ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

はたして今年はどんなもんでしょうか

2011-06-20 07:33:27 | 美女探求
2011ミス・ユニバース日本代表に神山まりあさん という方がきまりました。東京都出身の24歳で、販売員をやっていたとのこと。記事を引用します。



>2011ミス・ユニバース日本代表に神山まりあさん - 東京都出身の24歳
2011/06/18

2011ミス・ユニバース・ジャパンの最終選考会が17日、東京・水道橋の東京ドームシティホールで行われ、東京都出身の神山まりあさん(24)が日本代表に選出された。

最終選考会に臨んだ15人の中から、日本代表に選出された神山さんは「手が震えて頭の中がパニックです」と驚きの表情を見せ、「これから世界大会でさらにたくさんの夢がつまった道を進みます。皆さん本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

神山さんは東京都出身の24歳。同コンテストに参加する前は、アパレルの販売員として勤務していた。ハワイ在住経験もあり英語も堪能で、最終選考会でも英語を披露してアピール。また、自己PRのスピーチでは、東日本大震災で被災した人々のためにボランティアで東北に行った経験に触れ、「震災で世界の人々が私たちに手を差し伸べてくれました。世界の皆さんに『ありがとう』という言葉を伝えていきたいです」と話して、審査員たちをうならせた。

勝因について神山さんは「ファイナリストのみんなに感謝していたからだと思います。優勝すると信じていました」と話し、「家族には心からありがとうと、そして『だから言ったでしょ』と言いたいですね(笑)」と自信があったことも明かした。

周囲への感謝の言葉を重ね、丁寧な言葉遣いで報道陣に話していた神山さんだが、選考会に向けたトレーニングが終わって「今何がしたいですか?」と聞かれると「チーズケーキをホールで食べたい(笑)」と本音がチラリ。「今の状況を保ち続けて、日本の美と日本人の誇れる気持ちを世界に伝えていきたい」と9月12日にブラジル・サンパウロで行われる世界大会に向けての意気込みも語っていた。

ミス・ユニバースは、世界三大ミスコンテストの一つで、1952年に始まった最も歴史あるコンテスト。日本代表は、これまでに知花くらら(2006年)が世界大会で2位、森理世(2007年)が優勝している。最終選考会には、米澤早那さん、菅田かをりさん、金田彩奈さん、五十嵐希さん、安田香織さん、高田知美さん、田中道子さん、長谷川優里弥さん、山崎愛香さん、神山まりあさん、嶋田佳乃さん、石田実可子さん、木田直美さん、野津響さんの15人が出場。神山さんが日本代表の座を獲得したほか、2位に静岡県出身の田中道子さん(24)、3位に沖縄県出身の野津響さんが選ばれた。

(引用ここまで)

このブログでは2年続けてミス・ユニバースの出場者を紹介していまして(20092010)、今年もするつもりです。で、神山さんですけど・・・。



ちょっと闘うにはきつくないかなあ、って気がしますが、読者の皆さまのご意見はいかがでしょうかね。

いうまでもなく、私の好みは私の好みでしかなく、日本人全体の平均的な好みとコンテストで勝てるかどうかというのは関係ありません。イネスさんは、勝てる女性を選んでいるわけで、今回の出場者のなかでは神山さんが一番勝てる人だったということなのでしょうが、ベスト15(これに残れないと、テレビにもほとんど写りません)に残れるかな…っていう気が。

私は、このブログの読者の方はみなさんご存知の通り白人の女性が大好きなので、別にミスコンで日本人を応援しているわけではありませんが、でも日本人がどれくらい上まで行くのかってことはそれなりに興味はあります。別に私の予想が当たってほしいと考えているわけではないので、彼女にはそれなりに頑張ってほしいと思います。
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災害時に命が助かるためには、他人にかまっていてはいけないらしい

2011-06-19 06:17:00 | 東日本大震災他災害関係
東日本大震災から3カ月すぎまして、それで私もそんなにその関係のテレビや新聞報道を見ているわけではないんですが、識者(学者、ジャーナリスト、その他さまざまな方々)が発言していることで皆さん共通して力説していることに

「災害時は、とにかく自分が助かることを優先させろ」

ということがあるかと思います。もちろんそんなことははじめからどんな素人でも分かっていることですが、今回の地震ではまさにそれが残酷なまでに浮き彫りにされたということでしょう。今回のような自然災害に話は限りません。火事その他でも同じでしょう。

私は何回か消防学校の話をこのブログで記事にしたことがあります。で、厳しいので有名だという大阪府立消防学校の教官が、なぜそこまで厳しくするのかという質問に対して大要次のように答えていました。

「ともかく、自分が助からなければいけない。自分が助からなければ他人も助けることができない」

それは当然でしょう。救助の際いちいち自分の命を賭けていたら、文字通り仕事になりません。

同じようなことは、海上保安庁の人も(いま手元に私が読んだ本がないですが)言っていました。自分が助からなければ危なすぎて他人も助けられません。

人を救うのが職業の人でもそうなのですから、ましてや素人はなおさらです。災害時には、ともかく自分が助かることを第一に考えなければなりません。こういうことを書くのはよくないのでしょうが、他人よりも自分を優先させるべきです。

しかし、そうなると、私が動けなくなったら他人が助けてくれなくてもうらみっこなし、っていうことになっちゃいますよね。それは仕方ないですね。素人さんに「私を助けるためにあなたの命を賭けてくれ」とは言えないよね。本当に死ぬのなら、他人が自分を助けてくれないのを怒ったり憎んだり恨んだり悲しんだりする時間もそんなに長くはないわけで。

もっともそれで万万が一助かっちゃって私を見捨てたのが友人だったら、はたしてそいつと今後友人関係を続けられるのかという疑問は生じます。ほかにも友人はいるからいいか。

そんな話はともかく、私も某国で自分の泊まっているホテルが火事になったりとか散々な目にあっているので、危険と無縁ではありません。非常時には、なんとか自分は助かるつもりでいます。
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ダニエラ・ビアンキの美しい写真(7)

2011-06-18 00:01:43 | ダニエラ・ビアンキ
ダニエラ・ビアンキの(現在のところ)最後の出演作品である「Scacco internazionale」から。彼女の役名は「Helen Harris」ですので、イタリア人でなく米国人(あるいは英国人?)を演じていたのかなと思われます。











4枚目の写真を見ると、どうやら(たぶんニューヨークあたりの)チャイナタウンを舞台にしたシーンがあったみたいですね。

いやー、ほんとにおったまげるほどきれいな女優さんでした。

以下落ち穂拾い。













ショーン・コネリーもまんざらでもない表情です。

残念ながらダニエラ・ビアンキの女優としての活動期間はデビュー時から見ても10年ほどの期間でしかありませんでしたが(「ロシアより愛をこめて」以降ならわずか5年)、しかしその美しさが忘れ去られてしまう日は永遠に訪れないでしょう。これからも私なりに彼女の美しさを探求していきたいと思います。

最後に、J・KOYAMAさんありがとうございます。貴殿の励ましの言葉がなければ、私もここまで彼女の写真を探求することはありませんでした(爆笑)。



(Daniela Bianchi 1942-    )
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コメント欄を本日から復活させますが・・・

2011-06-17 00:01:01 | Weblog
しばらくコメントをお断りしていましたが、コメント欄を閉鎖したのが5月16日で、1カ月経ちましたので本日からコメント欄を復活させます。炎上(というほどではないですが)対策でしばらくコメントを申し訳ありませんが閉鎖していました。が、コメント欄のおかげで私もさまざまな方と知り合えたし、また勉強させていただいています。よって復活することにしました。

ただし、承認制を継続します。また、あまりにひどいコメント、私だけでなく特定の個人や組織、民族などをあまりにひどく誹謗中傷するもの、あるいは私がコメントを断ったのにしつこくコメントするような人(いままでに何人かいました)、さらには一つ(あるいは同じテーマ)の記事にやたらコメントするようなものについては、削除します。ご自分でブログなりなんなりを作成してその場で意見表明してください。よほどのものでなければ(って、これも程度の問題だよ、一応断っておくけど)私はそんなことにまで関知しません。が、いずれにせよ、他人にあんまり迷惑をかけるのもいいかげんにしろ、っていう気はします。

いちおう書いておくと、「批判」と「中傷」は違いますよ。そのあたりは頭がよほど悪い人間でなければ分かるでしょう。それはきっちり認識してください。

というわけで、コメントをお待ちしています。もちろん最低限の常識を備えたものを…。
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ダニエラ・ビアンキの美しい写真(6)

2011-06-16 01:03:07 | ダニエラ・ビアンキ
前回の続きです。「ドクター・コネリー/キッドブラザー作戦」より。





















(つづく)

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今年、行ったことのない県をいくつか行こうと考える

2011-06-15 05:23:34 | 旅(国内)
私には行ったことのない(厳密には「通ったこともない」)県というのがいくつかあります。

具体的には、島根、愛媛、大分、宮崎、鹿児島の各県です。すべて西日本の県なのは私が関東在住で旅行その他も東日本中心なせいでしょう。

個人的には、大阪までは行くのも容易ですが、それより遠くはすこし物理的なものだけでなく精神的な距離も遠い気がします。単なる主観的な気持ちですが。

もっとも山口県は電車で通ったことがあるだけですし、佐賀県にいたっては高速道路で通過しただけですので、「行った」とも言えたもんじゃありません。

それはともかく、今年は、上にあげた県のうち、すくなくとも島根と鹿児島にはいきたいなと考えます。出雲大社石見銀山あたりを旅したらなかなか面白そうです。べつに私は世界遺産大好き人間ではありませんが、でも行ってみたい気はします。

鹿児島は鹿児島市をまわるだけですかね。ほんとは奄美群島でも行ってみれば面白いんでしょうけど。西郷隆盛の銅像でも見てきましょうか。これは九州旅行の一環という形で訪れるということです。鹿児島市は西南戦争と第二次世界大戦の空襲などで徹底的に打撃を受けたので、城下町としての面影はのこっていないんですよね。

行けば、それなりにきれいな写真をブログにのせることをお約束します。

最近仕事が忙しく、また出張とかの機会もないので遠くへ出かけるのが以前とくらべて難しくなっているところがあります。でもやはりたまには海外ばかりでなく遠いところへ出かけて精神をリフレッシュさせないとやっていけません。

しかし京都にも行きたいし、北海道も最近行っていない。東北も…。

死ぬまで行きたいところには(国内に限っても)こと欠きそうにありません。
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ダニエラ・ビアンキの美しい写真(5)

2011-06-14 05:59:05 | ダニエラ・ビアンキ
さあ、お待ちかね(?)、彼女の出演作品中でもかなりの珍品映画「ドクター・コネリー/キッドブラザー作戦」です。主演がショーン・コネリーの弟(!)ニール・コネリー、ダニエラ・ビアンキのほかにも「ドクター・ノオ」その他(「ロシアより愛をこめて」「サンダーボール作戦」でブロフェルドを演じていました)に出ていたアンソニー・ドーソン、「サンダーボール作戦」のアドルフォ・チェリ、さらにはM役のバーナード・リーとマネーペニー役のロイス・マックスウェルまでご登場(!!!)というすさまじい映画です。ビアンキやチェリはまだしも、007の常連俳優たちはよく出演しましたね。というより、よくプロデューサーが許したな。















残念ながらこの映画も日本ではソフト化されていません。これはぜひ見てみたいなあ。

次回もこの映画の写真です。

(つづく)

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署名を訴える横田早紀江さんの姿を見て想う

2011-06-13 05:58:16 | 北朝鮮・拉致問題
おとといの記事で、拉致問題のイベントがあるという話を書きました。で、あれは日本全国で行われた拉致関係の行動の一環だったんですね。



時事通信の記事より。

>「拉致の別離も忘れないで」=めぐみさん両親、街頭で訴え

北朝鮮による拉致被害者らの早期救出を求める署名活動が12日、各地で行われ、川崎市のJR川崎駅前では横田めぐみさん=失跡当時(13)=の両親らが「一日も早い救出を」と呼び掛けた。
 母早紀江さん(75)は東日本大震災に触れ、「考えもしなかった巨大地震が起き、普通の日常を送っていた人が一瞬でいなくなった。どんな思いで被災者が毎日を過ごしておられるかと胸を痛めているが、私たちも親族を北朝鮮に拉致されたという違う別離の中で苦しんでいる」と訴えた。
 また、父滋さん(78)は「交渉、交渉と言っていつまでも進展がない。この問題は、親がいなくなった子を探すという行動だったが、月日がたち今や親も亡くなっている。いつまでも引き延ばしていると、今度は拉致被害者自身も亡くなってしまう懸念もある」と早期救出を求めた。(2011/06/12-17:46)

(引用ここまで)

上にはった写真は、時事通信の記事にあったものです。

私は個人的にこのようなところに中学生とかを出すのはあんまり良くないんじゃないかな・・・と思いますが、その辺はさておき、正直、横田さんの奥さんも老けちゃったなあと思いました。失礼ですが、昨今の75歳の女性よりもだいぶ老けているように思います。

それは彼女の心労は大変なものでしょうが、それにしてもねえ、日本の社会は、彼女(たち)に不必要に圧力をかけ続けてはいませんかね。

前に、前警視総監氏が次のようなことを書いていることを紹介したことがあります。

>一連の拉致問題についていつも思うことだが、どうしてこれほどまでに複雑に扱われなければならないのか。人として、親としてもう一度わが子を、わが肉親を抱きしめたい。ただそれだけのことではないか。

他の拉致被害者家族の方々は、実質的に今後拉致被害者と再会できる可能性はまったく見通しが立ちませんが、でも横田さん夫妻は(最近消息を聞きませんが)お孫さんが北朝鮮にいることが分かっているんですからねえ。そういった特殊な事情は鑑みてあげないとまずいんじゃないんですかね。

以前このブログにいただいたコメントで、このようなご意見をいただきました。

>そして横田夫妻の訪朝はどう考えてもやってはダメなことでしょう。

コメンテイターの方が、どのような想いでこれをお書きになったかは私にはわかりませんが、残念ながら現状は、横田さんたちがご存命のあいだにめぐみさんに会うのは絶望的に厳しいと思います。そういうことは書くべきではないのかもしれませんが、私がそう判断する理由については、こちらこちらの記事を読んでください。

けっきょく日本政府の対応だって、上の記事で引用した安倍晋三のセリフやこちらの記事で論評した外務省斎木氏の話でわかるように、建前としてのフィクションでしかありません。外交が建前やフィクションの連発であるのは何をいまさらですが、横田さんたちはねえ、もう十分にその役割を果たしたんじゃないかな。もう解放してあげてもいいのではないでしょうか。

失礼ながら、横田さんたちがお孫さんに会えずに亡くなったら(そして現状ではまずそうなる可能性がきわめて高そうです)、それは日本政府や巣食う会、家族会が悪いんだよ。べつに北朝鮮でなくったって第三国で会うということも不可能じゃないでしょう。
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ダニエラ・ビアンキの美しい写真(4)

2011-06-12 06:03:26 | ダニエラ・ビアンキ
なぜか昨日(6月11日)、このブログは河合その子の記事にたくさんのアクセスをいただきました。事情はつまびらかでないのですが、最近彼女についてのアクセスがちょいちょいあります。あるいは、これのためかな。

>国生さゆり、城之内早苗、河合その子の初商品化映像集が発売決定!
CDジャーナル 6月2日(木)16時9分配信

80年代に大活躍したおニャン子クラブの中でも人気の高かったメンバー、国生さゆり、城之内早苗、河合その子、以上3名のTV出演時の貴重な歌唱映像(フジテレビ『クイズ・ドレミファドン』)を1枚のDVDに収録した『アイドル・ミラクルビジョン 国生さゆり・城之内早苗・河合その子』が7月20日に発売されます。

 本作に収録される映像は、その全てが初商品化! 代表曲含め全12曲の収録が予定されています。注目を。

(引用ここまで)

買ってみようかな(笑)。もし買ったら記事にします。

でも彼女のことを想っている人って今でも少なくないみたいですね。それなら私もうれしいし、あの記事を書いた甲斐もあったっていうものです。

それでは今日も、ダニエラ・ビアンキの写真をご紹介します。

必殺の歓び」より。



日本公開の作品なのですが、残念ながらあまりいい写真を見つけることができませんでした。これはオランダ(あるいはベルギー)のポスターかな。ちがっていたらごめんなさい。

国際泥棒組織」より。



これも上に同じ。

アルデンヌの戦い」より。この映画は、日本でもソフト(VHS)が発売されました。

















しかし・・・ビアンキさんきれいですね。ため息が出てしまいます。

(つづく)





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なぜこのタイミング?

2011-06-11 09:12:00 | 北朝鮮・拉致問題
だいぶ旧聞で恐縮ですが、ちょっと興味深い記事がありました。

><拉致>「救う会」が都内の建設業の男に告発状
毎日新聞 5月27日(金)19時13分配信

北朝鮮による拉致被害者支援団体「救う会」のメンバーらが27日、東京都三鷹市の警備員、久米裕さん(行方不明時52歳)が拉致された宇出津(うしつ)事件に関与したとして、国外移送目的略取容疑で、都内在住の建設業の男(71)を容疑者とする告発状を警視庁に提出した。

 告発状などによると、男は77年、北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)容疑者(82)=国外移送目的拐取容疑で国際手配=の指示で、久米さんを石川県能登町の宇出津海岸に誘い出し、工作員に引き渡した。男は間もなく外国人登録法違反容疑で同県警に現行犯逮捕され、拉致への関与を認めたが、国外移送目的略取での立件は見送られた。

 告発状を提出した川添友幸・救う会神奈川代表は「1人暮らしだった久米さんには処罰を求める家族もないが、一日も早く処罰すべきだ」と話した。【合田月美】

(引用ここまで)

私はこの記事を一読して「おや」と思いました。この事件自体は、けっきょく地検がこの人物を起訴しなかったのでとりあえずは決着しています。それがいいかどうかはともかく(もちろんいいとは思いませんが)、いまさらこの事件を立件することなんてありえるんかいなというのが私の感想です。時効になっているし、ましてや当時の地検が起訴しなかった以上いまさら警察が捜査して地検が・・・なんてことがあるとも思えない。

で、この「川添友幸」という方は、どんな人なのかなと思ってちょっと調べたら、予想通りかなりの極右の人みたいですね。あんまり世間に通用するような人ではなさそうです。国民新聞客員論説委員との肩書があります。「国民新聞」とはこのような新聞です。ちょっと目を通したところではかなり反中華人民共和国の姿勢が強いですね。


しかしそれにしても、道義の上ではともかく、いまさらこの事件の関係者を刑事で処罰するのはできない相談ですから、これはやはりある種の宣伝のためなのかなと考えられます。いいかげん拉致問題も国民の関心が風化したから、っていうところもあるのかな。それは家族会と巣食う会の不徳の致すところで仕方ないけどね。

それにしてもこのような人物が北朝鮮拉致問題にかかわるのはほんと不幸ですね。といいますか、このような人物が拉致被害者をサポートを目的とする趣旨の会の幹部だとすれば、北朝鮮とのまともな交渉を歓迎するわけがない。それは一部拉致被害者家族もご同様。

で、彼が代表をつとめる「救う会 神奈川」では本日6月11日に次のようなイベントをおこないます。また6月19日に次のようなイベントを開くようです。さらにだいぶ先ですが、9月18日にも。こちらより引用。

>拉致を忘れない統一行動のお知らせ

■日時:平成23年 6月11日(土)15時~17時   

■場所:横浜駅西口
■行動:特定失踪者家族訴え・署名・チラシ配布
■参加特定失踪者御家族
大澤茂樹(大澤孝司の兄)、寺島六郎・イツ子夫妻(寺島佐津子の両親)、安達靖(安達恵美子の兄)、 牧野さん(特定失踪者 永本憲子さんの従姉妹),

■主催:北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
連絡先 090(以下略)

●救う会神奈川・安全保障を考える市民学習会
(大震災・安全保障・拉致問題・報道の自由を考える)


講演者:
高野美幸さん(特定失踪者家族)
梅原克彦さん(前仙台市長)
荒木和博さん(特定失踪者問題調査会代表・陸上自衛隊予備自衛官)
川添友幸 (救う会神奈川代表・国民新聞客員論説委員)

日 時:平成23年6月19日 日曜日 午後1時30分開場・午後2時開演
場所:藤沢産業センター(JR藤沢駅北口より徒歩5分・藤沢郵便局隣り)
参加費:500円(学生 300円)
主 催:北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
共 催:神奈川ブルーリボンの会
共 催:国民新聞しおかぜ友の会
問合先:090(以下略)又はsukukaikanagawa@hotmail.com




第25回「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」    
 ~拉致を語らずして人権を語る無かれ~


講演者:横田滋さん(横田めぐみさんの父) 
     横田早紀江さん(横田めぐみさんの母)
     杉野正治さん(特定失踪者問題調査会常務理事)
   土井香苗さん(国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表、弁護士) 予定
     川添友幸 (救う会神奈川代表)
     
     県内特定失踪者家族も参加します


日 時:平成23年9月18日 日曜日 午後1時30分開場・午後2時開演
場所:藤沢産業センター情報ラウンジ(JR藤沢駅北口より徒歩5分・藤沢郵便局隣り)
参加費:500円(学生 300円)
主 催:拉致被害者と家族の人権を考える湘南の会実行委員会
共 催:北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会
共 催:神奈川ブルーリボンの会
問合先:090(以下略)又はsukukaikanagawa@hotmail.com

(引用ここまで)

電話番号は差しさわりがあるので削除しました。

どれかにちょっと私ももぐってみようかなと考えます。実行するかどうかは分かりませんが…。
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