

平山郁夫美術館 正月特別展 「シルクロード 西へ東へ」
1996年6月10日、13年前、今は亡き母と、平山郁夫文化勲章受章記念展に行った。
その日、私は人生を変える衝撃を受けた。
その日、平山著作の本を数冊買って、読んだ。
その後、平山著作のすべての本を購入し、読み返している。
平山郁夫は、私の人生を変えた。
平山郁夫の生き方を、人生の師と仰ぐようになった。(ちょっぴりオーバー?)
平山郁夫の絵を描く時の心を知った時に、私も絵を描きたいと、強く影響を受けた。
「平山郁夫が生まれ育った地に、立ちたい。
平山郁夫を育んだ地に、身を置いてみたい。」と、づっと考えていた。
昨年12月2日に、平山郁夫は、69才で逝去した。
亡くなった今、「平山郁夫の死を、私なりに、平山郁夫の生地で、葬りたい。」とも願った。
そして今日、青春18切符で、平山郁夫を育んだ地に立ってきました!

明石駅JR7:16発→尾道港→高速艇(800円35分)→生口島(瀬戸田港)12:00着→徒歩→美術館
高速艇(私達2人と他2人の客)←高速1000円の影響ですって 降り立った瀬戸田港


尾道からの高速艇の窓から眺める景色は・・素朴で・自然で・・その美しさに涙が出た。
生口島の港の」自然の穏やかな景色 美術館までの街並みは、”そこにそれはある”と変わらぬ姿を見せる


生口島名物はタコ タコ刺身 店お勧めのイワシのてんぷら 「憩」ランチ:蛸飯・蛸てんぷら・蛸酢物 美味しい




生口島一のタコ料理店「憩」をネットで調べて訪問 朝の漁で捕れたものだけを、あるだけ出して閉店。
平山郁夫自身をほうふつさせる、凛と静かで清よい美術館



一日に何枚も何枚も、出かける先々で、休むことなく、描き続けたデッサン カメラでパチリ

帰路の瀬戸田港は陽が沈みました 美しい



平山郁夫を育てた自然の美しさに涙が出る。 その景色の美しさに畏敬の念が湧く。
私の内で大切な平山郁夫を育んだ地に立つことは、正に、平山郁夫を理解することでした。
私の内に住む大切な平山郁夫の葬りも、生口島の港で、することが出来ました。
尾道「宮徳」 「せいろ寿し」 江戸時代から伝わる漆器にも興味津津!


人の人生を大きく変えてしまう、人との出会いや人の言う一言、があるものです。
だから、人生面白い

