MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

塩屋蜻蛉、斑大蚊、子を抱えた蜊蛄など

2017年04月15日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


朝から風が強く、当地の予報を調べると最大風速が7mとの予報。
ママチャリでの移動では風速5m以上になると、
やや困難で、団地などのビル風は更に強くなり、
大人でも進むことは難しく、枯木の落下などの危険も伴う。

ということで、
今日は先日撮った蜻蛉(トンボ)、大蚊(ガガンボ)、蜊蛄(ザリガニ)を紹介。

巻頭のトンボは春一番に発生する「塩屋蜻蛉(シオヤトンボ)」で、
すでに2週間ほど前にはその姿を確認しているが、
成虫を撮る事が出来たのは昨日。

「塩屋蜻蛉の羽化(4月10日撮影)」


「近接撮影の塩屋蜻蛉」
巻頭の写真の個体は、2m以内に近づくと逃げ回っていたが、
下の写真の蜻蛉は、3cm近くまでレンズを寄せても逃げることはなかった。


「斑大蚊(マダラガガンボ)」
後ろ足から前足先端までが10cmもある大物で、
ベンチの背もたれ板にのんびりと休んでいた。


「マクロで撮影した斑大蚊」
華奢な脚や触覚、平均棍(へいきんこん=後翅の飛翔機能が退化したもの)などが写っていた。


「子を抱えた蜊蛄」
撮影した時点では気付かなかったが、尻尾の部分で卵が孵化していた。
澄んだ流れの中でよく見えていたので、
青鷺などの野鳥に捕食されまいかと撮った一枚だった。


当地の明日は風がやや収まり、最高気温も22度との予報が出ている。
ちなみに
群馬県館林市では、今日正午過ぎに気温が25度となり、
関東地方で今年の初の夏日が記録されている。
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