マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

小中学校のイエス・キリストの誕生・・・『聖劇』 そして 『主の御使いがサムソンの誕生を知らせた・』

2019-12-19 11:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

12月19日。主の御降誕六日前。


  小中学校校門前・・・  『馬小屋』
 
 19日の今日。皆が待つ・・・
       イエス様はまだお生まれでない。
       大きな星が東の方に現われた。


『今日の入祭唱』

『来るべき方はすぐに来られ、
  わたしたちのまわりから恐れは取り除かれる。
    その方はわたしたちの救い主。』
      ヘブライ人への手紙 10章37節

 今日は・・・ 孫たちの学校の『クリスマスの集い』 です。

先ずは。

      小中学生による『福音劇』

                     

   『とてもとても静かな夜 聖なる夜
 わたしたちの救い主 イエス様がお生まれになりました。
  小さな町の 小さな貧しい馬小屋で
   そっとお生まれになりました。』

 『神様からすべての人に送られた最高のおくりもの。
神様が 私たち一人ひとりを愛してくださっている証しとなる幼子イエスさま。
    世界で最初のクリスマス。
そこへ お祝いにかけつけたのは たくさんの人々ではなく
 貧しい羊飼いたちと 星を追いかけていた博士たちだけでした。』


ここで。

校長先生・司祭様のお説教。一部です。

「皆さん、聖書の終わりに『ヨハネの黙示録』が書かれています。
  その中に、こんな『言葉』があります。

  『見よ。わたしは戸の外に立ってたたいている。
  
             『あなたの心の扉をたたくイエス様』
 
   だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、
   わたしはその中にはいって彼と食事を共にし、
   彼もわたしと食事をともにするであろう。』
       ヨハネの黙示録 3章20節

   
 皆さん、
    福音の『戸』は何を意味しているのでしょう?
    それは、皆さんの 『心の扉』 なのです。

イエス様は、皆さんの『心の扉』を、毎日、たたいているのです。
   皆さんは、イエス様に『心の扉』を開くのです。

  
   その『戸」は、 特別仕立ての『戸』なのです。


その『戸』は・・・
戸をたたくイエス様の側には、戸を開ける『取っ手』がついていないのです。
戸を開く家の人の側にだけ『取っ手』がついていて、家の人の気持ちだけで戸が開くのです。

皆さんは・・・
どんな時に、何のために、イエス様に『心の扉』を開きますか?
どんな時に、イエス様を招き入れて、共に『お食事』をしようと思いますか?
 
 (心身ともに貧しい人たちに心の扉を開くために、私はイエス様を心に迎え入れるのです。
ドイツ人の食卓はいつもイエス様の代わりの貧しい人のために一つの席を準備しているそうですね。 私もそうありたいと願っています。 )


 今は待降節です。
   イエス様をお迎えするための、心の準備の時です。
皆さんは、心の扉をイエス様のために開くために、
     どんな準備をしますか? どんな準備をしていますか?
皆さんは、イエスと共に食事をするために、どなたを招きますか?


   校長先生の、小中学生に向かっての『お説教』は、
 私たち・父兄おばあちゃんの心にも、深く問いかけるものでした。
        すばらしいお説教に感謝!感謝!


次に。

 皆で 『賛美歌:わたしをお使いください』 を歌いました。

   『主よ 今日一日、お望みでしたら・・・
貧しい人病んでいる人々を助けるために、この手をお使いください。
友を求める小さな人々を訪れるために、この足をお使いください。
優しい言葉に飢えている人々と語り合うために、この声をお使いください。
人というだけでどんな人々も愛するために、この心をお遣いください。』
           『マザーテレサの祈り』

  
  イエス様は、『インマヌエル』、『共にいてくださる方』 です。
 私たちは、イエス様の手や足や言葉や心をとなって、
        『お人と共にいる』ことで、
  キリスト者としての『証し』の人生を全うしたいものですね。
      
クリスマスは、貧しい人や苦しむ人と共に交わって、喜ぶ季節ですね。


そして。

『今日の第一朗読 士師記

   『そのころ、その名をマノアという一人の男がいた。
    彼はダンの氏族に属し、ツォルアの出身であった。
    彼の妻は不妊の女で、子を産んだことがなかった。

主の御使いが彼女に現れて言った。

  「あなたは不妊の女で、子を産んだことがない。
   だが、身ごもって男の子を産むであろう。
    
あなたは身ごもって男の子を産む。

     その子は胎内にいるときから、
   ナジル人として神にささげられているので、
わたしにぶどう酒や強い飲み物を飲まず、汚れた物も一切食べないように。

   その子の頭にかみそりを当ててはならない。
 彼は、ペリシテ人の手からイスラエルを解き放つ救いの先駆者となろう。」

  この女は男の子を産み、その名をサムソンと名付けた。
    子は成長し、主はその子を祝福された。』
 
        士師記 13章2-7&24-25節


  その当時。
  イスラエルの民がペリシテ人に支配され、苦しめられていました。
  その頃。
    ダン族の男マノアの妻に主の使いがあらわれる。
   彼女は不妊であったが、子供が生まれることが告げられ、
     その子が誕生する以前からすでに
   『神に捧げられたもの:ナジル人』であるため
     次のことを守るよう告げられた。

  ぶどう酒や強い飲み物を飲まないこと。
  汚れたものを食べないこと。
  ③生まれる子の頭にかみそりをあてないこと。
 
    こうして生まれた男の子がサムソンでした。
     
      驢馬のあごの骨をふるって
    ペリシテ人1000人を打ち殺したサムソン』

  
     
イエス様が、
   全世界の民をお救いになるためにこの世においで下さるように・・・

サムソンも、   
     苦しむイスラエルの民を、

 ペリシテ人の圧政から救うためにこの世にお生まれ下さったのです。
     すべては、『神の計らい』によることです。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
   『民の旗印として立ったエッサイの切り株、
  
あなたによって諸国の王は鳴りをひそめ、民はあなたに願い求める。
 時を早め、わたしたちを救いに来てください。』アレルヤ、アレルヤ。
        ルカ福音書 1章5-25節


ここで。

『教皇フランシスコのメッセージ』

   『貧しい人の希望は決して失われない』
        詩編 9章19節

  詩編のこの一節は、極めて時宜にかなっています。
  信仰はもっとも貧しい人の心にとりわけ刻まれ、
      不正義や生活上の苦しみ、
不安定さによって失われた希望を取り戻してくれるという
根本的な真理
    を、この一節は示しているのです。』

      2019年11月17日 教皇メッセージ

『今日の祈願』

『全能の神よ、
  主の降誕を待ち望むわたしたちが、近づく救いの日を、
    清い心で迎えることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
師走の頃、走り回っていますか?
私は一週間前の東京に再訪問で走り回っています。 お元気で!


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