MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

21世紀の森と広場の紅葉(みいさんぽ86)

2010年11月23日 | 21世紀の森と広場で(松戸)
雨上がりの午後、21世紀の森と広場までを往復散歩した。

21世紀の森に到着すると、晴れているのにポツポツと雨が落ちてきた。
晴れてるのに雨とは「狐の嫁入り」なの?

晴れているのに雨・・・そう、虹も出ました(下の写真・やや見ずらいですが・・)


折りしも今日は勤労感謝の日で、かつ五穀の豊穣を感謝する「新嘗祭」でもあり、
広場では「松戸市大農業祭」が行なわれていた。下の写真。
午前中は雨、しかも午後は模擬店前や広場がぬかるんでいて歩くにも一苦労。
もう一つ盛り上がっていないようだった。
それでも農家直売の野菜は良く売れていたようでした。


じっくり見ようと思ったが、泥濘で靴が汚れるので「靴の後処理が大変」と言う思いから、
早々に会場から移動し、カエデの散歩道へ。
農業祭の出し物の青いバルーンをバックに紅葉したカエデが鮮やかだった。


逆光の中でこそ、紅葉したカエデの「絵にも書けない」美しさを見ることが出来るのである。


秋咲きのハルジオンの上に落ちた「ヌルデ紅葉」。
小枝ごと落ちているので、ヌルデの若木の紅葉かと錯覚した。


ススキとヌルデの色のハーモニーが面白かったので撮影。
1週間もするともうこの光景には会えないことだろう。
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完熟柿と渋柿の記憶。

2010年11月22日 | たべもの・料理
週末を利用して田舎に行ってきた。
色々な用事があったが主目的は「柿」。

田舎は首都圏の気候の影響を余り受けないので、
柿の時期にはやや遅かったのだが、富有柿は完熟状態だった(巻頭の写真)。
完熟状態と言うことは、熟柿直前なので果肉はやや柔らかい。
果肉は柔らかいが甘さは柿の最高度に達している。

和菓子の世界では、この熟した柿の甘さが求められる甘さなのだとある本で読んだことがあるが、
実際は柿よりも甘いものが多いように思う。

下の写真は渋柿の「ひらたねなし柿」。
鈴なりで実も大きいのだがもぎ取られた形跡はない。
身近にあるとそんなものなのも知れないが、柿好きの私にとってはもったいない状況になっていた。
熟柿になりかけていて、柔らかく柿の実としては食べられない状態だったのである。
完熟しているので一口食べてみたが、最初は甘く・・しかし
時間の経過とともに渋みが口の中に溢れてきて、食用には出来ない。

しかしそんな渋柿も、焼酎を噴霧して一週間程度密閉しておくと、渋が抜け美味しく食べられる。
来年は10月下旬に収穫に行ってみようと思っている。


現在、田舎には富有柿5本、次郎柿1本、平種無柿が1本ある。
しかし、好んで食べる人が居ないため、近所におすそ分けする程度で
殆どが野鳥の餌になっているようだ。もったいない!!

下の写真が昔の柿木を切った後から出たヒコバエが、そのまま成長した平種無柿で、
子供の頃に7本あった柿の木はすべてこの渋柿で、秋には最高のおやつになった。


ここにあるのは次郎柿と富有柿。柿に余り興味がないことが枝振りで判る。
剪定などが行なわれていないから伸び放題である。

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隠沼の浮寝鳥

2010年11月21日 | 写真俳句
隠沼の浮寝鳥(こもりぬのうきねどり)
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LUMIX FZ-30で撮る紅葉

2010年11月20日 | 写真

慣れの弊害と言うべきかも知れないが、
どうしてもSONY-A380で撮る紅葉がいまひとつしっくりと来ない。

と言うことで、今日はLUMIX-FZ30(800万画素)を使って「紅葉」を撮った。
結果的には発色や輪郭処理の効いたこちらの画像がやはり私には合っていると思った。

巻頭の写真は我が家のベランダからで、手前の紅葉も景色となっている遠方の紅葉も上手く描写している。

逆光の中で輝く運動広場のプラタナスの紅葉のきらめきも上手く描写されている。
やや色彩的に赤味がかっているが「紅葉」なので気にはならない。


望遠端近くで撮っているが、被写界深度が深いためか落ち葉から紅葉した葉まで写し取っている。


背景が極端に離れているとボケ具合もなかなか様になっている。


「ぬるで」の紅葉。広角端から望遠端までAFマクロ撮影ができると言うのも便利だ。


電子ビューファインダーが大きいので、どこにピントが合っているかが確認できる。


すべてASA80で他はカメラ任せのPモード撮影だが、失敗することは余りないのがいい。
やはりこのLUMIXをメインにしてもう少し使ってみようかと・・・・

ただバリアングルの液晶モニターは余り廻しすぎたためか
早いうちに配線が切れてしまったようで使えないことと、
画像素子にゴミが付着している現象等があり、修理に廻さなければならない。

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小春日和と鴨とユリカモメ

2010年11月19日 | あらかると
天気予報では「小春日和の一日となる」とのことだったので、
富士山が良く見えていたが(富士山がよく見える日は風が強い)
釣りを兼ねて水元公園までポタリング。

巻頭の写真は釣りをした場所から対岸の「三郷公園」を撮影。
釣りを始めたころは「まさに小春日和」となったが、
風が出てきたので30分ほどで中止。釣果は小物2匹。

渡り鳥の鴨も大分やってきているようで
あちこちの水辺で見られるようになった。
下の写真は国分川上流の岸辺にいた「コガモ」、雄の頭部が茶と緑と言う特徴がある。


ところが、水元公園で見られるのはなぜか「ヒドリガモ」(下の写真、白っぽいほうが雄)が多く、
防災用の用水池や小合溜にいたのは殆どヒドリガモだった。
更に寒さが増してくると種類も増えるのかもしれないが・・・・
下の写真は恐らく一緒に渡ってきた一家なのだろう、
あちこち同じグループで移動していた。


水元公園のカモたちは人に慣れている。手を上げてえさをまくような格好をすると集まってくる。
それだけ人も餌をあげていると言うことだろう。そして私も給仕してみた。
食べ残しの菓子パン(美味しい中身だけを食べた)があったので千切って投げると
先を争って餌をめがけて突進する。

そこにやってきたのが「ユリカモメ(都鳥)」で、下の写真のようにすでに目つきが違う。
私の行動を凝視しているのである。
だからわざわざヒドリガモの近くに投げても、ユリカモメにとられてしまう。

ユリカモメの中の一羽が、そのヒドリガモに先を越された。
するとユリカモメがそれを略奪しようとヒドリガモを追っかけ始めた。
が、300m程追ってあきらめた。ヒドリが飛びながら食べてしまったのだろう。

餌を拾うときは敵味方関係なく突進するが、
それ以上の争いは起こらない。
カラスなんかは縄張りを持っているので、子育て中は人にさえ突進してくる。

下の写真2羽のユリカモメが飛び立とうとしているが、
餌をもっていなくても餌を投げる格好をすると即座に反応していたのである。


帰途途中の新葛飾橋から「東京スカイツリー」が見えた
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