港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

Singapore Vol.8 シンガポール インド人街を歩く

2015-10-30 09:27:03 | Singapore シンガポールのまちから
シンガポールは多民族国家で、公式的には中国系74%、マレー系13%、インド系9%、その他が3%となっている。公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語の4つ。英語を第一言語として、それぞれの母国語も学習するので、2か国語以上話せる人も多いそう。語尾にラーがつくようなシングリッシュなる英語もあり、ビジネスの場は英語で、生活の場ではシングリッシュが使われることが多いそうだ。18年前に、チャイナ・タウン、アラブ人街、インド人街などを歩き回ったが、一歩入るといくつも小さな路地に別れていて、喧噪と雑多な雰囲気が面白かった。今は近代化政策のもと都市再開発が行われ、道路が拡張され整然とした街並となってしまった。旅の後半、Aさん(アメリカ人)、妻と娘の4人でリトル・インディアを訪ねた。ただ変わったと言っても、相変わらずそこはインド人の世界。通りを歩くと、インドの独特な音楽が聞こえ、果物、日用雑貨、サリーなどの店が立ち並び、にぎわっていた。あちらこちら歩き回った後、娘の希望でフィッシュヘッドカレーを食べた。かなり辛かったけれど、味はとても美味しかった。

建物の色の使い分けが面白い

スリ・ヴィラマカリアマン寺院の極彩色の塔門。シヴァのカーリー女神が祀られていて、屋根に神々、戦士、神聖な動物などの像、彫刻が沢山飾られている。

路地がなくなり、道路が広くなっていた。アーケードやビル内に入っている店も多い。整然としているが、面白みは減った。

青の色の建物が印象的

壁面の飾りが面白い

近々インドのお祭りがあるそうで、通りのあちこちに飾りがあった。

テッカ・センター、K.K.マーケット(生鮮食品市場)
魚介類は新鮮で、種類が豊富で驚く。

K.Kマーケット 南国の美味しそうな果物が並ぶ。ココナツやバナナの葉っぱを売るだけの店もあった。野菜や香辛料などの店がいくつもあり品揃えがすごい。香辛料を少しだけ買った。

ホーカーズ(屋台食堂街)
店頭にAやBなどのアルファベットがでていて、政府の衛生検査でAが1番いいそう。清潔だから美味しいということではないが、一応の目安にはなる。安くて人気の店は、行列ができていることが多い。
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港区まち創り研究会セミナーのご案内

2015-10-29 08:21:07 | 港区まち創り研究会
港区まち創り研究会セミナーのご案内です。


テーマは「区民の視点から考える港区のまちづくり」です。
港区まち創り研究会会員の方々が日頃、港区で考えているまちづくりの課題や提案を一区民の立場で行います。行政や専門家が考える視点と異なり、日常生活で見たこと、体験したことから発想します。面白い提案・課題提起があります。コメンテーターは、東海大学教授加藤仁美先生です。
住民から発想した代官山のまちづくり条例の研究をされている先生で、区民目線のまちづくりの考え方についてコメントをいただけます。「高輪まちづくり塾」でも講演されています。
会場の方と質疑応答の時間も十分とっております。どうぞ、ご来場し、ご発言ください。
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祝い!70万アクセスを突破しました!

2015-10-28 08:27:27 | 港区まち創り研究会
祝い!ブログ開設から1660日目で、70万アクセスを突破しました!
現在の総アクセス数は700422PV、総訪問者数は201007人です。
今週は2回、1000PVを超えました。このところ上位5000位以内に入っています。全ブログは230万有りますから、上位0.3%以内です。
ご高覧ありがとうございます。
平成28年末までに、100万アクセス突破を目指したいです。

今週は2回1000PVを超えました

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Singapore Vol.7 シンガポールの建築②

2015-10-27 15:39:00 | Singapore シンガポールのまちから
③ Marina Bay Sands (マリーナ・ベイ・サンズ)
2010年にOPENしたマリーナベイサンズは、Moshe Safdie(イスラエル系カナダ人)の設計によるホテル含む複合施設。3棟の建物の上に、まるで船がのっているかのような形状は、遠くから見ても圧巻で、いまやシンガポールのシンボルとなっている。外観だけでなく、ロビー内部の高い大きな吹き抜けの空間にも圧倒される。しかしよく見ると、内部の仕上げはシンプルで,ディテールは粗い。

マリ-ナベイサンズ、斬新でダイナミックな外観

ルーフトップにはスカイパークがあり(57階)、念願の天空のプールで泳ぐ。あいにくヘイズ(煙害)のせいで曇っていたが、地上200mの景色は素晴らしかった!
プールは宿泊客のみ利用可能。展望デッキは一般客でも入場可能(有料)

プールの端へいって、景色をながめている人が多い

サンズ内のカジノ、観光客だけでなく地元の人も楽しんでいるようだった。仲間数人で、ルーレットに挑戦したが全員敗退。何とYさん一人が勝ち進み、元金以上を(わずかな額ですが)getした。

サンズ内のショッピングアーケード、ガラスのアーチ状の屋根が見応えあった。

駆け足であったが、市内のあちらこちら、面白い建築を見ることができた。

④Art Science Museum (アートサイエンスミュージアム)
2011年竣工,こちらもサフディの作品で、サンズ同様シンガポールのシンボル的な建築物。はすの花をイメージしているとのこと。ライトアップされて、ひときわ目立つ。

⑤ Gardens by the Bay (ガーデンズ・バイザベイ)
2012年にオープンした近未来型ガーデン。広大な敷地に10余りのテーマガーデンがあり、世界の多種多様な植物が見られる。全て見るには3日かかるそうだ。サンズから15分ほど歩くと、ガーデンズバイザベイに到着。少し歩くと熱帯雨林の巨大樹木をイメージしたスーパーツリー群が現れ、まさに驚きの光景だった。

スーパーツリー、 計18本で一番高いのは50mあるそう、エレベーターや展望レストランが備わっているツリーもある。

Supertree: コンクリートやパイプで造形されていて、幹にはシダやツル性植物が植えられている。将来的にはスーパーツリー全体が緑で覆われるそうだ。頭頂部には、太陽電池が内蔵され、夜のライトアップに使用されている。

2本のツリーを結ぶ吊り橋「OCBCスカイウェイ」を歩いた。眼下に緑あふれる一帯が広がり、圧巻だった。途中、狭い部分もあり思ったより怖かった。強風や雨のさいは閉鎖するそうだ。毎晩、光と音のショーが開催されている。(約15分、無料)。旅行最後の日の夕方、ショーだけを見にいったが、幻想的でとても素晴らしく、拍手がおきていた。

ガーデン内には、世界一大きなガラスの冷室ドーム二つがあり世界中の植物が見られる。午前中、フラワードームに入った。地中海沿岸や半砂漠地帯の気候を再現してあり、多種多様な植物があり花が咲き乱れていて素晴らしかった。

フラワードーム内、たまたま菊の展示会も開催されていた。数本のバオバオの木があり、見るのは初めてで、じっくり眺めて楽しんだ。花の好きな妻は大層気にいって内部を歩き回り、また涼しくて快適で、ドーム内のカフェでランチまでして、予想外にかなり長居してしまった。このカフェは某有名レストランの支店だそうで(あとで知ったが)おしゃれな雰囲気だったが、簡単なランチで約3千円で(飲物含み)高かった。シンガポールでは、ほとんどのレストランで表示値段の他に、税&サービス料金で、計17%つくので、より高く感じる。

ガーデン内にあったおしゃれな花時計

⑥ Esplanade Theaters on the Bay(エスプラネード・シアターズ・オンザベイ)
2002年に完成。DP ArchitectsとMichael Wilford & Partnersの設計の総合文化施設。ドリアンのような面白い形状は、日よけの役目を果たす工夫があるそうだ。遠くからでもよく目立つ。残念ながら、そばを通っただけで入る時間がなかった。

夜ライトアップされて、ユニークな形が浮かび上がり、面白い。

⑦ Singpore Flyer
世界最大規模の観覧車、黒川紀章の設計。晴れていれば、はるか遠くの島々まで見渡せ素晴らしい眺望だそうだ。残念ながら、今回は乗らなかった。

⑧ Dhoby Ghaut Green(ドービー・ゴート・グリーン)
シンガポールのSCDA Architectsにより設計され、2009年竣工の公共の野外円形劇場。夜ライトアップされて魅力的な空間となり、ロックの演奏が行われていた。

⑨ UOBプラザとCBD(中心ビジネス地区)
CBDの高層建築物が並ぶアーバンデザインは丹下賢三による。スカイラインも揃い、色も統一されており、品格がある。二日目、みなトーク会の仲間達と(65~80才)マリナベイから遊覧船で市内へ、プラナカン博物館その他など見学。日頃からジムで身体を鍛えている方も数人いて皆さんタフで、暑い中よく歩きました。

UOBプラザなどの建築も、丹下の作品である。
プラザ周辺の広場

⑩ The Pinnacle@Duxton (ザ・ピナクル・アット・ダックストン)
全国民の8割が住んでいるといわれるHDB(日本で言う公団)が建設した高層コンドミニアム。複数のビルで構成され、最上部展望フロアーには渡り廊下がかけられているような、つながっているファサードが特徴的。遠くからでもとても目立つ。案内してくれたJ氏によると、若い人に人気で入居希望者がとても多いとのこと。

⑪ Red Dot Traffic (レッド・ドット・トラフィック)
旧交通警察署(歴史的建築物)を再利用したビル。一階にはレッド・ドット・デザイン博物館と飲食店がある。世界的に権威ある国際コンペでの製品デザインの受賞作品が展示されている。二階以上はデザイン事務所として利用されている。中には入らず、赤色のインパクトある外観を楽しんだ。

⑫その他の建築物:下部に緑を配し蔦などをからませている高層ビル。将来的には建物全体が緑で覆われるとのことで、数年後にまた見てみたい。
 ルーバーが特徴的で、工事中のように見える高層ビル。


⑬ Changi Airport (チャンギ国際空港) 黒川紀章の設計。World Best Airport2013,2014とも選ばれ、世界で一番と賞されている空港。緑の植え込みや花壇が素晴らしい。世界一の空港と言っても、治安の良さや管理体制、利便性(都市が近い)などのポイントも加わっての評価のようである。
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東海大学高輪キャンパス「建学祭」歌謡ショーのご案内

2015-10-27 15:20:15 | 高輪地区のできごと
東海大学の河村さんからの情報です。
11月1日(日)東海大学高輪キャンパスで開かれる建学祭にタカナワイアンズの歌謡ショーに河村さん、福崎先生、植野さん、渡部さんもメンバーで出演します。どうぞ、みなさんおいでくださいとのことです。ちらしは以下のようです


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大学と地域連携(トコラボ)プログラムのシンポジウムに参加しました

2015-10-26 08:34:46 | 高輪地区のできごと
10月24日東海大学高輪キャンパスで大学と地域連携活動による人材育成(トコロボ)のシンポジウムが開かれました。
コメンテーターの筑波学院大学の武田直樹先生から筑波学院大学の実践科目で行った様々地域活動の紹介がありました。災害時の対応で大学の果たした活動報告などが参考になりました。
続いて、パネルディスカッションが行われました。
パネラーとして、東海大学「地域カフェ研究会」、名古屋学院大学「まちづくりカフェ-マイルポスト」、東海大学「地域安心ネットワークプロジェクト」、芝浦工業大学「ロボット技術による見守り健康支援スマートタウン構築プロジェクト」、東海大学「Takanawa共育プロジェクト」の発表がありました。
どの発表も面白く拝聴しました。どこの大学も地域との連携を真剣に考えて取り組んでいる様子がわかり、頼もしく感じました。
「Takanawa共育プロジェクト」の学生さんには、桜まつりなど地域の様々な活動に支援していただいていつも感謝しています。長く活動が続いていただけることを期待しています。
今回、私が特に興味を持ったのは「地域安心ネットワークプロジェクト」で東海大学情報通信学部の学生さんの提案です。
高輪地域の人に日常生活支援のためのネットワークシステムづくりの提案です。
具体的には、①Wifiアクセスポイントの設置
      ②Wifiルータの開発
      ③必要なアプリケーションの開発
うまく、システムが動き出せば、地域情報の共有化、観光客へのサービスなど多面的な展開が期待できます。一緒に考えていきたいですね。

パネラーの発表風景

東海大学共育プロジェクトの学生さんが桜まつりの紹介をしています
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コミュニティ・カフェ高輪でミニ講演会が開催されました

2015-10-24 21:58:28 | CCクラブ
10月23日(金)コミュニティ・カフェ高輪でミニ講演会が開催されました。
講師は、白金在住の発明家渡邉義信さん(93才)でした。
コーヒーを飲みながら区民センター2階に集まった地域の方々は、今もお元気な渡邉さんの発明人生のお話を興味深く聞き入っていました。
渡邉さんは日本発明特許学会理事など要職を勤められ、平成16年には藍綬褒章を受章されています。
渡邉さんは白金の町工場で働きながら19才で回転する水栓蛇口を発明され、それが現在、全国の小中学校で使われています。横になって出し放しになっている水道栓を見て思いついたそうです。
戦後、白金の町工場は焼け野原となりましたが、水栓便所のバルブなど数々の発明をされて工場を再建されたそうです。
60才になって水墨画を始められ、現在は3つの教室で水墨画教室を開くほどの腕前です。
93才になっても新しい救命ボートのアイディアをお持ちで、これから特許の申請を考えているとのこと。皆さん、びっくりしてお話をうかがっていました。
どんなことがあっても、人生を前向きに考えチャレンジしていく渡邉さんの迫力に圧倒されました。

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誰もが参加できるバリアフリーの講演会のご案内です

2015-10-24 09:42:53 | 港区まち創り研究会
本会会員藤代さんからの情報です。
誰もが参加できるバリアフリーの講演会が開催されます。
どうぞ、ご参加くださいとのこと。
ちらしは以下のようです。

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芝浦アーバンデザイン・スクール公開講座のご案内

2015-10-24 09:11:25 | 港区まち創り研究会

本会会員の関根さんからの情報です。
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浦アーバンデザイン・スクール 2015年度公開講座

芝浦アーバンデザイン・スクールは大学と地域が連携して都市の魅力を再発見・再検討するプロジェクトです。

2015 年度は、建築家の高谷時彦さんを招いて、鶴岡市で携わるまちづくりを紹介していただき、東京と鶴岡を往来する中で得られた知見を披露していただきます。お誘い合わせて御参加ください。


城下町鶴岡の建築とまちづくり


講師:高谷時彦 建築家・東北公益文科大学大学院特任教授

日時:2015 年11 月12 日(木)18:30-20:00
会場:芝浦工業大学芝浦キャンパス3階307 教室18:00 開場
東京都港区芝浦3-9-14 JR 田町駅東口徒歩5分
司会: 芝浦工業大学デザイン工学部 前田英寿
参加:どなたも無料で聴講できます

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港区まち創り研究会10月定例会が開催されました

2015-10-23 17:30:57 | 港区まち創り研究会
10月21日、港区まち創り研究会定例会が芝コミュニティはうす会議室で行われました。
主な議題は11月に開かれる講演会の進め方でした。
日時は11月21日(土)13時半から芝コミュニティはうす第2会議室で行うことになりました。
テーマは「区民の視点から考える港区のまちづくり」というタイトルで、区民が身の回りで気がついたことを課題提起、提案を行うセミナーにすることが決まりました。
コメンテーターとして、東海大学教授の加藤仁美先生をお呼びして、各パネラーの発表にコメントをいただきます。加藤先生は市民参加のまちづくりがご専門で、代官山のまちづくり条例について研究されており、高輪まちづくり塾でお話いただきました。
会員の藤代さん、小出さん、佐藤さん、吉田さんがパネラーとして、それぞれの視点から課題提案を行います。それを先生からコメントをいただき、会場の方からも質疑も行います。
パネラーの提案は多岐にわたりますが、行政では気がつかない提案もあります。ご期待ください。ちらしができたら、このブログに掲載します。
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