MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

小春日和と鴨とユリカモメ

2010年11月19日 | あらかると
天気予報では「小春日和の一日となる」とのことだったので、
富士山が良く見えていたが(富士山がよく見える日は風が強い)
釣りを兼ねて水元公園までポタリング。

巻頭の写真は釣りをした場所から対岸の「三郷公園」を撮影。
釣りを始めたころは「まさに小春日和」となったが、
風が出てきたので30分ほどで中止。釣果は小物2匹。

渡り鳥の鴨も大分やってきているようで
あちこちの水辺で見られるようになった。
下の写真は国分川上流の岸辺にいた「コガモ」、雄の頭部が茶と緑と言う特徴がある。


ところが、水元公園で見られるのはなぜか「ヒドリガモ」(下の写真、白っぽいほうが雄)が多く、
防災用の用水池や小合溜にいたのは殆どヒドリガモだった。
更に寒さが増してくると種類も増えるのかもしれないが・・・・
下の写真は恐らく一緒に渡ってきた一家なのだろう、
あちこち同じグループで移動していた。


水元公園のカモたちは人に慣れている。手を上げてえさをまくような格好をすると集まってくる。
それだけ人も餌をあげていると言うことだろう。そして私も給仕してみた。
食べ残しの菓子パン(美味しい中身だけを食べた)があったので千切って投げると
先を争って餌をめがけて突進する。

そこにやってきたのが「ユリカモメ(都鳥)」で、下の写真のようにすでに目つきが違う。
私の行動を凝視しているのである。
だからわざわざヒドリガモの近くに投げても、ユリカモメにとられてしまう。

ユリカモメの中の一羽が、そのヒドリガモに先を越された。
するとユリカモメがそれを略奪しようとヒドリガモを追っかけ始めた。
が、300m程追ってあきらめた。ヒドリが飛びながら食べてしまったのだろう。

餌を拾うときは敵味方関係なく突進するが、
それ以上の争いは起こらない。
カラスなんかは縄張りを持っているので、子育て中は人にさえ突進してくる。

下の写真2羽のユリカモメが飛び立とうとしているが、
餌をもっていなくても餌を投げる格好をすると即座に反応していたのである。


帰途途中の新葛飾橋から「東京スカイツリー」が見えた
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