MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の砂嵐

2017年02月07日 | あらかると


降雨が予報されていた2月5日の雨は、
降雨量が余りにも少な過ぎて記録的にはゼロになった。

4日には公園内の常連さんたちも、久し振りの降雨を期待していたものだが、
昨日お会いしたところ「全く天気予報は当てにできぬ」と・・・・。

で、今日の当地は朝から強風注意報が出ており、
外出の用意はしたものの中止し、ベランダで観天望気。
朝方は風もそれほどに強くは無かったが、
11時過ぎにベランダで確認すると、
隣町のビルや遠景が砂埃で霞んで見えなかった。


下の写真は我が家から南東方向に300m程先にある農地の砂塵である。
カラカラに乾燥した畑から、粉のようになった土が強風で舞い上がっているのである。
砂塵の先には小学校があり、校庭での授業は中止されていたことだろう。


下の写真は、やはり我が家から南に300m程のところにある農地である。
こちらのほうは風通しが良すぎるのか、
畑地内ですでに樹木の頂きを超えてしまっている。


舞い上がる砂塵のやや南には「高校」と「中学」があり、
それらの校舎は砂塵で見えなくなっていた。


下の写真は、上の写真と同じ場所を以前に撮ったもので、
高校校舎は真白に写り、遠景も良く見えている。
晴れた日には、これが普通の我が家からの遠景なのである。


砂塵や砂嵐は春の季語にもなっており、
この風が南風だったら・・・・「春一番」と言うことになったのだが、
今日は冷たすぎる程の北西の風だった。

巻頭の写真は、近隣のマンションの塔屋に隠れた、日没直前の太陽。
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