MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

頭を垂れる稲穂かな・・

2013-08-19 00:00:00 | 通訳者のつぶやき
県大の成績もつけおわり、
やっと9月までつかの間の夏休み。
秋以降の活動のことを考えなければと思いつつ
週末はずっと寝ていました。

先週の続き。

MEIDNTの講座に来られる方の中には
ガイド通訳や法廷通訳でバリバリに活躍されている方々がいます。
本業だけでやっていけるのに、
どうして医療通訳の勉強をするのか聞いてみたら、
本業の中で、クライエントが病気になったり、医療用語がでてくることもある。
それに備えて勉強しているし、社会貢献もしたいとおっしゃいます。

英語の先生をされていた方もいらっしゃいます。
今までは学生に教えてきた立場の方で、
もう学ぶことなんてないんじゃないかなと思うのですが、
他の受講生と一緒に楽しそうに学んでいらっしゃいます。

ひとつの分野を極めた人はやっぱりすごいなあと思います。

医療通訳はいろんな社会経験、人生経験が活かせる仕事です。
通訳者としての反射神経や物覚えが少し落ちたとしても、
会社や学校が定年退職になったとしても
人を思いやる気持ちや痛みが理解できる人生経験が、
ずっと活かせる仕事なのです。
それはとても元気な若いときには気づかなかったことかもしれない。

いろんな経験を持つ方が
医療通訳の仲間になってくださればうれしいですね!



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