3月21日。土曜日。快晴。
四旬節も中盤となり・・・
心静かに眺めたり・・・ 『菜の花畑』
夫と巡りました・・・『あわじ 花さじき』
四旬節の始まりは冬だったのに、すでに春です。
心静かに聞いてみたり・・・ 『マタイ受難曲』
『バッハの自筆総譜より#61レチタティーヴォ開始部分』
聖句が赤インクで記されています。
四旬節も中盤となり、心静かに、静寂の一日を過ごしました。
四旬節は反省と回心に励む時期です。
もう一度四旬節初心に戻りまして・・・
主よ、あわれたまえ。
私たちの節制と償いの業が、御子の受難と結ばれて、
豊かな実りを結び、心も体も清められますように。
そして。
主の復活の喜びを味わうことが出来ますように。
・・・祈りました。
そして。
今日は3月21日。四旬節第三土曜日。
『今日の集会祈願』
『私たちの父である神よ、
四旬節の典礼を行うわたしたちが、
御子の死と復活の神秘にあずかり、
神の豊かな実りを味わうことが出来ますように。』
『今日の第一朗読 預言者ホセアの預言』
民の悔い改めを待つ主なる神。
神のあわれみと愛が告げられます。
『さあ、我々は主のもとに帰ろう。
主は我々を引き裂かれたが、いやし
我々を打たれたが、傷を包んでくださる。
二日の後、主は我々を生かし
三日目に、立ち上がらせてくださる。
我々は御前に生きる。
イコン 『至聖三者』 アンドレイ・ルブリョフ作品
至聖三者:三位一体の神 そのものは描けないが、至聖三者を象徴する三天使を描いたイコンであるとされる
我々は主を知ろう。
主を知ることを追い求めよう。
主は曙の光のように必ず現れ
降り注ぐ雨のように
大地を潤す春雨のように我々を訪れてくださる。
主は言われる。
「お前たちの愛は朝の霧、
すぐに消えうせる露のようだ。
わたしの行う裁きは光のように現れる。
わたしが喜ぶのは愛であって、いけにえではなく
神を知ることであって、焼き尽くす献げ物ではない。」』
ホセア書 6章1-6節
私たちは、自らの不忠実を認め、それを反省しなければ、
罰は逃れ得ない。
それでも。
神は、諦めることはない。
神と民は、強い絶対的な愛で結ばれている。
神は、弱くて心の変わりやすい者を、そのまま受け入れて、愛し続けられる。
私たちは、知らなければならない。
神は、どれほど強い愛をもって、一方的に愛しておられる方であるかを。
私たちは、今日も明日も、求められるのです。
神の強い愛に応えて、力と心を尽くして神を愛することを。
『今日の拝領唱』
『徴税人は
遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言った。
「神様、罪人の私をあわれんでください。」』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
美しい桜の花々の開花宣言があちこちで聞かれます。春ですね。 お元気で!