MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

アンシャープマスク加工の便利さと弊害

2010年08月28日 | 写真
写真関係のブログなどを見ていると「アンシャープマスク」ソフトを利用することでシャープな画像に加工できるということを知った。
これまではRAW現像時にある程度の修正をしてある程度満足の行く画像を得ていたが、まだシャープ感には物足りなさを感じていた。

ということで、パソコン内にある数種類の画像ソフトを開き「アンシャープマスク」処理の可能なものを探した。
「Paint Shop Pro 9」の中にあった。このソフトはPC情報誌「週刊アスキー」で紹介されていたもので、簡易版とかで非常に安い価格で市販されていたものを買ってきて、2006年にインストールしていたものだった。
しかし、ブログに使う程度の写真なら加工せずとも使える画像が多く、殆ど利用することが無かった。

「アンシャープマスク」では、エッジブロー、エンボス、シャープフォーカス、ソフト、ボールドなどの処理が出来、この中のシャープフォーカスを利用することにより、元画像をよりシャープに加工することが出来た。シャープフォーカス以外の操作はしていません。

下の写真が元画像。今朝のスカイタワーの姿です。


上記の写真に「シャープフォーカス」加工を施したのが下の写真。なかなかメリハリのある写真になった。


上記まで縮小してしまうとほぼ目立たないが、「シャープフォーカス」加工をすることによって画像にノイズが発生していた。此の辺が弊害かも。
さらに「ノイズ除去」処理をしたのが下の写真。


上記の三枚の写真では判り辛いので、元画像を原寸のままトリミングしたのが下の三枚で、上から元画像、二番目が「シャープフォーカス」加工した画像、更にその下が「ノイズ除去」処理をした画像。その差は森のディティールによく現れています。加工を重ねるほどに森のディティールは失われていった。どの画像が好みかは使う画像の大きさによって異なってくるものと思われる。




巻頭の写真は今日の夕焼け。
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