私の学びの教室は・・・『3階』
新学期。
クラスの生徒は、私を含めて8人。
女子大。生徒全員が、当然の、女性だけ。 先生は男性です。
クラスメートの皆さん、驚くほどに、お若い。 『新世代』です。
先生が授業中に・・・「ベルリンの壁が破壊されたのと同様に…。」と話された。
生徒さんたち・・・「ああ。ベルリンの壁ですね。西洋史の時間に習いました』 ですって。
『ベルリンの壁』
1961年8月13日に、東ドイツ政府によって建設された、東ベルリンと西ベルリンを隔てる壁。
1989年11月10日に破壊され、1990年10月3日に東西ドイツが統一されるまで、この壁がドイツ分断や冷戦の象徴となった。
ベルリンの壁の崩壊は1989年。 24年前。
先生も私も、リアルタイムで、テレビで新聞で、崩壊様子を見ました。
クラスメート達は、ベルリンの壁崩壊後に、生まれたのです。 1990年世代人達です。ベルリンの壁崩壊様子は想像の世界のこと。『新世代人達』です。
『新世代』・1990年代生まれの人たちの時代 が来ているのです!
先生と私は、新世代台頭の現実に驚き。次に、同感納得しあって…うなづき合いました。さもあらんと。
今日の大学院授業。
『コヘレトは言う。
なんという空しさ
なんという空しさ、すべては空しい。』 コヘレトの言葉:1章2節
コヘレトは誰なのか?
『空』とは? どんな状態を言うのか? 1章2節のみの考察です。
いろいろ学びましたが・・・
『空』の考察の一部を ご案内します。
『空の空』は、原語で 『ヘーベル』
『ヘーベル』には、『息』の意味があります。それは『吐く息』を意味します。
『へーベル』は、『はく息』を意味します。 『すう息』ではありません。
その意味は、出がらしのようなパサパサした生気のない息。 消え去るもの。 むなしいもの。 無価値。
『ノーベル』を動詞で使うと、(諦めにも似て)むなしいものを望む。やっても無駄かな~の意味もあるそうです。
『へーベル』の基礎概念は、『神(の意思)に反するもの』。
コヘレトの『空の空』=『へーベル』の意味は
これしかない。この中に生きるしかない。という、なげやりの気持ちを示す。 ということです
・・・『空の空』は、神(の意思)に反する状態の時に生まれる感情。
神から離れた状態。 希望も信仰も信頼も愛もなく、前向き精神に欠けた状態。 を言うようでした。
では参考までに・・・
『吸う息』は、原語で、『ニシュマー』
『ニシュマー』は、『息』の『吸う息』を意味します。 そして『生命の息』の意味もあります。
『神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。』(
創世記 2章7節)
神が人に吹き入れた『命の息』は、原語で、『ニシュマー』。 『吸う息』を意味します。
・・・『命の息』と『空の空』。 『吸う息』と『吐く息』。 正反対の意味があるようです。
『命の息』は、神を体内に充満させること。 『神の生命の息』を吸い込み、体内のどよみを流し去り、希望と信仰と愛に満たされる状態。 でしょう。
授業の始まる前に… 私が予習を見直す部屋は 『自習室』
今の時代の『自習』は、パソコンが相手です。
『新世代』は、何もかもが、私の頃とは大違いです
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 5月というのに寒い日が続きます。体調管理を充分にお元気で!
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記録
今日・5月2日のラン距離:14km
昨日(12km)より、とっちんとっちんと、少し大目の14km。
・・・これで、『Myランニング』、完全復帰です。
1時間40分のLSD走法は、私の瞑想の質を 高めてくれます。
・・・これで、『My瞑想時間』、完全復帰です。
5月走行距離合計:26km
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