MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

みいさんぽNo69

2010年08月19日 | あらかると

猛暑日も一休みの今日、久しぶりに「21世紀の森と広場」に散歩に出かけた。約1.5時間ほどを被写体を探しながらぶらぶらと歩いていたが、さすがに運動不足のためか1.5時間で歩く気力がなくなってきた。熱中症にはなりたくないので引き返した。

巻頭の写真は広場内にあるバーベキューのできる「アウトドアセンターの受付所」。広場内にはいくつかの清涼飲料などの自販機があるが、この建物の横に自販機は他の自販機より10円ほど安い。

車の駐車場や自転車置き場もあり、この入り口は広場へのアクセスが一番変化に富んでいて、被写体を探すには便利である。

下の写真は公園内のあちこちで見られる「溝萩(ミゾハギ)」。
お盆のとき、精霊を迎える盆棚に供えられる花だが、私の生まれた田舎では見ることのない花であり、当然供えられたことがないので、仏花としての認識は薄い。


蓮の花はすでに終わり、蓮の実が実りを迎えている。写真のように茶色になったものは実も固く生食には向かないが、ほんのりとした甘さがある。タイなどでは生食用に普通に売られ、台湾では中華材料や「甘納豆」に加工されて売っている。甘納豆は台湾旅行のお土産に持ち帰ったことがあるが不人気だった。

ちなみに「蓮」は下の写真のように「実が蜂の巣」に似ているから生まれた言葉。花托の形状や茶色はまさに蜂の巣の形と色であり、花托のなかに覗いている白い実は、蜂の子そのもののように見える。


暑い上に差した被写体も見当たらないので、黒白写真を撮ってみた。右上の奥のほうにあるベンチが、昔のモノクロ映画の1シーンのように写った。
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