マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

最大都市のシドニーで最後の一日。 そして独立114年の若い国・オーストラリアとの別れ。

2015-12-11 05:09:20 | 旅行。海外旅行。

   オーストラリア連邦に対する私の興味は、尽きるところを知りません。
 
その 『経済実態』 そして 『建国の歴史』 と。垣間見させていただきました。

『オーストラリアの経済実態』
先進国の中でも最も裕福な国の1つです。

     ☆経済規模(GDP・国内総生産)は、世界第12位。
       
  国民総生産・GOP  国別順位。 
1位:米国。2位:中国。3位:日本。 ドイツ。イギリス。フランス。ブラジル。イタリア。インド。ロシア。カナダ。
         オーストラリアは世界第12位。

     ☆国民所得は世界第13位。
         
国民1人当たりの所得ランキング・国別順位
1位:カタール(約1474万円)。 2位:シンガポール(約915万円)。 3位:ノルウェー(約791万)。
4位:スイス(約673万円) 5位:米国(約642万円)。 6位:サウジアラビア。 7位:スウェーデン。
8位:ドイツ。 続いて・・・デンマーク。オーストリア。オランダ。カナダ。
          オーストラリア(約506万円)は世界13位。
                         日本は、17位(約448万円)。 中国は、71位(約141万円)。

                                        以上。『世界保健統計2015』より

        何を意味するのだろう?
   『国民総生産・世界順位』 と 『国民所得・世界順位』 
        両者の順位が同じような国 
            ☆オーストラリア:国民総生産:12位。 国民所得:13位
            ☆  アメリカ  :国民総生産:1位。  国民所得:5位
        両者の順位が極端に違う国
            ☆  日本   :国民総生産:3位。  国民所得:17位
            ☆  中国   :国民総生産:2位。  国民所得:71位

                                       以上。Wikipediaより 

         確かに・・・
         短い滞在の間、”オーストラリアは豊かな国だな”、との印象を持ちました。
             国民総生産:12位。 国民所得:13位

        国民総生産 と 国民所得の世界順位 が同じような順位の国は、
    働いた分に対して得る所得に満足感が生じるということなのだろうか?
                   
確かに・・・満足感に、人は豊かさと安定を感じますよね。

 そして。

『オーストラリアの歴史』
4万年前。 シドニー湾沿岸には、少なくとも4万年前から、アボリジニが定住していた。

1788年。 イギリス人・アーサー・フィリップ総督によって、シドニーが『植民地』として定められた。
         『第一回移民団』は1030人。 内736人が流刑囚人 (男の1/3程が女という説あり) 。
                                  流刑囚人は、牢屋には入らないが、刑の期間は終身ということ
           
1791年。 『第2回囚人護送』は1017人。航海中に281人が死亡。
1792年。 植民地での食糧難が加速したため、政府は『第2回囚人護送』から1年を待たずして、
                   『自由移民』を募り、『農地を拡大』を計った。

1828年。 全土がイギリスの植民地となり、開拓が進んだ。 内陸を探検し、農牧地開拓を広げた。
         この段階で、『先住民のアボリジニ』から土地を取り上げて、放逐、殺害した。

19世紀の初頭。 『スペイン産メリノー種羊』を改良し、以後、『羊毛産業』が発展した。
1850年代。   『ゴールドラッシュ』が発生すると、中国系の金鉱移民に対する排斥運動が起こり、
              後の白豪主義につながった。

1901年。  イギリスから独立。 シドニーへの『第一回移民団』入国以来、113年後です。
       

戦後。      ヨーロッパが人口激減と経済復興を経験したこともあり、白人移民は減り続けた。
1980年代。  国力の基礎となる人口増加が鈍化したため、『白豪主義』を撤廃し、
          世界中から移民を受け入れる『多文化主義』へと移行した。

                                                以上。Wikipediaより 

   確かに・・・
   オーストラリアの自給自足力は、『240%』のダントツの、世界一番です。
   人間にとって一番大事な食材を自国でまかなえる。 ということが 裕福な国の条件の1つですね。


ではでは。
次は、シドニ―見学です。

  シドニーは、イギリスからの入国以来の歴史建築物 と 超近代建築物の混在する街でした。

    
私達・母と娘の、
    『シドニ-の町と郊外の見どころを巡回する観光向け周遊バスツワー』  御一緒下さい

  
  観光バスツワーに乗り込みます。  『赤いダブルデッカー』
                                                        
2階建てオープンカー
  
                                                 若い人が多い。違う州からの観光客?

    ”乗ってみたいな!”      で・・・来たバスに飛び乗る。
                  運転手からチケットが買える。24時間$40。カード可。

   一日乗り降り自由。         街の観光ポイント26ヶ所を90分で回る。
             乗ると新しい真っ赤なイヤホンが、一人一人に与えられる。

       詳しい観光案内がイヤホーンから流れます。 8か国語対応。
       
        娘は英語。         私は英語にしたいけど無理 & 途中で断念日本語。

   市内観光スタート!
          (私達も、何回も、あっちでこっちで、乗ったり降りたり。)

  驚きます。
  天にも届く高いビル。  『緑のプランター付ビル』
        
        生きた植物が育っています。            心も体も癒すビルです。

   市民の憩いの場。                  
                 『DARLING HARBOUR 愛するあなたの港』
 

  オーストラリアの人・・・    走るのが好き!  歩くのも好き!

  
    港の周りでも・・・      走る!走る!             歩く!歩く!

      観光バスも走ります

  『ハーバーブリッジ』へ続く道。
   
  1920年~30年の『不況対策の公共事業』として建設されました。

  全長:1149m。シングルアーチ橋として、ニューヨークのベイヨン橋に続いて、世界二番目
  全幅:49m。  8車線の車道。 2路線の鉄道。 自転車用と歩行者用の歩道。 世界一。                                    

     

     美しい!            『古い洋服かけ Old Coat Hanger』の愛称です。

  
      歩いてみたかった!                               対岸の町並みも美しい!       

      ここは南半球。 南極に続く海です。             南極まで・・・行ってみたいな!
      

    橋をくぐると・・・・

  

   見えてきました。         『世界遺産 シドニー・オペラハウス』

   

   『巨大な芸術総合施設』 
       最高の技術。 個性的な外観。
       1959年・着工。  14年間。& $1億2000万。 1973年・完成。

 

  2007年。 『人類の創造的才能を表現する傑作』 として 『世界文化遺産』に登録。

 

  美しいブリッジ美しいオペラハウス
  二つの隣同士に並ぶ傑作の景色は、若いオーストラリアの象徴です。

 
 黄昏です。    皆さん、橋を見ながら・・・     ディナーの始まりです。

  私達も、再びバスに乗って・・・
            繁華街に戻ります。

 

        古い歴史。
        『第一回移民団』の中に、数人のユダヤ教徒がいたそうです。
        その方たちは、入植後すぐに、今の繁華街の真ん中に、
        『シナゴーグ・ユダヤ教礼拝のための教会』を建てたそうです。
               今も現存する美しい教会で、信仰を守り、故郷を思ったことでしょう。
         でも・・・入植者であったがゆえに、ナチスからは逃れられて良かったことです。

  

   クリスマスを迎える美しい街並み         制服の中学生さんたちがかわいい

   

   夕方からは・・・    ちょい年配の乗客が増えます!  皆さん、夜の町に繰り出す?

     
                                              いいですね!

 
  ビジネスマン達も。                       早足で・・・ほっと。 解放です!

  私達も到着。

 

             Last Supper in Australia!!   『55』(レストラン名)

        

   オーストラリア最後の夕食。

  『Oyster Mignonette 牡蠣 モクセイソウ』
                                                               『HEARTS・of・OAK』
  
    芳香豊かな香草のソース       $4ea      MARCARET RIVER産 

            ”幸せね~!” ”おいしいね~!”  と母娘  

          『Shiso & beet cured kingfish, red wine,apple soy』  
         
      『紫蘇 と ビート のキングフィッシュ巻き刺身  赤ワインと林檎醤油ソース』

           紫蘇刺身醤油味噌和牛。
                日本料理のエキスが並びます!

           『Fish n chip tartare w/miso dressing
      
       『刺身&薄い薄いポテトチップ 味噌ドレッシング』    とろけます $16

              英国の『フィッシュ&チップ』を想像していたら・・・
                            なんと!  味噌ドレッシングの刺身でした!

          『Different World,different thing!!』 (←娘のコメント)

            『55』の評判が、オーストラリア人にとても良いので、
         おいしいオーストラリアン料理でしょうと想像して、来店しました。
      まさか、日本料理のエキスたっぷりの店だとは、想像外のことでした

              正に・・・日本料理と西洋料理のコラボです。
                          最高! 幸せ! おいしい!


    二本目。
    次は赤。
              『BENHAINES B 
    
    Shiraz                Magamble Lakes

              『Grilled scaiiops w/yuzu koshu garlic butter,pickled apple』
             
               『ホタテ貝柱  甲州柚子のにんにくバタ― リンゴ酢漬添え』     $18

         「オーストラリアの旅、楽しかったね!」と。 母と娘の幸せな時間です。

           『Wagyu beef skewers,smoked sun-dried chilli』
                   
                『和牛』       肉料理のアラカルトはこれのみ  $18

             ほとんどのメニューに、日本のエキスが輝きます!
                 すべてがおいしい。 日本で修行を重ねたシェフでしょうか?

               日本のシェフも、オーストラリアで修行して・・・
                     食も人も、仲良く、コラボです!!素敵ですよね。

               がんばれ!日本! がんばれ!日本料理!

   ここで・・・

    今宵の、母娘のオーストラリア最後の夕食の終了です! おいしゅうございました
             そして。
    今回の、母娘のオーストラリア旅行も終了です。 楽しゅうございました
                            感謝あるのみです。  感謝!感謝!

皆様!
長いオーストラリア旅行ブログにご訪問下さいまして、心より感謝申し上げます。
私も、明朝5時半のTaxiのお迎えで、オーストラリアにさようならです。 
   日本で又お目にかかります。 日本でも引き続きよろしくお願い申し上げます