マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

藤の花

2009-04-20 11:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
 「藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし」 (『枕草子』)

清少納言が詠うように、私も、藤の色濃い紫に惹かれます。

藤の花は、息子の出産を思い出す、大切な花です。

大好きな藤の花が、私を慰め励ますように、出産時に滞在していた実家で、
花の終わった新しい枝先から 、少し花を咲かしたのです。

今年も、我が家のガレージの上に花広げる、美しい藤の花。(写真)

藤の花は、息子の出産と、私をどこまでも愛してくれた父母を、懐かしくよみがえらせます

すずらんの花

2009-04-20 10:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
    すずらんの可憐な花は、娘の「お印」

皇后美智子妃のお印は「白樺 」 皇太子妃雅子様のお印は「ハマナス」

皇室内のお印は、皇族男子との結婚時に、決められる。
徽章としてのみならず、その人の象徴として、さまざまな場で用いるとのこと。

娘のお印「すずらん」は、私が娘を出産した時、決めました。

ご結婚13年目の美智子妃殿下は、理事をなさっていた赤十字病院の一つの
武蔵野赤十字病院を、出産入院中の母親を慰めるために、訪れました。
美智子妃殿下と体調の戻った母親たちとの、楽しい会話があったようです。

私も、娘の出産で、武蔵野赤十字病院に入院中でした。
出産真近なので、美智子妃殿下との、お話合い会には、出られませんでした(残念!)
美智子妃殿下の、入院母親へのお土産は、すずらんの花束でした。
私も、3本のすずらんを頂戴して、大事に飾りました。

     それ以来、娘のお印は、「すずらん」
毎年咲いてくれる可憐なすずらんに、新しい年の娘の幸せを祈ります。
  今年も、可憐な花を咲かせてくれました。(写真)

その娘が、あれから37年!  娘は、今年の6月に、第二子出産です。

明日、出産のためにアメリカに出発する娘の準備を手伝いながら、涙が出ます。

家族に勉学にと、夫と力を合わせて全力で走る娘を思って、涙が出ます。

すずらんの花言葉は、「意識しない美しさ、純粋」

娘は花言葉そのまま、に育ちました。 神への感謝で、涙が出ます。

今度は娘が、私のように、
子供達を見守りながら、豊かで幸せな人生が送れるようにと、心から祈ります!