芽吹きと共に日に日に成長してゆく里山の緑は、
憂鬱な気分も晴れやかにしてくれるようで、
大町公園内で出会う常連さんたちの顔が一様に明るい。
里山の新緑を美しく照らし出してくれる太陽光は、
今しか見られない様々な緑の階調を演出してくれる。
新緑に包まれるだけで時の経つのが忘れられ、
時折聞こえてくる鶯の鳴く声も長閑でいい。
やがて万緑の季節を迎えるが、
濃緑の万緑よりも新緑の今が里山散歩にはお勧めである。
上の写真を撮ったのは4月20日だったが、
半月ほど前の4月4日に撮ったのが下の写真で、
自然の成長の速さには驚くばかりである。