近所の公園に行ったものの、野鳥も花も少なく、
NIKON COOLPIX B700で「マクロ撮影」のテストをしてみた。
全てPモードのAF(オートフォーカス)で撮ったが、
被写界深度の得られない画像も有り、
光の当たっている場所では、F値を上げるべきだったかもしれない。
何しろ、被写体がレンズ先端から1cmほどだったため、
ファインダーでは確認することが難しく、液晶により確認したが、
詳細なピントまでを確認するのは困難だった。
で・・・結局はカメラ任せにしたため、使えない画像も出てしまった。
「冬水仙」
花の大きさが3~4cmほど有り、この程度の大きさなら問題のない解像を示した。
「馬酔木(アセビ)」
元画像のピントの合っている部分をピクセル等倍でトリミング。
光が当たっていたこともあって、満足の得られる解像だった。
「大オナモミの実(通称・ひっつきむし)」
棘の先端が鉤状になっていて、引っ付きやすい構造が判る。
「オオユスリカ」
体長は1cmほどのユスリカの仲間。
レンズ先端を1cm程まで近づけたが、幸い逃げることなく撮影できた。
オオユスリカの頭部には、綿のような毛があるのだが、
下の写真(ピクセル等倍)のようにモヤモヤしていて解像出来ていなかった。
黒い擬木だったため、F値やシャッタースピードが落ちたため、
被写界深度が得られなかったものと思われる。
「薔薇の新芽」
こちらは、シーンモードの「クローズアップ」で撮影。
他のモードの「マクロ撮影」との違いがあったのか否かは不明。
巻頭の写真が上記写真の「芽」の部分をピクセル等倍でトリミングしたもので、
この程度なら満足のできる解像度であろう。
被写体によってはAFが迷ってピントが合わず、MF(マニュアルフォーカス)を試みたが、
ピント合わせが電動であることと、液晶でしか確認できないため、
一眼デシのように、
ファインダーで確認しながらレンズ鏡胴による手動でのピント合わせに比べれば、
はるかに面倒で時間も掛った。