MEDINT(医療通訳研究会)便り

医療通訳の制度化を目指す医療通訳研究会(MEDINT)のコラム
~みんなで 医療通訳者を増やし、守り、育てよう!~

医療の相談

2014-09-29 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
病院関係者に外国人医療で何が心配というアンケートを見ると
必ず「医療過誤」が上位に出てきます。

実際に医療通訳が原因で医療過誤がおきたという裁判は
まだ聞いたことがありませんが、
外国人から、医療過誤とまでは言わなくても
相談員として日本で受けた医療に関して疑問や不信感について
相談されることがあります。

その場合は、注意深く話を聞くようにします。
医療通訳も同じような立場ですが、
外国語相談員も外国人にとっては
数少ない信頼できる日本人(もしくは自分よりも日本社会に詳しい人)なので、
変に予見で話をして、患者にとって病院や医師に不信感をもつのは
あまりよいことではないからです。

話を聞いていて思うことは、
多くがきちんと説明を受けていないということに対する不満のような気がします。
それも話の内容ではなく、医療者の態度を見て感じている人が少なくありません。
きちんと患者や家族の方を見て話をしてくれない。
説明することをめんどくさがっている態度がみてとれる。
外国人を嫌いだと感じているような気がするから・・など。

南米の人から良い医療者して
「フレンドリーな医療者」をあげられることがあります。
私たちは、愛想がいいとかニコニコしている医療者だけがよいとは思いませんが、
外国の人たちはまず自分たちを受け入れてくれているか、
差別しないかということにとても敏感になっていることがあります。
クチコミで医療機関を選ぶのは、外国人も同じこと。
でも、そこに心の壁のようなものも要素として入るんだなあと感じます。







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