マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『アブラハムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。』  そして  『花金』

2015-05-29 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

       5月29日・金曜日。午前は聖書講座。午後は聖書通読会。聖書三昧の一日です。

        今日の聖書通読・『聖書100週間』は 『アブラハムの信仰』 が主なるテーマでした。
       神は、アブラハムの信仰を、人が普通では考えることが出来ない方法で、確実にしていきます。

 以下。
         人が普通では考えることが出来ない教育方法で、「本物の信仰』にしていきます。

教育方法:その①  アブラハム75歳の旅立ち。 見知らぬ土地への移住。

       主は、家族と、一族の中で、幸せに暮らしているアブラハムに、突然に言われます。

       あなたは生まれた故郷 父の家を離れて 私が示す地に行きなさい。
   わたしはあなたを大いなる国民にし あなたを祝福し、あなたの名を高める、祝福の源になるように。
        地上の氏族はすべて ああなたによって祝福に入る。』  創世記 12章1節~3節

              『アブラハムは、主の言葉に従って旅立った。』        
      
      『アブラハムは妻ハライ、甥のロトを連れ、蓄えた財産をすべて携え、ハランで加わった人々と共に、
               カナン地上に向かって出発し、カナン地方に入った。

            主はアブラハムに現れた、言われた。
                    「あなたの子孫にこの土地を与える。」』
                                               同 12章5節~7節

         皆様!
        75歳の安泰な生活を送る幸せのある日、突然に、
                神から・・・
          「親も故郷も捨てて、知らぬ土地に旅立ちなさい!」 と言われて、旅立ちますか?
                しかも・・・
          『あなたはは地上のすべての人の祝福の元になる。』 と。 何のこと

          私には無理と、思ったりします。 
でも現実・・・83歳の東京に住む私の母は、病気が原因で、友人も馴染んだ家も家具もすべてを捨てて、神戸の私の家に移住でした。
              人生、自分の意思とはちがって、思いもかけないことが起こるものです。

    人にとって、アブラハムの75歳、母の83歳という、『高齢の年齢』はとても大切な時期だということではないのか?
         すべてをやり終えて、自分の時代が終わる年代になって、『終わり』を見つめる歳になる。
             人生の大きな境=青年と熟年の境を見つめる歳になる。 
         青年期との大きな決別を自覚することが大切ということでしょうか? 
    大事に『境』を見つめるためには、今までのすべてを捨てることが大切と、神は考えるのでしょうか?               


 教育方法:その②  アブラハム、飢饉があったので、異国・エジプトへ移住と滞在。 そして再びエジプトからの旅立。

     『アブラハムは、カナン地方の飢饉がひどかったので、エジプトに下り、そこに滞在することにした。
             ところが主は、
    アブラハムの妻サライのことで、エジプト王・ファラオと宮廷の人々を恐ろしい病気にかからせた。
             ファラオはアブラハムを呼び寄せて言った。
「さあ、あなたの妻を連れて、立ち去ってもらいたい。」 アブラハムを、その妻とすべての物と共に送り出させた。』
                                                           創世記 12章 10節~20節

         皆様!
        考えてみて下さい! 
 75歳で知らない国へ移住。移住先の飢饉で、今度は外国・エジプトへ移住。後に、エジプト王に追い出されてカナンへ戻る。

     普通なら・・・「こんなことなら、最初から故郷を出なけりゃ良かった!」 と思うかもしれませんね。
       アブラハムは・・・決して何も言わない。 主の言われるとおりに前進あるのみです。 
       故郷に、過去にすべてを置いてきたアブラハム。 心の開放を実現したアブラハム。
            アブラハムは、言葉を発せず、神の言葉に従います。


教育方法:その③  故郷を出発以来一緒だった甥のロトと、互いの財産が多くなりすぎて、別れます。
        ロトは、自分の選んだ行き先・ソドムで王たちの戦いに巻き込まれ、財産もろとも連れ去られます。

        『アブハムは、訓練を受けた者380人を招集し、ダンまで追跡した。
    アブラムはすべての財産を取り返し、親族ロトとその財産、女たちやそのほかの人々も取り戻した。』
                                                        創世記 14章16節         

      皆様!
      この戦いの時には、アブラハムはすでに90歳を過ぎていたのではないでしょうか?
           捕虜となった甥やその財産の救出のためとはいえ、90歳で兵を集め、戦いに挑みますか
       
       90歳になったアブラハムだからこそ、心の開放感があるからこそ、挑めるのです!

         『高齢者』のアブラハムは、冷静に、起こる事事に、一つずつ、対処できました。
   神に従うと決めた人は・・・一つずつ事事を冷静に善処していく年月の中で・・・信仰が益々確実になります。
          神を信じて、忍耐して・・・前進する。 そこに・・・『信仰の勝利』が生まれるのです。


        『わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
              希望はわたしたちを欺くことはありません。』
                                      ローマの信徒への手紙 5章3節~5節

教育方法:その④   神は、アブラハムの信仰が、『真の信仰』までに育ったのを見て確認して、最終段階に入ります。 

                『これらのことの後で、
             主の言葉が幻の中で、アブラムに臨んだ。
   「恐れるな、アブラムよ、わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」

             主は彼を外に連れ出して言われた。
         「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」
             そして言われた。 「あなたの子孫はこのようになる。」

          アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認めた。
              主は言われた。
            「わたしはあなたをカルディアのウルから導き出した主である。
        わたしはあなたにこの土地を与え、それを継がせる。」』
                                   創世記 15章1節~7節

                

 かくして・・・・

アブラハムの高齢期。
    その初期は、『主の言葉に従った。』 しかし 後半は、『主を信じた。』と。 心の持ち様に大きな変化が出ます。

          迷いのない信仰が育てられ、『信じた』。  そして その『信仰』を義と認められて・・・
     神による人類救済の出発点として選ばれ祝福された『最初の預言者』 となりました。
                        『信仰の父』 とも呼ばれるようになりました。

    故郷・父の家を離れる時の、
      『主の約束』:『地上の氏族はすべて ああなたによって祝福に入る。』   
              ・・・・確かに、アブラハムの信仰を通して、地上の人々の祝福が実現していくのです。

   

 そして・・・・

 アブラハムの子孫である『キリストの十字架上の死』によって、 
         『神による人類救済』は成就したのです。 人類は義とされるのです。

      人は皆、 罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、
  ただキリスト・イエスによる償いの業をとおして、神の恵みにより無償で義とされるのです。
    人が義とされるのは律法の行いによってではなく、信仰によると考えるからです。』
                                                             ローマの信徒への手紙 4章21~28節

                            以上。
                             今日の聖書通読会の『アブラハムの信仰』から
                                      『信じる』ことと『高齢』を学んだ私でした。

そして。
今日は金曜日。 週末の終わりでゆっくりと。 『花金』 です。

只今は、『セ・パ交流戦』 の真っ最中。

    『花金』も・・・   ワイン片手に
    
 前三日間は巨人と。 今夜は阪神と。  西武の応援です!

      ”こんどこそ! 中村様! ホームランを!”
                       空振り三振 Oh!No! 
         
              明日への希望で、ワインが進みます

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
今週はいかがでしたか? 週末で充電して、来週もお元気で!          

 
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記録 今日30日。 10km 

5時。17度。 Myラン師匠に出会った。 教えを請いたい!一緒に走りたい!
       でも・・・友人と6時半に出会う約束。 ”又今度!” とお別れ。 残念でした。

           5月走行距離合計 188㎞