ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

なかなかこれも凄い記事だ

2011-12-05 00:00:16 | 社会時評
何をいまさらですが、島田洋一のブログの記事がすごい。これもなかなか凡人には真似しがたいものがあります。

>が、常識人の公序良俗感覚を著しく逆なでするという意味では、天安門広場に掲げられた毛沢東の肖像を上回るものはない。

(天安門広場の毛沢東の肖像の写真)

数千万の人々を虐殺ないし誤った農業政策強行で餓死させながら、自らは飽食で肥え太った毛沢東の姿形は、金正日同様、眼に対する暴力というべきほどに醜い。

(引用ここまで)


そこまで書くか、馬鹿(爆笑)。

別に毛沢東の批判をしてもぜんぜん構わないけど、なーんでこんな誹謗中傷になるんでしょうね。島田は「国際政治学者」で「大学教授」なんだから、もっと冷静にまともな批判をすればいいじゃないねえ。これじゃあ常識人からは相手にされないと思うけど。

そのあとの文章・・・

>「悪の帝国」ソ連は、誕生70年余りで崩壊に追い込めた。中共独裁体制は今年で62年になる。あと10年以内に自由民主化、を有志の間で国際的課題としたい。

(引用ここまで)


これはもう学者の文章じゃないね。常軌を逸した反共政治活動家のアジビラ文です。すくなくとも「学者」というのは、ここまであからさまなことを書くのは控えるものかと思いますけど。

さすがにこういった文章が世間からそんなにまともに取り合ってもらえるとも思いませんが、それにしてもね、やはり島田は(いろいろな点で)完全に一線を越えているなと思います。

ていうか、このようなことを公言する人物が、北朝鮮に拉致された日本人を救うことを目的とする組織の最高幹部って、それは無茶だよね。中国共産党が中国を支配している現状では、島田のこの態度では中国にこの問題の協力を求めるのはできない相談になる。で、中国からいろいろと協力してもらわなければ拉致問題にかぎらず北朝鮮問題には対応できない。

いったい島田は何をどうしたいんですかね? 島田のご期待どおりに北朝鮮と中国現政権が崩壊するなんてことはあまり私は実現性がないと思いますが、そういったことを希望しているんだったら「巣食う会」なんか所属しなけりゃいいのにね。つまりは拉致被害者なんかどうでもよく、北朝鮮(ついでに中国も)の現政権に対抗する政治活動の一環としての行動だってことになるでしょう。役に立たん男です。

だから私は、家族会の人たちも何を考えているんですか、っていつも思うわけです。島田の考えるような(支離滅裂な)路線で、ほんとに拉致問題がどうこうなるとお考えなんですかね。そうはとても思えんけど。もう島田や荒木、西岡その他の連中によるほとんど常軌を逸した行動や言動にこれといった異を唱えることもできないのでしょうか。たぶんできないのでしょう。これではますます部外者たちからは愛想を尽かされるんじゃないんですか。

ほんと、拉致被害者家族の方々は、いったい何をどうしたいのかさっぱり読めません。北朝鮮打倒に全員が全員燃えているわけではないと思うんですけどねえ。

なお、今回の記事もbogus-simotukareさんの記事から情報をいただきました。お礼を申し上げます。
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ミャンマーの旅 2011年 夏 (69)

2011-12-05 00:00:00 | 旅(ミャンマー)


フェリーを降りて、発着場の近くを散策します。





なぜこの髪型?



ここにも子どもがいますね。



植民地時代の重厚な建物を見学します。







これは税関の建物ですね。















彼らは強制労働か何かなのか見当もつきません。監視人はいなかったので囚人ではないでしょうが。



(つづく)
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