MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

変わった雲の写真

2010年08月05日 | 写真

久しぶりに富士山がシルエットで見えるような澄んだ夕暮れとなった。

写真を撮ろうとベランダに出ると目の前に霞のような変な雲があった。何が変かといえば、風の流れに逆らったようなスモッグのような薄雲が出ていたのである。
下の写真がそれで、圏雲のよう筋雲は南風に流されて南から北に筋を引いている(遠方の黒雲も同じ流れ)が、スモッグのような薄雲は東から西に流れている。風の無いときならそんな光景も見られるのだが、風のあるときの雲の出方としては珍しい現象である。


やがてその雲は消えていったのだが、その後には圏雲が広がっていた。

同じ頃、東に一筋の陰のようなものが出現した。太陽が地平に沈むときに出来る雲の陰のようなのだが、東の果てまでというのが珍しく、私も初めて見る現象だった。


やがて、一筋だった陰は五筋にもなっていて、西からの雲の陰というより、東から出ている陰のような状況になった。一筋でも珍しいのに五筋(旭日旗のようです)もあったということで投稿。


刻々と変化していく雲は見ているだけでも楽しく面白いものですが、その雲が茜色に染まってくると尚更です。
巻頭の写真は日没後の北の空の夕景。なお、雲を浮立せる為ややアンダー気味に処理しています。
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