1月28日。水曜日。曇り。4月の暖かさ。
神仏に祈願するために同一の社寺に百度参拝する
『百度参り』
お参りの祈願の内容は、その内容が切実なものである場合に、
一度の参拝ではなく、
百度の参拝をすることで、
心願が成就するようにと願うのである。
元は・・・
『百度参り』ではなく 『百日詣』
社寺に、百日間、毎日参拝する。 というものでした。
それが簡略化され、
また、百日もかけていられない急を要する祈願があって、
一日に百度参るという『百度参り』で、
『百日詣』の代わりとするようになった。
私の母は、とても信仰深く、朝夕の祈りを欠かさない人でした。
若い時の母は、ある一日、『百度参り』 をしたのです。
幼児の私の高熱が下がらず、
医者も手の施しようがないような、そんな時に、
母は、「必ず神仏が娘を治してくださる」 との 深い信仰心で、
素足で、一日で、願掛の『百度参り』をしたのです。
母の深い信仰心が願うままに、私は回復いたしました。
満願かなった母は、それ以来、
今まで以上に
神仏への朝夕の祈りを欠かさない信仰者となりました。
私は、今日も、『イエスの御言葉』 を思い出しています。
『あなたの信仰があなたを救った。』ルカ福音書 7章50節
そして。
実は・・・
今朝。私も終えました。
母のように若いときでなく、年を重ねた今日、終了いたしました。
『シナイ山 百日詣』
こちらは本物の『シナイ山』 神がモーセに『十戒』を与えた山
私が、100日間、詣でた目的地として目指して上った山は、
私が名付けた『シナイ山』:『近くの小山』です。
一日に一回で100日、『百日詣』をすると決めまして、
『シナイ山 百日詣』
お一人のために祈り続けて、
今日が百日目。 『百日詣』の完了の日となりました。
私も、母同様、
必ず、『信じたとおりになる』、『満願』となると信じて終了いたしました。
神に感謝!感謝!
10月から初めて・・・
10月。一日一回:11km×30日・30回=300km 『30日詣:300km』終了。
11月。一日一回:11km×30日・30回=300km 『60日詣:600km』終了。
12月。一日一回:11km×30日・30回=300km 『90日詣:900km』終了。
1月。一日一回:11km×10日・10回=110km 『100日詣:1010km』満願!
『シナイ山・100日詣』で走った距離は『1010km』
『ウルトラ100kmマラソン』の約10回分でした。
『100kmウルトラ』を走っていた頃を思い出していました。
どんなにつらくても・・・今苦しみながら頑張っている友を思ったら、走れた!
私も、信仰深い母の模範に倣って、
神様への感謝の祈りを朝夕捧げることと致します。
感謝!感謝!
そして。
今日は1月28日。年間第三火曜日。
『聖トマス・アクィナス司祭教会博士 記念日』
キリスト教に合った哲学と神学の書を著わした。
『神学大全』は、神の愛、神の内にすべての完全さがある
ことを表現した不朽の名著とされている。
1226年。北イタリア・ロンバルディアの伯爵の家庭に生まれる。
幼いころからベネディクト会のモンテ・カッシーノ修道院で、
次いで、ナポリ大学で学問を修めた。
後に、ドミニコ会に入り、
大聖アルベルト・マグヌスに師事して、哲学、神学などを修めた。
パリやイタリアの大学で、哲学や神学を教えるとともに、
それらに関する多くの優れた著作を残した。
1274年。 リヨン公会議に赴く途中、病に倒れ没。48歳。
95年後の
1369年1月28日。 遺体がトウールーズに移されたことからこの日が『記念日』となった。
『毎日の読書』より
『今日の入祭唱』
『神に従う人は、口に知恵の言葉があり、その舌は正義を語る。
神の教えを心に抱き、よろめくことなく歩む。』
詩編 37章30&31節
そして。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、
人をやってイエスを呼ばせた。
大勢の人が、イエスの周りに座っていた。
「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」
と知らされると、
イエスは、
「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」 と答え、
周りに座っている人々を見回して言われた。
「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」』
マルコ福音書 3章31-35節
イエスの母マリア様は、
『イエスの言葉の意味が分からなかった。
母はこれらのことすべて心に納めていた。』 ルカ福音書 2章50&51節
イエスを理解できないときは、黙して、すべてを心に納めました。
イエスの母マリアの態度は、
息子イエスを信じるからこそ、イエスを信頼して、
『信じて時を待つ』
『信仰者の態度』 だと思います。
『御心を行う人』 なのです。
イエスの母マリアの姿は、私の母の信仰の姿。 二人は重なります。
『神の御旨に従って生活をしたい者』 の姿です。
深い信仰を持って、神とイエスと深くつながった者です。
『イエスの御言葉』を心にとめて、
黙して、信仰を深める者たちです。
イエスの兄弟、姉妹、また母 なのです。
私も、マリア様や 聖トマス・アクィナスや 私の母の、信仰深い模範に倣って、
信仰を深めてまいりましょう。
感謝!感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
お人の幸せを願って神に祈る。これぞ『神の御旨の行為:愛の行為』ですね。 お元気で!