですから。
ほとんどの方は、医療通訳が制度化されて、報酬が出るようになれば
参加するので、それまでは見守っていますと言われます。
でも、制度化に向けて、多くの人が声を上げていかなければ
大きな声になっていかないのです。
そのためにシンポジウムをやったり、行政に働きかけたり、
医療現場で医療通訳者がいかに有用かを実感してもらったり、
小さい力だけれど、たくさんの小さな力を積み重ねるしかないのだと思います。
見守るだけでは社会は変わらない。
今必要なのは新しい力、未来を作る若い判断力です。
医療通訳は正念場に来ている気がします。
小さな力の積み重ねが、大きな力になっていくことを信じています。
仕事はあるのではなく、作るものなのです。