いやあみなさん、今日も「ライプツィヒの夏」を読んでいただいてありがとうございます。サッカーだ選挙だと私も1日複数の記事を書いたりしましたが、どっちも終わったので今日明日と選挙とサッカーの記事を書いていつものこのブログ(1日1記事鉄則)に戻ります。
さて参議院選挙も終わりましたが、予想より民主党がだいぶ議席を取れなかったというところでしょうか。私は過半数は無理でも民主党が一応は第一党になるのではと考えていましたが、そうでなかったわけで。
しかし選挙区での党派別のトータルの票数を見てみると、どうもなあというところです(以下、朝日新聞の7月13日の紙面より)。
選挙区の総得票数が58,400,807票で、民主党候補への票が22,756,000票で総得票数の39.0%、自民党候補への票が19,496,083票で同33.4%、議席獲得数は民主党候補が28で自民党が39…。
こりゃないでしょ。いくらなんでも、トータルで300万票以上取っている党が議席獲得数で10以上少ないんじゃあ、これはちょっとね。
小選挙区だと、票の絶対数はそんなに違わないのに議席獲得数は大差がついたりしますが、今回の選挙の結果はちょっとね、選挙制度に根本的な不備があるというものです。小選挙区の悪い部分と1票の格差の悪い部分がもろにかぶってしまいました。inti-solさんもご指摘のようにです。
私は05年の衆議院選挙は自民党が、09年の選挙は民主党がそれぞれ不当に勝ちすぎたと思いますが、今回の選挙にいたっては、これはまずいなと思います。
民主党の人たちは比例代表を削ろうと考えているらしいけど、いったい何を考えているんですかね? 困ったもんです。
それから…。共産党と社民党はまじでやばいね。共産党もついに選挙区で誰も当選しなかったから。いくらなんでも、みんなの党の候補者に十万票以上の差を東京の選挙区でつけられて負けちゃまずいでしょ。
それにしてもこの2党をあわせて当選者たったの5人…。いやー、どうなっちゃうんでしょうね、日本は。
なお、今回の選挙で私は、選挙区では民主党候補、比例では社民党(政党で投票しました)に投票しました。前回の総選挙と同じです。もっとも前回は、比例のほうはめでたく死票になりました(笑)。
今回は全国でですから死票にはなりませんでしたが、共産党と社民党を合わせてみんなの党に比例票は遠く及びませんからねえ。どうにもなりませんね。
共産党はまだしも、社民党は次の国政選挙までまともな体をなしているかという不安さえ生じます。どうにもなる話でもありませんが。
以下、愚にもつかない話です。
私が今回の選挙で個人的に興味があったのは、「たちあがれ日本」の比例代表で(当選するとしたら)だれが当選するかということです。この党がだれも当選しなければそれはそれで大いに結構ですが、予想によると1人くらいは当選するという話でしたから、それならだれが議員になるか興味がありました。
で、当選したのは片山虎之助、07年の参議院選挙で姫井由美子に負けた人ですね。
まあ、わりあいまともな人が当選したというべきでしょうか。さて、じつは片山が記名でとった票が117,636票、次の中畑清がとった票が111,597票でした。つまりたったの6,000票強くらいしか差がなかったわけです。ってことは、ほんのちょっぴりの差で片山じゃなくて中畑が議席を得たりした可能性があったわけです。
いや、中畑に投じられた票数を考えれば、「たちあがれ日本」が1人ではあっても議席を得たのは、中畑の力が大きいってこと?
うーん、いろいろ考えさせられます。
なお、私がなにかと馬鹿にしている中山成彬は得票数60,358でした。ね、引退しようよ、恥かくだけだからさ。
って、私は彼のことを最高レベルに嫌っていますから、彼が生き恥をさらすのはとてもたのしいことではありますけどね。
ついでながら中畑の元同僚の堀内恒夫は101,840票をとりまして、実はこれは落選した候補者の中では一番上の投票数です。彼の上の候補者の赤石清美の票は108,258票です。僅差ですね。
堀内って正直、人格とかもかなり評判が悪いところがあるんですけど、彼みたいな人間が議員になってほんといいんですかね。とりあえず落選はしましたけど。
で、みなさんご存知でしょうけど、拙ブログがなにかとかまう片山さつき女史は、おおっ、自民党で1番の票をえて当選じゃないですか。小選挙区ではいざ知らず、参議院では彼女のブランドはそれなりに通用するみたいですね。
でもねえ、2016年はどうかな。かなりきついんじゃない?
最後に、今回の選挙は、わりとタレント候補には厳しかったかなと。いちいち名前はあげませんが、討ち死にした人が多かったですね。
さて参議院選挙も終わりましたが、予想より民主党がだいぶ議席を取れなかったというところでしょうか。私は過半数は無理でも民主党が一応は第一党になるのではと考えていましたが、そうでなかったわけで。
しかし選挙区での党派別のトータルの票数を見てみると、どうもなあというところです(以下、朝日新聞の7月13日の紙面より)。
選挙区の総得票数が58,400,807票で、民主党候補への票が22,756,000票で総得票数の39.0%、自民党候補への票が19,496,083票で同33.4%、議席獲得数は民主党候補が28で自民党が39…。
こりゃないでしょ。いくらなんでも、トータルで300万票以上取っている党が議席獲得数で10以上少ないんじゃあ、これはちょっとね。
小選挙区だと、票の絶対数はそんなに違わないのに議席獲得数は大差がついたりしますが、今回の選挙の結果はちょっとね、選挙制度に根本的な不備があるというものです。小選挙区の悪い部分と1票の格差の悪い部分がもろにかぶってしまいました。inti-solさんもご指摘のようにです。
私は05年の衆議院選挙は自民党が、09年の選挙は民主党がそれぞれ不当に勝ちすぎたと思いますが、今回の選挙にいたっては、これはまずいなと思います。
民主党の人たちは比例代表を削ろうと考えているらしいけど、いったい何を考えているんですかね? 困ったもんです。
それから…。共産党と社民党はまじでやばいね。共産党もついに選挙区で誰も当選しなかったから。いくらなんでも、みんなの党の候補者に十万票以上の差を東京の選挙区でつけられて負けちゃまずいでしょ。
それにしてもこの2党をあわせて当選者たったの5人…。いやー、どうなっちゃうんでしょうね、日本は。
なお、今回の選挙で私は、選挙区では民主党候補、比例では社民党(政党で投票しました)に投票しました。前回の総選挙と同じです。もっとも前回は、比例のほうはめでたく死票になりました(笑)。
今回は全国でですから死票にはなりませんでしたが、共産党と社民党を合わせてみんなの党に比例票は遠く及びませんからねえ。どうにもなりませんね。
共産党はまだしも、社民党は次の国政選挙までまともな体をなしているかという不安さえ生じます。どうにもなる話でもありませんが。
以下、愚にもつかない話です。
私が今回の選挙で個人的に興味があったのは、「たちあがれ日本」の比例代表で(当選するとしたら)だれが当選するかということです。この党がだれも当選しなければそれはそれで大いに結構ですが、予想によると1人くらいは当選するという話でしたから、それならだれが議員になるか興味がありました。
で、当選したのは片山虎之助、07年の参議院選挙で姫井由美子に負けた人ですね。
まあ、わりあいまともな人が当選したというべきでしょうか。さて、じつは片山が記名でとった票が117,636票、次の中畑清がとった票が111,597票でした。つまりたったの6,000票強くらいしか差がなかったわけです。ってことは、ほんのちょっぴりの差で片山じゃなくて中畑が議席を得たりした可能性があったわけです。
いや、中畑に投じられた票数を考えれば、「たちあがれ日本」が1人ではあっても議席を得たのは、中畑の力が大きいってこと?
うーん、いろいろ考えさせられます。
なお、私がなにかと馬鹿にしている中山成彬は得票数60,358でした。ね、引退しようよ、恥かくだけだからさ。
って、私は彼のことを最高レベルに嫌っていますから、彼が生き恥をさらすのはとてもたのしいことではありますけどね。
ついでながら中畑の元同僚の堀内恒夫は101,840票をとりまして、実はこれは落選した候補者の中では一番上の投票数です。彼の上の候補者の赤石清美の票は108,258票です。僅差ですね。
堀内って正直、人格とかもかなり評判が悪いところがあるんですけど、彼みたいな人間が議員になってほんといいんですかね。とりあえず落選はしましたけど。
で、みなさんご存知でしょうけど、拙ブログがなにかとかまう片山さつき女史は、おおっ、自民党で1番の票をえて当選じゃないですか。小選挙区ではいざ知らず、参議院では彼女のブランドはそれなりに通用するみたいですね。
でもねえ、2016年はどうかな。かなりきついんじゃない?
最後に、今回の選挙は、わりとタレント候補には厳しかったかなと。いちいち名前はあげませんが、討ち死にした人が多かったですね。
共産党も社民党も誰よりも国民の、庶民の、貧民の、生活をよくしようよくしようと必死に必死にがんばっているのにあんまりな仕打ちです。
これほど立派な共産党と社民党を歯牙にもかけぬ大半の日本人はどこかおかしいと思います。あえて差別的に言えば、社会的病質者です。
こんな日本に生まれて、幸せだったのでしょうか・・・・・・・・。
こんな国に生きていることがイヤになりつつあります。
>これほど立派な共産党と社民党
みんなの党なんかとくらべれば数段ましでしょうけど、なかなかね。どうにもならないという段階にいているかも。
消費税増税、法人税減税マンセーの民主党、自民党はもちろんのこと(ギリシャ、ギリシャと脅しながらやろうとしていることはギリシャと同じ!)、今回議席数が高かったネオリベマンセーのみんなの党なんて言うに及ばずです。他にも、公務員削減や議員削減といった頭の悪い政策のうけが良かったようですが、これらを削減して、一体だれが国家を経営するのか、誰が行政サービスを提供するのか、そして、誰が一番損をするのか、そこまで考えているのでしょうか?(「無駄の削減」とかいうマジックワードが炸裂したっぽいですが)
私的には謎です。この現象は。もっとも、この国の成熟度が甚だしく疑問レベルであること、自浄能力が低いことは明らかだと思いますが。
なお、「たちあがれニッポソ」の杉村太蔵氏が落選したようですが、彼どうするんでしょうね…? もっとも、杉村氏を擁立するような「たちあがれニッポソ」の底の浅さには呆れますが(笑)
はっきり申し上げて、この日本は道徳的にどうかを問題にせず簡単に割り切れる寄らば大樹の陰なゴマすり人間にとって生きやすいです。
一方おかしいと思ったことを簡単に割り切れず頭がよくいろいろ考えて苦悩する者にとっては生きづらいです。
実に成熟度の低いガキンチョ国で、少数の賢者が多数の愚者にかえってバカ扱いされる自浄能力のないドブのような国です。
映画「26世紀青年 ばかたち」のようなトラッシュの楽園になりつつあるといわざるを得ません。
共産党も社民党も誰よりも国民の、庶民の、貧民の、生活をよくしようよくしようと必死に必死にがんばっているのにあんまりな仕打ちです。
>これほど立派な共産党と社民党を歯牙にもかけぬ大半の日本人はどこかおかしいと思います。あえて差別的に言えば、社会的病質者です。
こんな日本に生まれて、幸せだったのでしょうか・・・・・・・・。
こんな国に生きていることがイヤになりつつあります。
同感です。この国の人たちは反日勢力とうい名の「見えない敵」におびえすぎでは?必要以上の特アと言う名の脅威や日教組という名の見えない敵とシャドウボクシングしてる場合じゃないと思うのですが・・・・
そもそも日本に攻め込んだりと戦争起こそうとする輩なんて本当にいるのか?
日本が危ないだの対馬が危ないだの日本が狙われてるだの日本がしたげられてるだの被害妄想もはなはだしいつーの。
消費税増税しかないと言うマスゴミの誘導に簡単に引っかかるこの国の国民はホント愚衆としか言いようがない。マスゴミにだまされるなと言いながらこの体たらくはどうしようもないですね。
同感。この国の連中は生活、福祉よりも国防なんて考えてるのでは?
よく連中は日本の回りは変な国ばかりだのと言いますが昔の日本だって似たようなものじゃねーかよ!連中には「元祖特アは日本だ」と言ってやりたいですな。結局昔の日本の悪いところをまねしているのだから。とはいえ僕は韓ドラ好きで中国史好きだが(でも中華人民共和国は大嫌いだが)。中国文化と中華人民共和国切り分けろっーの!
国民は貧乏でも、福祉切捨てで貧困は自己責任で国防第一ってそれどんな先軍政治(確かに国防は大事だが)?北朝鮮じゃないんだから。この国の保守右翼酷使連中はホント連中が嫌ってるやつらと同じ思考回路ですな。
>消費税増税、法人税減税マンセーの民主党、自民党はもちろんのこと(ギリシャ、ギリシャと脅しながらやろうとしていることはギリシャと同じ!)、今回議席数が高かったネオリベマンセーのみんなの党なんて言うに及ばずです。他にも、公務員削減や議員削減といった頭の悪い政策のうけが良かったようですが、これらを削減して、一体だれが国家を経営するのか、誰が行政サービスを提供するのか、そして、誰が一番損をするのか、そこまで考えているのでしょうか?(「無駄の削減」とかいうマジックワードが炸裂したっぽいですが)
そういう意味では池上彰は信用ならん存在ですな。小泉の5年間で国民は貧乏になったことがまだわからんのかと。いい加減学習能力をつけろよ。
>私的には謎です。この現象は。もっとも、この国の成熟度が甚だしく疑問レベルであること、自浄能力が低いことは明らかだと思いますが。
よく連中は日本は周辺諸国と違って自浄能力があるといいますがそんなことないですね。日本はそれ以下に低いと思いますね。
それにしてもあんな程度のことにだまされているのではどうしようもないよね。