拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

リーザ・デラ・カーザ。

2010-12-27 10:23:16 | インポート
これでもステーキには好みがありまして、サーロインじゃなきゃ食べません。いくら安くてもロースは食べません。じゃ、サーロインならいくら高くても食べるかと言えば、高けりゃ食べません。で、昨日食べたやつ、2枚で544円(1枚、272円)だから、値段的には及第点です。こないだ、BSで、モーツァルトのドン・ジョヴァンニを放送してました。フルトヴェングラー指揮の古い映像ですが、ハイヴィジョンで綺麗でした。フィルムで撮ったやつは古くてもハイヴィジョンで映えます。レポレロはオットー・エーデルマン!おおえばりで「1003人!」と強調してました。ドンナ・エルヴィーラは、リーザ・デラ・カーザ。美人歌手として有名で、絶世の美女という設定のリヒャルト・シュトラウスのアラベラ役を得意にしてました。この時代、同じようなレパートリーで競ってたソプラノにシュヴァルツコップフがいて、カラヤン指揮のバラの騎士の映画で元帥夫人を歌っているのですが、なんと、当初、元帥夫人役はデラ・カーザが予定されていて、本人もめちゃその気だったんだとか。それをシュヴァルツコップフに「とんびに油揚げをさらわれて」、悔し涙にくれたんだとか。もし、デラ・カーザが元帥夫人だったらと考えると・・まあ、好みの問題ではありますが。