(帷子川添いの柳)
我が街、横浜市旭区には帷子川が西から東へ流れています。
帷子川の両側には低い丘陵が連なり、3月になると丘陵のあちらこちらに白いかたまりを見ることが出来ます。辛夷(コブシ)や白木蓮の大木が花を咲かせているのです。
先ずは辛夷、高く聳え立つ大木が青空に向けて清楚な花を散りばめます。
それから白木蓮、花が大きいので真白な塊のように咲いて、遠くからでも目立ちます。
今年は一気に暖かくなったので辛夷と白木蓮がほぼ同時に咲いています。
(辛夷と白木蓮が咲く秘密の花園・・・今はもうありません )
遠目の鑑賞も良し・・ですが、記憶をたどりながらいくつかの辛夷と白木蓮を急ぎ訪ねました。
急がないと白い花の美しさははかなく、あっという間に茶色になってしまうからです。
それに、花が咲いていないと、あの木が辛夷だとはなかなか気が付きませんし・・・。
(辛夷の花が満開です)
散歩道の公園のバスケットコート横に見事な辛夷があります。
咲いていました! 丁度満開で、青空に向かってのびのびと花枝を伸ばしていました。
(暖かくなってバスケットコートが賑わっています)
(バスケットコート横の辛夷の大木)
桜のつぼみが一気に膨らんで、もう少しで咲きそうです。
「この先に見せたい紅しだれ桜がある」と言うので行ってみると、もう全身が紅く染まっていて、5輪以上の花が咲いていました。
「開花宣言だね」(1つの木に五輪咲いていたら開花宣言)とツレ。
散歩道の花があちらこちらで咲き出して、訪ねるのが楽しみな季節になりました。
(開花宣言・・・紅しだれ桜 3月21日撮影)
21日にベランダの修理が終わりました。
ベランダを設計施工した木下庭園管理さんにお願いしたのでスムースに済みました。
それでも20年近く経っていたので、同じ材や金具は手に入らず、木下さんは調達が大変だったかも・・・。
ほぼ同じ時期にベランダ近くにあった物置を新しくしました。
ふたりの職人さんが次々いらして、久しぶりに職人さんへお茶出しをしました。
実はこのお茶出しが茶の湯のもてなしに通じるところがあって、暁庵は大好きなのです。
10時にイチゴ(練乳添え)とお煎餅と熱い緑茶をお出しし、庭木やベランダが茶事や茶会に役立っていることをお話しました。
3時には練切「桜の苑」と薄茶一服をお出しするつもりでしたが、2時に仕事が完了して帰ってしまい残念です・・・。
(修理が終わったばかりのベランダ)
さぁ~!! ベランダ修理が終わったので、いよいよ「さくらの茶事」モードへ突入です。
抹茶や主菓子を注文しなくっちゃ。
それから、頭の中にある茶道具を茶席に並べてみて、取り合わせなどを確認してみましょう・・・。