今まで3つのテントを使ってきましたが、一人用、二人用、三人用とだんだん大きくなっていきました。
それに合わせて荷物も増えていくという結果となりました。
写真は、自転車旅で、翌日、北海道襟裳岬に向かう途中にある海岸でキャンプした時のものです。
古い写真ですが、この頃はまだストイックという言葉が若さの象徴のように、朝から晩まで、あるいは夜遅くまで走っていました。
今、その走りをしてみろと言われても、もうすることは出来ないでしょう。
テントを張ることさえも面倒で、雨露を防げる場所が僕の寝床となり、汗臭い服と共に眠れぬ夜を過ごすことも多くありました。
それでもテントは安心感を与えてくれますが、快適な場所を選んでテントを張るなんてことは多くはなく、何事もなく夜が明けることを心待ちにしていました。
本当に大切なのは、どんなテントで過ごしたのかではなく、どんな気持ちで夜を過ごしたのかが問題なのかもしれません。
あの頃は、楽しい夜なんてありはしなかった。
あったのは、未来への渇望だけだった。
一人と複数では、雲泥の差がありますね。
他人が居るのが、これほど心強いと感じられるのは、キャンプのいい所かも、です。
まささんがテントで夜を明かすことについて「何事もなく夜が明けることを心待ちにしていました。」と書いていますが、私も全く同感ですし、今でもその気持ちは変わりません。いつもびくびくしながら過ごしていたように思います。
人の気配でびくびくして、悪天候にびくびくしてっていうのが、テントの中の私です。
私のテントも三代目です。広さはどれも1.5人用ですが、買い換えるたびに高価なものになりました。初代のタイプは今では見かけないような品質の悪いものでしたが、快適に過ごせなかった分、私を育ててくれた部分も多いと思っています。
ちなみに、私は自炊派ではなかったので、ストーブはほとんど使ったことがありませんが、道具集めの一環としていくつか買いました。日帰りのソロならトランギア、家族と一緒ならばプリムスというのが私の定番です。今年も、冬に1泊のソロキャンプを計画していますので、計画倒れにならないようにしたいと思います。
まささんも、素敵なアウトドアライフをお過ごしください。
テントの中は意外と外の音が響きますから、敏感に反応してしまいますよね。
カモシカや鹿のガサガサという音でしたら、慣れたら心地よく聴こえますが、人の足音は慣れることなくビクッとしてしまいます。
ただ悪天候やその他で辛い経験をした方が、後々になって良い記憶として残ることもありますので、一概には悪い経験として片付けられない部分がありますが、リアルタイムでは時よ早く過ぎてくれと願ってしまいます。
基本的に私は意気地なしなので、その部分も込みで楽しみたいと思っていますが、アウトドアライフはちょっと御無沙汰なので、計画を立ててみたいですね。
冬のソロキャンプ、良いですね。
私も是非やってみたいキャンプのひとつですが、素敵な思い出深いキャンプになることを願っています。