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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

ノルウェイの森

2012-10-08 04:17:03 | 日々のこと。 世界のこと。
私物の『ノルウェイの森』上下 1987年12月18日  第六版発行

1987年9月10日 第一版発行 


 『ノルウェイの森』 ゴールド色の本の帯
    村上春樹らしい言葉が並ぶ

『ノルウェイの森 上』
「いい尽された言葉より 心に残る この物語を・・・・」
     講談社   定価1,000円

『ノルウェイの森 下』
「静かに、そして烈しく 哀しみの余韻 再び・・・・・」
     講談社   定価1、000円

25年前の本。 私の宝物


 『ノルウェイの森』 あとがき(その一部)
    村上春樹らしい言葉が並ぶ

僕は原則的に小説にあとがきをつけることは好まないが、おそらくこの小説はそれを必要とするだろうと思う。

第二に、・・・
僕という人間が好まれたり好まれなかったりするように、この小説もやはり好まれたり好まれなかったりするだろうと思う。僕としてはこの小説が僕という人間の質を凌駕して存続することを希望するだけである。

第三にこの小説は南ヨーロッパで書かれた。
一九八六年二月二十一日にギリシャ、ミコノス島のヴィラで書き始められ、一九八七年三月二十七日にローマ郊外のアパートメント・ホテルで完成された。日本を離れてたことがこの小説にどう作用しているのかは僕には判断できない。何か作用しているような木もするし、何も作用していないような気もする。ただ電話も来客もなく仕事に熱中できたkとは大変にありがたかった。
この小説の前半はギリシャで、途中シシリーをはさんで、後半はローまで書かれている。アテネの安ホテルのホテルにはテーブルというものがなくて、僕は毎日おそろしくうるさいタベルナに入って、ウォークマンで『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のテープを百二十回くらい繰り返して聴きながらこの小説を書き続けた。そういう意味ではこの小説はレノン=マッカートーニのa littele helpを受けている。

第四に、この小説は僕の死んでしまった何人かの友人と、生きつづけている何人かの友人に捧げられる。


私は
ブログにも何回も書くように、村上春樹が大好き。 でも、難しい。
私は
先日のブログにも書いたように、色々の方の、その生き方と考え方を学び、私の『師』としてきました。
村上春樹の、『My師』としての影響は、多大なものがあります。 生き方。好み。 そして『走り師匠』。 等々。

村上春樹は
数年来、ノーベル文学賞の候補にあがる。  

ノーベル文学賞受賞
今年こそはと、一ファンとして、願って・・
もう一度
 『ノルウェイの森』の森を読み直し。 独特の、私には難しい、文章を味わい直しです
 監督はどう村上春樹文学を表現していたっけか?と。 『ノルウェイの森』DVDを見直し。 
 夫は春樹文学をどう読んでいたのか?と。  DVD鑑賞後・・夫婦で『村上文学討論会』 


そして
じいさんと
『ノルウェイの森』撮影現場・『砥峰高原』にも立とう! 村上文学を理解する糸口が見つかるかも?
       と。相成りまして・・。


三日間の、「村上春樹を理解する&ノーベル賞受賞祈願旅行』に行ってきます
レノン=マッカートーニの 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』  を聴きながら・・ふっ飛ばしてきます



『ノルウェイの森』のワタナベ君役、村上春樹を髣髴させる、は、大好きなNHK大河ドラマ・『平清盛』の清盛役と同じ、松山ケンイチさん。好き てのも良い





皆さま!
ご訪問に感謝します。 『砥峰高原』の報告をお楽しみに!