MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

盛春の小さな天使達(褄黄蝶・筋黒白蝶・瑠璃立羽・黄立羽)

2017年04月05日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


当地の桜の開花も進み、今日明日の気温の高さから、
2~3日中には満開を迎えるものと思われる。
だが、
天気予報に寄れば、満開の頃には降雨の予報も・・・。
平均気温で推移すると満開の時期は約1週間ほどだが、
降雨や春の嵐で3日間で散ってしまった年もあった。

大町公園では3月30日に「ツマキチョウ」が確認されたが、
今日現在、飛翔する頭数も数を増しており、
紋白蝶、筋黒白蝶、黄立羽、瑠璃立羽などの繁殖行動も見られた。

と言うことで、昨日今日で撮れた蝶の写真を紹介。

この時期に一番人気のあるのが巻頭の写真の「ツマキチョウ」で、
春にしか見られない、年に一度だけの成虫の姿である。

園内で一番出会うチャンスの多いのが、
ムラサキハナナ(諸葛菜)の群生地。


木道に囲まれているためか人の気配には敏感で、
一人で散歩しているときに出会うチャンスが多い。

出合ったら静止して、花に止まるのを待つのがいいのだが・・・
今回は、その機会に恵まれ20コマほどの撮影に成功した。
「吸蜜中のツマキチョウ」


翅の先端に黄色の模様のあるものがオスで、
蝶の名前の由来にもなっている。
紋白蝶や筋黒白蝶よりはやや小さめで、
飛び方が直線的なので、馴れて来ると飛び方で判断できる。
「休憩中のツマキチョウ」


ツマキチョウの近くでは「筋黒白蝶」が吸蜜をしており、
頭部は暖かそうな蜜毛に覆われていた。


「黄立羽の吸水(樹液)」
黄立羽、瑠璃立羽は花蜜も樹液も好きなようである。


「瑠璃立羽」
樹液場近くの看板の上で休んでいた。
近くに寄っていくと必ず逃げてしまうが、
この個体は逃げることはなく、ゆっくりとカメラを近づけると、
5cm以内に近づけることが出来た。が・・、何があったのかは定かではない。

毛深さもさることながら、複眼の上にも短毛が生えていた。


桜のこの時期、昨日は200枚以上の写真と動画を、
今日は150枚以上の写真と動画を撮って居る。
ということで、
とてもブログだけでは紹介しきれないので、
近日中にYouTubeなどにアップしていく予定である。
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