ライプツィヒの夏

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

懲りない馬鹿

2016-07-27 23:44:46 | 社会時評

本日読んで笑っちゃった記事を。記事の日付は、7月26日です。

産経新聞編集委員に賠償命令 FBで民進議員の名誉毀損

2016年7月26日19時17分

 産経新聞の編集委員がフェイスブック(FB)に投稿した内容で名誉を傷つけられたとして、民進党の小西洋之参議院議員が1100万円の損害賠償などを求めていた訴訟で、東京地裁(金子直史裁判長)は26日、「投稿内容が真実とは認められない」として編集委員に投稿の削除と110万円の支払いを命じた。

 問題となったのは、昨年4月に阿比留瑠比・政治部編集委員が自身のFBに、「ある議員から聞いた話」として書いた投稿。「国会の指差しクイズ王」と呼ばれる人物が、官僚時代に1週間の無断欠勤をしていたなどとする内容だった。

 投稿では匿名だったが、判決は投稿の内容から「原告であると理解される」と判断。「国会議員である原告の社会的評価を低下させる内容だ」と指摘した。そのうえで、前日に会食した議員から「元秘書官から聞いた話」として聞いた「また聞き」の情報で、裏付けとなる資料もないことなどから、「真実と認めるに足りる証拠はない」と結論づけた。

 阿比留編集委員は「主張が認められず遺憾です。控訴する方向で検討しています」とのコメントを出した。

もうひとつ。

産経編集委員に110万円賠償命令=FBで民進議員の名誉毀損-東京地裁

 産経新聞社の阿比留瑠比政治部編集委員がフェイスブック(FB)に投稿した記事で名誉を傷つけられたとして、民進党の小西洋之参院議員が1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(金子直史裁判長)は26日、名誉毀損(きそん)を認め、記事削除と110万円の支払いを命じた。

 問題となったのは、阿比留氏が昨年4月1日に投稿した記事。「国会の指さしクイズ王と呼ばれた某氏」について、官僚時代に無断欠勤や遅刻があったと記した上で、「偉そうな態度は昔から」などと書いた。
 判決は、「職歴や言動から一般読者は小西議員のことだと理解する」と指摘。内容は「また聞き」で裏付けとなる資料も欠いているとして、「真実とは認められない」と結論付けた。
 阿比留氏の話 主張が認められず遺憾。控訴する方向で検討している。(2016/07/26-18:46)

・・・(笑)。

しっかし阿比留という人も懲りない人間ですよね。例の辻元清美に関する名誉棄損訴訟で産経側が一審完敗、控訴せずに確定したのが2013年の4月です。上の記事によると、今回裁判となったFBの記事が昨年4月の記事だそうですから、敗訴確定2年にして早くも名誉棄損になる記事の執筆・発表ですか。呆れるにもほどがあります。

だいたい辻元に対する名誉棄損の記事では、阿比留大先生は、

>カメラマンの宮嶋茂樹氏の著書によると、辻元氏は平成4年にピースボートの仲間を率いてカンボジアでの自衛隊活動を視察し、復興活動でへとへとになっている自衛官にこんな言葉をぶつけたという。

 「あんた!そこ(胸ポケット)にコンドーム持っているでしょう」

とまで書いていますが、宮嶋本の該当ページはおろか、書名すら書いていません。実際の記述は、このようなもののようです。

>・・・引き続き、駐車場で、ピース・ボートのメンバーの対話集会が開かれた。なんだか、その内容はオフレコとのことで、辻元さんはピリピリしていたが、結局この時のピース・ボートの方々の質問は産経新聞が書いてしまったので、私も記念に書いておこう。

 「従軍慰安婦を派遣するというウワサがあるが」
 どうして私のひそかな計画が露顕してしまったのであろう。
 「隊内でコンドームを配っているとか。(相手の隊員を指差して)あなたのポケットにもあるんでしょう」
 いつもコンドームを持ち歩く軍隊も珍しいと思う。(以下略。「ああ、堂々の自衛隊187頁)

辻元が、そのような発言をしたなんてどこにも書かれていません。まあこんなのは、阿比留先生は論外として、このようなデタラメな記事を発表した産経新聞の見識のひどさの方が問題かと思います。こんな記事、他紙では絶対(と断言します)発表されません。

それでこんな懲戒解雇ものの不祥事を起こした人物を産経はさらに出世させて、今回は、

>前日に会食した議員から「元秘書官から聞いた話」として聞いた「また聞き」の情報で、裏付けとなる資料もないことなどから、「真実と認めるに足りる証拠はない」と結論づけた。

ですか。今回はさすがに産経の記事ではないとはいえ、

>前日に会食した議員から「元秘書官から聞いた話」として聞いた「また聞き」の情報で、裏付けとなる資料もない

なんて、まともな人間なら、いくらFBとはいえ、実名ではとても書けないでしょう。つまりは阿比留という人は、まともじゃないひどいデマ野郎だということです。初めからわかっている話です。

今回は、ご当人控訴するのかもですし、あるいは判決が変わる可能性もありますので滅多なことは書かない方がいいかもですが、常識的に考えて、新聞記者であるにもかかわらず、たかだか数年で2回も名誉棄損の民事訴訟を起こされて敗訴するような人物は、ふつう新聞社は懲戒解雇するか、どんなに好意的でも依願退職という形にするんじゃないんですかね。そんな程度の常識も通用しないのだから、いったい産経新聞て、どういう無法地帯、治外法権なのでしょうか。これではまともな記者は、「やってられん」ということになるでしょう。

それにしても今回の110万円とか、辻元の裁判での80万円の賠償というのは、やはり変ですよね(笑)。産経新聞は薄給でしょうが、でもこの額なら阿比留大先生でもそんなに苦労なく払えるでしょう。もう少しペナルティを強くした方がいいんじゃないのかな。本来なら産経新聞が彼を解雇するなどしてそれなりの痛手を被ればいいのですが、産経は阿比留大先生を解雇しないでしょう。もっとも解雇されても、右翼ライターとして食ってはいけるでしょう。

そう考えると、彼が懲りないのは当然かもですね。まともな人間なら、さすがに「まずい」と思っておとなしくするかもですが、彼はまともじゃないし、会社も自分に徹底的に甘いとみなしているから、このような態度でしょう。全くこういう馬鹿でクズには困ったものです。

今回の記事も、bogus-simotukareさんの記事を参考にしました。感謝を申し上げます。

同じ日の追記:inti-solさんも、この件を取り上げた記事

記者の仮面をかぶった政治煽動屋がまた敗訴した

を発表されています。ぜひお読みになってください。

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江口兄弟の伝説的な試合を見ることができる

2016-07-26 06:17:18 | スポーツ

このブログで、何回か大家族(14人兄弟)で有名だった江口家の話を書いたことがあります。

いくらなんでも

そういう話じゃないだろ

記事の趣旨は、お子さん(みなさんすでにとうに成人されていますが)が気の毒だ、人権が確保されない、というものですが、今回は関係ない話です。その江口兄弟は、2人がボクサーになりました。それで伝説となった兄弟対決をします。これは割合有名な試合で、次のような記事まであるくらいです。

元プロボクサー江口勝昭さんが初めて語る「伝説の兄弟対決」

>93年6月、日本プロボクシング史上、「最も痛々しい試合」が行われた。日本ストロー級王座決定戦、江口九州男・勝昭兄弟による“兄弟・同門”対決である。同じボクシングジムに所属する血を分けた兄と弟がリングの上で殴り合ったのだ。

ということです。結果を書くと、この試合は、兄の九州男が6Rノックアウトで勝ちます。

>兄弟対決が決まった直後、ジムの裏で泣いてる兄貴を見たこともあります。それでも兄貴には試合じゃ容赦しないぞ、って言われました」

 かくして、93年6月5日、後楽園ホールで日本ストロー級王座決定戦のゴングが鳴った。

「試合開始早々、兄貴の強烈なボディーブローでボクがダウンした。マジで殴りやがったな、と思ったら、無性に腹が立ってきましてね。2ラウンド、今度はボクが左フックで兄貴をダウンさせた。それからは猛烈な殴り合いになって、観戦する側としたら手に汗握る、絶対に面白い試合のはずなのに、不思議なことに満員の客席はシ~ンと静まり返ってる。痛々しくて、みなさん、いたたまれなかったんでしょう」

「レフェリーも胸中は複雑だったらしく、5ラウンドが終了した時点で兄貴にこう言ったそうです。次にどっちかが倒れたら、試合をストップするぞ、って。で、6ラウンド、兄貴の左アッパーでボクがダウンしたところで、試合を止められました。次の瞬間、兄貴はひざまずいて泣き出した。あれはチャンピオンになった喜びより、兄弟対決を終えた安堵の涙だったと思います

で、けっきょく

> 江口兄弟の対戦後、日本ボクシングコミッションは「兄弟対決」を禁止している。

ということになりました。最悪事故でも起きたら目も当てられません。

この試合の存在自体は、私も記事にも書いていたくらいですから当然知っていましたが、まだ未見でした。そしてこの試合がCSですが放送されることを知りました。

ボクシング激闘列伝

ボクシングの歴史に残る激闘を日テレジータスでもう一度!

ボクシングの歴史の中には、「伝説」と讃えられる試合があり、ボクサーがいる。日テレジータスは、日本ボクシング史を飾る伝説の試合をピックアップして、お届けします。

ボクシング激闘列伝(33)
元日本ストロー級王者「江口九州男」特集
14人兄弟の六男として福岡で生まれた江口光夫。リングネームを九州男と名乗り89年にプロデビュー。その翌年、兄の後を追うようにプロの世界に舞い込んできたのが七男の勝昭だった。
同じジムで、王者という同じ目標に向かって切磋琢磨する兄弟。そんな兄弟に訪れた王者へのチャンスは、奇しくも「日本ボクシング史上初の兄弟による王座決定戦」だった。
1993年6月5日
日本ストロー級王座決定戦
江口九州男
vs
江口勝昭
1993年11月6日
日本ストロー級タイトルマッチ
江口九州男
vs
佐々木義明
2003年9月6日
日本スーパーフライ級タイトルマッチ
プロスパー松浦
vs
川端賢樹 8月2日(火) 3:15~4:45

試合自体はしょっちゅう再放送されているのかもですが(確認はしていません)、いずれにせよたまたま検索していたらこの再放送があることを知ったので、ぜひ見てみたいと思いました。深夜でCSとあまり条件がよくありませんが、見ることのできる方はぜひどうぞ。私も楽しみです。

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8月の半ばに台湾に行く

2016-07-25 06:59:38 | 旅(台湾)

正確な日にちは書きませんが、8月半ばのお盆過ぎくらいに台湾に行きます。昨年から今年の年末年始に、台北と高雄に行ったのですが、あいにくカメラをなくしてしまったので記事は1つしか書いていません。

2015年暮れ~2016年正月の、台湾での数枚の写真(追記:台湾での地震について)

前にも記事を書きました通り、今回は台南に行こうと思いますが、宿の予約はあえてしないつもりですから、どうなるかは未定です。

台北まで、LCCで安いチケットを買えた

いまにしてみれば、真夏の台湾に行かなくてもいいような気もしますが、でもチケットがもったいないのでやっぱり行きます。記事にするかどうかは未定ですが、した場合はお付き合いいただければ幸いです。

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(40)

2016-07-24 22:00:17 | 旅(欧州)

遠くに標識が見えます。

これもなかなかいい光景です。

いろいろ標識があります。矢印も。

馬が放牧されているのもいい光景です。

なぜかボールがあります。

こういう何もないところを写真を撮っていると、なんとなくエドワード・ホッパーの絵をおもいだしてしましました。数年前、彼の絵のカレンダーを部屋に飾っていたものです。

たまにこのような団体客を乗せた車がすれ違ったり、私の自転車を追い越します。個人的には、天気の不安はありますが、アラン諸島は自転車で観光するに限ると思います。

わりと新しく建てられた建物ですかね。

このような廃屋も趣があります。

 さらに走ります。

(つづく)

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(39)

2016-07-23 19:51:39 | 旅(欧州)

そういうわけで、下界にもどります。

こうやって大西洋を眺めるのもいいものです。ところで、北米(ニューヨーク)から大西洋を見たことはありますが、欧州から見たのは、これが初めかも。

てくてく下ります。

上にゲール語(アイルランド語)、下が英語というのは、他の標識とも共通します。

なぜイエスが・・・?

寄ってもいいかもですが、今日は見送ります。

馬も一休み、ですかね。

立派な邸宅です。

牛もいます。また時間まで、島を周遊することとします。

海、海岸線がきれいです。

B&Bもあります。こういうところで泊まってもよさそうです。ここではないかもしれませんが、前に紹介した本にも、この島のB&Bが紹介されていました。

アイルランドB&B紀行

午前中はやや天候が不安定な時間もありましたが、午後からはすっかり天気も安定しました。

さらに奥に自転車を進めます。

(つづく)

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「やってられん」となれなかったから、こうなったのかもしれない

2016-07-22 22:14:41 | 社会時評

気が付くと、「社会時評」というカテゴリーの記事が、この記事の前の記事

塚本幼稚園の園児数は、今年の5月時点で定員の半分を少し超えている(2016年版)

で、400となりました。最初は、「Weblog」などのカテゴリーにした後で「社会時評」にしている例もあるのですが、ほかにも「北朝鮮・拉致問題」でも硬派系の記事を書いています。やはりこのブログは、社会問題系の記事を書かないといま一つ締まらないので、これからも折に触れて記事を書いていきます。

それで本日(7月22日)、私が「おいおい」と思った記事を。

>長女殺害、札幌地裁が情状判決 心の病へ父の苦悩酌む
北海道新聞 7月22日(金)11時0分配信

長女殺害、札幌地裁が情状判決 心の病へ父の苦悩酌む
札幌地方裁判所
公的機関に相談 解決策示されず
 札幌市中央区で今年3月、重度の精神疾患がある長女(43)を絞殺したとして、殺人の罪に問われた父親(81)の裁判員裁判。15日に札幌地裁で開かれた判決公判で言い渡されたのは、法定刑の下限である懲役5年を下回る懲役4年(求刑懲役7年)だった。公判では、極度の潔癖症などの「強迫性障害」に長年苦しんできた長女と、対処に苦悩し、追い詰められていった両親の姿が浮き彫りになった。

 地裁判決や検察側、弁護側双方の冒頭陳述などによると、長女は父親と母親(82)との3人暮らし。30年前から心の病に苦しみ、6年ほど前に病状が悪化し、「ウイルス感染」を極端に恐れるようになった。部屋にこもって個別包装された菓子しか食べず、事件当時の体重は約25キロだった。

行動の制限や束縛
 両親の行動も長女の厳しい制限を受けた。食事は袋詰めの切り餅や缶詰などに限られ、母親は外出を禁じられた。父親は長女と母親が寝起きする部屋に入ることを許されず、両親は洗面台の棚にメモを隠して連絡を取り合った。

 症状の悪化が進むにつれ、長女と両親との間で口論やもみ合いになることが増えた。長女が「私はカッとなったら何をするか分からない。刑務所に入るようなことをさせないで」と言ったこともあるという。

 両親は長女に入院を勧めたが、「誰が寝たか分からないベッドに寝られない」と拒否された。長女の束縛に耐えかねた母親が何度か警察に駆け込んだが、家族間で話し合うよう促された。区役所や病院にも相談したが、「本人に治療の意思がなければ難しい」などと言われ、根本的な解決策は示されなかったという。

「もう殺すしか…」
 事件前日の朝、長女に外出を止められ、父親は心臓病を患う母親を病院に連れて行くことができなかった。「もう殺すしかない」。3月5日未明、父親は長女をマンション駐車場に止めた車に押し込んだ。「助けて、お母さん」と叫ぶ長女の声が響く。「ごめんな、許してくれ。こうするしかないんだ」。父親はそう言いながら約30分間、首を絞め続けた。

 動かなくなった長女に毛布を掛けた父親は、妻に「おまえは元気で暮らせ」と言い残し、警察に自首した。初公判で証人として出廷した母親は「今は食べ物も外出も自由になったが、この生活は娘と夫の犠牲の上に成り立っていると思うと、複雑です」と話した。

 「殺す以外に方法はなかったのか」。被告人質問でそう尋ねられた父親は「強制的に入院させても良くなるとは思えなかった。何度も自問自答したが、殺すしかないという結論に行き着いた」と述べた。傍聴した親戚の男性(76)は「責任感の強い人だから、自分で何とかしなければと思い詰めたのだろう。もっと周囲に相談してくれれば…」と悔やんだ。

 過酷な状況を裁判所は鑑みた。刑法は、酌量すべき事情がある場合などに法定刑より軽い刑を言い渡すことができると定める。判決で中桐圭一裁判長は「強い殺意に基づく犯行」と指摘した一方、「30年以上長女の面倒を見続け、殺害するしかないとまで思い詰めた経緯には理解できる面がある」と情状酌量の理由を述べた。公判終了後、弁護人は「今回の裁判が、同じように苦しむ人の公的支援を考えるきっかけになれば」と話した。

病気の線引き曖昧
 厚生労働省によると、強迫性障害の患者数は国内に推定約100万人。大通公園メンタルクリニック(札幌)の山田秀世理事長(精神科医)は「どこからが病気なのか線引きが曖昧で、家族が対処に苦慮する場合も多い。解決するためには専門的治療を受ける必要がある」と話す。

 北海道精神障害者家族連合会(札幌)の竹下信昭事務局長は「対応できる行政窓口や医療機関を紹介するので、まずは家族会に相談してほしい」と呼び掛ける。連合会の連絡先は(電)011・756・0822。(報道センター 大城道雄)

北海道新聞

なんともひどい事件ですね。正直

>殺す以外に方法はなかったのか

と私も思うし、実際方法なんかいくらでもあるのですが、この父親(と母親)は、けっきょく違う方法を取るにいたらなかったわけです。それで身内の方の次の言葉も印象的です。

>責任感の強い人だから、自分で何とかしなければと思い詰めたのだろう。もっと周囲に相談してくれれば…

これも本質的には、この間私が書いた記事と似たようなところがあるのかもですね。

これでは大山のぶ代の人権が保障されない

大山のぶ代のケースは、けっきょく

ほかはともかく、その点は良かったと思う

でご紹介したように、大山の夫である砂川啓介が、自分の病気などもあり大山介護しきれなくなり老人ホームに入居させることになりましたが、あれだって本当に最悪の事態にならないという保証はないわけです。

そういってはみもふたもないですが、だいたいこういったケースは、介護あるいは看護その他面倒をみる側が、「やってられん」となったり、病気や年齢の問題などで面倒を見きれなくなり、殺すとか自殺とか心中とかをする前に一応の結末を迎えることが多いと思いますが、殺したりとかする事件は、そこを理由はともかく突っ切っちゃった場合が多いのかもですね。いや、私もそんなに詳しいわけではないですけど。過日判決があった埼玉の事件も、たぶん同じような側面があったんじゃないんですかね。

>2016年6月23日(木)

<利根川心中>三女に懲役4年実刑 地裁「両親を思いやった犯行」


親子心中事件で、3人が車で入水したとみられる利根川河川敷。川に向かうわだちがくっきり残っていた
 深谷市を流れる利根川で昨年11月、同市稲荷町北の藤田慶秀さん=当時(74)=と妻ヨキさん=同(81)=が水死した親子心中事件で、殺人と自殺ほう助の罪に問われた、同居の三女波方敦子被告(47)の裁判員裁判の判決公判が23日、さいたま地裁で開かれた。松原里美裁判長は「主体的な犯行で生命を軽視した」としながら「両親を強く思いやった犯行」として、酌量減軽を適用し、殺人罪の法定刑の下限を下回る懲役4年(求刑・懲役8年)の実刑を言い渡した。

判決で松原裁判長は、身体が不自由な両親を入水させるなどした犯行態様を「死の結果を生じさせる危険性が高く、2人の生命が失われた結果は重大」とした。

これまでの公判で、検察側は「無理心中以外に取り得る手段があった」とし、2人の生命が失われた結果の大きさを強調。弁護側は、慶秀さんが波方被告に無理心中を持ち掛けたことが事件の発端だったと指摘し、「支え合って生活してきた3人のバランスが崩れた」などと執行猶予付きの判決を求めていた。

判決では、母親の介護や父親の体調が悪化した経緯に触れ、「長年助け合って生きてきた家族として、両親を被告人なりに強く思いやって犯行を決意した」と指摘。法律上、犯罪の情状を酌量し刑を軽くすることができる酌量減軽を適用し、殺人罪の法定刑(懲役5年以上)を下回る懲役4年と判断した理由を述べた。

一方、波方被告が事件前、深谷市に生活保護の申請をしていた点を重視。「社会的な援助を受けて生きることもできたのに、自ら心中の実行時期を早め、主体的かつ積極的に犯行を行い、生命を軽視しているといわざるを得ない」と述べた。

判決などによると、波方被告は慶秀さんから「死にたいんだけど、一緒に死んでくれるか。お母ちゃんだけ残してもかわいそうだから3人で一緒に死のう」と頼まれ、昨年11月21日午後6時ごろ、慶秀さんとヨキさんを軽乗用車に乗せて深谷市内の利根川に入水。車外に連れ出してヨキさんを殺害し、慶秀さんの自殺をほう助した。

これもいかなる点でも親なんかを殺す意味はないと思いますが、この女性も頭の中が飽和状態にあったのでしょう。なお生活保護に詳しいライターのみわよしこが、次のような指摘をしていました。妥当かどうかは私には判断が難しいのですが、興味のある方は参考までにお読みになってください。

生活保護申請直後に一家心中、行政の責任論だけで語れない深層

なお私も、人生ろくでもないことが多々ありましたが、しかしだいたいにおいて「やってられん」と対応したので、今日でも何とか生きています。私を見習えとも言いませんが、たぶん自殺したりするよりはなんぼかましだろうと思います。

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すみません、今日はちょっと休みます

2016-07-21 07:10:19 | Weblog

一応このブログは、毎日更新ということにしていますが、韓国から帰ってきて、それから昨日今日と飲み会があるので、更新ネタはいくらでもあるのですが、正直疲れましたので、ちょっと更新をお休みします。といっても毎日更新の形にしたいので、後日まとめて発表ということになるかもですが、ご了解ください。よって明日も、更新できればする、くらいです。ごめんなさい。

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旅先で読んだ原節子の評伝が面白かった

2016-07-20 00:00:00 | 書評ほか書籍関係

韓国へ、私はガイドブックを除いて次の3冊の本を持っていきました。

原節子の真実

中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて 

チョムスキーの「教育論」

写真の大きさは、Amazonからいただいた画像がその大きさだったということで、他意はありません。3冊とも未読の本です。我ながら脈絡のない選書ですが、しかし旅行の時というのは本を読むには最適なわけです。時間がとれますし、また活字を読む気になりやすいのです。いままで多くの外国文学を旅先で読んだものです。

で、チョムスキーの本は読むに至らなかったのですが、あとの2冊の本は読みました。で、2冊とも面白い本でした。特に原節子の本は、かなり面白く読めました。

で、ほかの2冊は自分の本なのですが、原節子の評伝は、図書館から借りてきた本ですし、また延滞して予約も入っていたのでもう返してしまったので手元にないのですが、「へえ」と思うことがずいぶん書いてありました。というわけで、この本は後日詳細にまたご紹介したいと思います。例えば1944年から45年にかけてのある時期、彼女は表立っての活動をしていません。この時の彼女について、推測交じりですが、なかなか面白いことが書いてあります。ネットで検索すれば分かっちゃいますが、ちょっと想像しにくい、しかしある意味当時の彼女からすれば自然かもしれない活動を彼女はしています。

あともう一つ、人間というのは、(当然といえば当然とはいえ)かなり偶然によって人生が決まって行くのだなと思いました。原節子が女優になったのも、そして映画史上最高レベルの女優になったのも、多分に偶然の要素が強いわけです。それなりに知られている話ですが、あらためてそんなことを痛感します。私(たち)の人生も、さすがに原ほど劇的ではないとしても、実にいろいろなことが偶然によって左右されています。いいとか悪いとかはともかく。

また改めて、原節子の映画を見てみようかなと思いました。図書館から本を借りて参照しながら記事を書きますので、いつ発表できるかわかりませんが、乞うご期待。

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韓国から帰ってきました

2016-07-19 00:00:00 | 旅(韓国)

無事に韓国から帰ることができました。

今回はソウルと地方都市という旅でした。最近は、そのパターンがほとんどです。

アイルランド・英国紀行が滞っているので記事にするかもふくめて今考慮中です。

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(38)

2016-07-18 00:00:00 | 旅(欧州)

ドン・エンガスです。逆光に観光客の姿を見ます。

うーん、いいですね。

ここではこのようにうつぶせになって海を眺めるのがお約束です。

何枚も写真を撮ってしまいます。

どう? なかなかいい写真でしょ。

私も近くにいる人に写真を撮ってもらいました。私の姿はお見せするに値しないので隠します。

やっぱり写真を撮ってもらいます。

ところで1人、アジア人の美女がいました。彼女が私に英語で話しかけてきたので、ちょっと話をしたら、彼女は韓国人で、しかも日本語の得意な女性でした。大学生とのこと。一人旅で自撮り棒を持っている女性でした。

彼女は、日本の文化が好きで、日本にも来たことがあるとか。今回は、フランス、英国と回って、アイルランドに来たと話しました。彼女のような美女と話ができて運がいいというものです。

それにしても、私が韓国に行っても、彼女のような女性と話をする機会はそうはないわけで、そう考えるとやはり旅先というのは、普段はなかなか出会えない人との出会いがあるわけで、これもなかなかいいものです。これだから旅はやめられません。

それでその女の子の写真を見せろ、って言う人もいるかもですが、すみません、それはこの記事では遠慮いたします。

女の子と別れて、さらに高い砦を目指します。

やはり高いところはいいなとつまらんことを考えます。

海もさらに迫力があるというものです。

1枚記念写真を撮ってもらったら、頼んだ男性が、君も寝そべろ、写真を撮ろうといってくれたのでそうします。私は寝そべっています。

うーん、こういう岩場もいいですね。

それでは戻ることにします。

(つづく)

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