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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

平然と淡々と一日・・・『大雪』の一日 そして 『聖アンブロジオ司教教会博士 記念日』…『小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。』

2021-12-07 05:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
12月7日。火曜日。曇り時々雨。


今日は、
二十四節気の一つ『大雪(たいせつ)』です。

『大雪』は、
雪が激しく降り始めるころという意味があり、
陽はさらに短くなって、寒さが増し、
冬が深まっていきます。
日本海側の山沿いや平野部でも
雪が降リ出します。


 我が家の垣根も冬花で・・・   『山茶花』
 

      花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」 

      今年も寒さにも打ち克ち、ひたむきに咲きながら、
          観る者を癒やしてくれます。


  花々には、
  回りの状況に縛られない存在であるがゆえの『知恵』がありますよね。
      その『知恵』は、人間の知恵が入る余地もない、
      生命そのものから生まれるものなのでしょう。

      平然と、淡々と、自然のままに毎年咲く花々。
      なぜに、これほどまでに、花は神様に素直になれるのでしょう。
      その姿に、畏れと共に、あごがれを持つ私です。


  私も、
  今朝も、『大雪』の寒さにも負けないで、ウォーキングに出発でした。
  花々に負けないようにと、『定位置と10分』の気持ちを忘れずに、
     朝の『仕事』を、平然と、淡々と、こなしました。

     今日も、「日常」をこなせる健康がありがたく・・・
                 感謝!感謝!



そして。

今日は12月7日。待降節第二火曜日。

    『聖アンブロジオ司教教会博士 記念日』
   
      モザイク画  ミラノの聖アンブロジウス教会
       4世紀のミラノの司教(主教)

 340年頃。 ローマ帝国の高級官僚の息子として、父の任地先のドイツのトリーアで、
       ローマの家庭で、異教徒としてまれる。
       ローマで勉学に励み、法学を学んで官僚の道を歩んだ。

 370年。30歳。 帝国の中心都市であったミラノで、首席執政官に選出される。
 374年。34歳。 ミラノ在住の折、突然同市のミラノ司教に選出される。

    当時、ミラノ司教・アウクセンティウス死去に伴う、後継人事問題は、
    アリウス派と反アリウス派の民衆が、入り乱れて、もめにもめました。
    人望のあったアンブロジウスが調停に乗り出すと、
    民衆は、アンブロジウスこそミラノ司教にふさわしいと、司教着任を要求したのです。

    当初、アンブロジオは、司教就任を回避しようと、いろいろの策を練るが、
    あまりに熱心な要求に、
    アンブロジウスはまだキリスト教徒ですらなかったにもかかわらず、
    これを受諾しました。
    司祭のもとでキリスト教のカテキズムを学ぶと、洗礼を受け、すぐに司教に叙階されたのです。

    司教着任後は、司教の職務を誠実に果たし、
    すべての人に大きないつくしみを示し、
    信者たちを見事に指導し、教えました。
    その中には、息子アウグスチヌスのことで相談にくるモニカの姿もあった。
    また、教会の権利を皇帝に対して力強く擁護し、
    アレイオス派に対して著作と行動で正統信仰を守った。

  397年・57歳。 20年間の司教座を離任しました。
           聖土曜日の4月4日に死去。
            『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『恵み豊かな神よ、あなたは聖アンブロジオを選び、
  勇気ある司教、カトリック信仰の偉大な教師とされました。
    現代の教会に、勇気と知恵に満ちた指導者を送り、
      あなたの民を導いてください。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
   

     「あなたがたはどう思うか。
  ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、
      九十九匹を山に残しておいて、
     迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。

       はっきり言っておくが、
       もし、それを見つけたら、
     
 迷わずにいた九十九匹より、その一匹のことを喜ぶだろう。

        そのように、
    これらの小さな者が一人でも滅びることは、
     あなたがたの天の父の御心ではない。」』
           マタイによる福音書 18章12-14節

   
  今日のイエス様は、
  『天の御父・神は、一人も失われないように、気を配る御方である』
        と、弟子たちに教えました。

    
    神は、『深い慈悲』のお気持、をお持ちの御方です。
      神は、すべての人を大切になさるのです。
    神は、罪人をも棄てることなく、改心を呼びかけられるのです。
      神は、少しの改心を持てば、その人を喜んで助けるのです。
    神は、迷った『一匹の羊』を、自ら、探しに行かれるのです。
      神は、99人の改心した人と同様に、
         まだ改心のできない一人をも、大切になさるのです。


  イエス様も、
  ユダヤ人の学者たちが、イエスは律法に反していると、反対しても、
  罪人と共に、食事をなさるのです。
  それは・・・
  イエス様は、『失われた一匹の羊』の改心を願って、
    『一匹の羊』を探しに行かれる、ということなのです。


  私たちも、
  一人では改心ができません。
  神が捜して下さっているのを知り、『神の愛』を理解したときに、
    『一匹の迷える子羊』として、改心ができるのです。
    『神の愛』を信じることができるようになるのです。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『主の日は近い。主はわたしたちを救いに来られる。』
    典礼聖歌 256番 アレルヤ唱⑫  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
師走も七日目、そして雨も降る大雪の今日。
じっくりと、今年一年を振り返り、新年を展望する。そんな時間を取るのも素敵ですね。 お元気で!