MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「土埃の空気」と「アダンソンハエトリ」

2017年02月04日 | あらかると


今日は立春。
風も無く快晴だったので、大町公園内はまさに春のような陽気となった。
公園内は、今朝も冷え込んだのだろうか、
芹の葉には昨朝よりも多めの霜が降りていた。


1月9日以来まとまった降雨が無いため、
畑も道路も家も乾燥しきってており、
昨日の朝は強めの北風により土埃が舞い上がり、
息苦しさを覚えるような視界が広がっていた。

それが今日の夕方まで淀んでおり、
巻頭の写真のように昼間は澄んだ青空が広がっていたと思っていたが、
日没時に遠景を観察すると、地平近くには土埃と思われる靄が淀んでいた。

下の写真は当地から南の空を撮ったもので、
地平近くは靄っている。
写真中央やや左には、羽田空港を飛び立って間もない旅客機が写り、
工事中のマンションのクレーンには夕陽が当たり輝いていた。


下の写真は日没直前の都心のビル群で、
上空は雲ひとつない空模様にも拘らず、やはり靄に包まれてしまっている。


靄は日没時の富士山頂までも包んでいるように見えた。



閑話休題

暖かさと共に、部屋の中に「ハエトリグモ」が現れて、
あちこちと闊歩している。
ハエトリグモは人に害を及ぼすような虫を捕獲してくれる益虫で、
名の通りハエやコバエ、ゴキブリの子などを捕獲して食べる。
人に噛み付くようなことも無く、
捕まえようと指を近づけると、逃げ回っているほどである。

作業中の机の前に現れたので、マクロ撮影をしてみた。
異常に目が大きく、6個もあった。
で・・・名前を調べてみると
「アダンソンハエトリ」と洋風の名前だった。


さらに、「アダンソンハエトリ 砂糖水接待」なる動画もあり、
綿棒に付いた砂糖水に取り付いている姿を見ることが出来た。

獲物の少ない時期なので、こんど出て来たら試してみようかと・・・・
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