港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

Sydney ( 42年前のシドニー)

2015-12-31 18:13:15 | オーストラリアの街から
 42年前の(1973年)新婚旅行の写真のデジタル化に成功したので、何回かに分けてご紹介します。まずは、シドニーです。
当時在住していた妻の友人のあき子さんが、空港に車で出迎えてくださり、あちこち親切に案内してくださった。当時のシドニーの雰囲気は、のんびりした田舎の街に来たなあという印象で、ホテルや食事代なども安かった。シドニーはその後、2度訪れているが、行く度に変化、発展をとげている。数年前に行った時は、サンドイッチ程度のランチ代も、東京より高くなっていて驚いた。
1973年といえば、オペラハウスができたばかりで、それほど注目もあびていなかった時代、まさに、我々はできたばかりのオペラハウスをみたのであった。当時、シドニーで見るべきものは、ハーバーブリッジとオペラハウス位しかなかったように思う。
(写真の転載は、固くお断りします)

42年前のシドニーの景観  ハーバーブリッジ(左)とオペラハウス(右)

できたばかりのオペラハウス

オペラハウス

壁面のタイルが光沢あり、貝のように輝いていた

円形の曲面で構成されている屋根

屋根のディテール

オペラハウス、カフェの前で

国立植物園で

巨木の下で(資料には、Marls, Moreton Bay Fig となっていた)
あき子さん、お元気ですか?

ハーバーブリッジとオペラハウス遠景


広い花壇と赤いベンチが、印象的で撮った。
(当時の日本には、このような商業モールはほとんどなかった)


商業モールのベンチがとても斬新に感じ、撮ったのをおぼえている。
(当時の日本には、このようなベンチはなかったので)
Martin Place


のどかな街の雰囲気


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世界の街から 120 グレートオーシャンロードを、車で走る

2015-01-18 09:38:55 | オーストラリアの街から
2004年10月、メルボルンからアデレードまで、妻と二人でレンタカーで旅をした。メルボルンからアデレードは、普通なら飛行機で行く距離だ。メルボルンに4日間滞在したあと、レンタカーを借りて、まずは、グレートオーシャンロード(Great Ocean Road、以下GOR)への途中にあるジーロング(Geelong)の町へと走った。ジーロングには、妻の友人のレスリーさんが住んでいて、レスリーさんの家に一泊させていただいた。レスリ-さんの家は、プールつき豪邸で庭の一角には日本庭園まであって驚いた。レスリーさんにジーロングの町をあちこち案内してもらい、翌日からGORへの旅を始めた。
GORは、世界で最も美しい海岸道路と言われている。メルボルンから南西に約90km,サーフィンのメッカでもあるトーキーからアランスフォードまで、約260kmにわたって素晴らしい海岸線があらわれる。南極海からの激しい風雨と波がうちつけ、長い年月をかけてできあがった自然の壮大な景観が堪能できる。
以前、カナダのバンクーバーからウイスラーへとドライブしたことがあるが、その時の車道も素晴らしく、山に囲まれて雲の上を走っているような雰囲気があり感動したが、このGORは、さすが世界で一番美しい海岸道路と言われるだけあって、素晴らしいものだった。運転していて目の前に、大海原の大パノラマが現れてくる。道路の角度のつけ方やカーブの作り方に無理がなく、くねくねと曲がって狭いところも一部あったが、とても快適な走りだった。
日本でも、伊豆など風光明媚な海岸線あるが、運転しながら景色を眺める余裕はあまりない。ハンドル操作をちょっと誤れば、崖におちそうというような危ない箇所が時々でてくる。
GOR,数カ所ある絶景ポイントでは、景色を眺めるためにしっかりしたデッキができていて、どこでも案内及び説明板が設置されていた。途中、グレート・オトウェイ国立公園に立ち寄り、温帯ジャングルの中を歩いたり、アポロベイで昼食をとったりして楽しんだ。最大の景勝地12使徒(12 Apostles)は、本当に素晴らしく、壮大な景観に感動した。もともと12はなかったそうで、波の浸食で、現在は8つだそうだ。その他ロンドンアーチ(London arch)、ロックアードゴージ(Lock Ard Gorge)の絶景ポイントも迫力あり、ダイナミックなものだった。
この海岸線は断崖絶壁が多く、難破船海岸(シップレックコースト)とも呼ばれる。この海では昔、数多くの船が難破し、多くの人が命を失ったそう。ロンドンから3か月航海してやってきたロックアード号が、険しい断崖を目の前にして難破し、乗組員乗客9割が亡くなった悲しい話もあるそうだ。
ポートキャンベルのモーテルに泊まり、町中を散策したりして楽しんだ。台所設備もついていて、感じのいいモーテルだった。
ポートキャンベルまでは、素晴らしいドライブ旅行を満喫したが、友人のいるアデレードへ急げとばかり、海岸線をはずれ、近道となるはずの内陸部の道を通ったのが、過酷な旅の始まりとなった。
内陸部は、それまでの海岸線のドライブと、全く違うものだった。見渡す限り、砂漠のような荒野が広がり、道路が一本あるだけ。殺伐とした風景の中、100kmの速度で2~3時間走って、車一台に出会うという感じだ。ここで車が故障したらどうしようと不安になった。
荒れた寂しい山を(低いけど)通り抜けたり、2~3度小さな町が(集落?)現れたが、セルフのガソリンスタンドがあるだけで、店らしいものはほとんどなかった。(現在は、だいぶ変わったかもしれないが、、)食事をするどころではなく、朝調達したパンをかじりながら、ただひたすら走った。前もって地図をよく見たり、ある程度の道路情報は得ていて、無謀な計画ではなかったのだが、景色が全く変わらない荒野を延々と走るのは、思った以上に疲れるし、不安だし、大変なことだった。朝からずっと走り、暗い中、遠くにアデレードの街の灯りが見えてきたときは、妻と二人で心からほっとしたものだ。
私の妻はもともと運転好きなので(妻のほうが、私より運転歴が長いのだ)、二人で交代して運転したので何とかなった面もあった。運転手一人では、とても無理だと思う。
今まで何度も、海外のあちこちでレンタカーを使った旅をしているが、オーストラリアの荒野での運転は、自分の人生の中で、最もハードなドライブであった。
以前、アイルランドへ行ったとき、ここは地の果てか?と思うほど寂寥感ただよう荒野を車で走ったことがあるが、アイルランドの荒野は、とても寂しいながらも詩が浮かんでくるような雰囲気がある。2~3時間も走れば、素朴な小さな町が現れるから、不安は感じなかった。
あとでオーストラリア人に聞いたら、メルボルンからGORへドライブする人は多いけれど、アデレードまで、特に内陸部を運転する人はあまりいないとのこと、勇気があるねと言われた。我ながら、さすが10年前は、かなり元気があったと思う。
オーストラリアの大地は、やはりとんでもなく広大なものだった。
ドライブの楽しさと大変さと、両方を味わった旅であった。


お世話になったレスリーさん宅、玄関アプローチ

居間の前にあるおしゃれなプール



レスリーさんは日本に住んだことあり、大の日本好き。居間&ダイニングには、日本の帯、花瓶、土瓶、こけしなどが飾ってあって、素敵でした 

庭の一角にある小さな日本庭園、この灯籠も日本から運んだとのこと

雄大な景色を楽しみながら、海岸線沿いを走る

グレート・オトウェイ国立公園、シダの原生林の散策路を歩く 

最も有名な景勝地「十二使徒」

自然が造りあげたダイナミックな景観



静かな入り江、険しい壁

風と波に削られた岩、奇岩

夕日に映える美しい景観

ポートキャンベルのモーテル

ロンドン・アーチ、以前は陸とダブルアーチでつながっていたが、1990年に陸側のアーチが崩れ、陸と離れてしまった。冷たい風が吹くデッキに立つと、南極海が近いと感じられる

自然が造りあげた壮大な景観
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世界の街から32---オーストラリア キャンベラ

2012-01-17 21:42:37 | オーストラリアの街から
1 計画都市の功罪
 計画都市といわれる街を訪ねて、いつも何か失望感に襲われる。計画都市は確かに都市工学的にすばらしいが、住んでみたいかと問われると、NOと答えざるを得ない。その理由は、人間くささ、人の営みが感じられない。どうしようもない寂寥感がある。都市のもっている役割・顔は多様であり、毎日変化している。この多様さ・変化が、面白いのである。一人の人間が都市全体を設計するのは、神の摂理に反することなのかもしれない。
 オーストラリアの首都キャンベラを2日間訪れた時もそのような感を受けた。世界的なコンペティションでアメリカの建築家バーリー・グリフィンが当選した案である。
1927年にシドニーから遷都され、1960年に完成した。人口34万人で、公共交通機関はバスのみである。日本でも遷都論が盛んな頃、一つのモデルとしてもてはやされたことがある。

キャンベラ航空写真 グーグルアースより

キャンベラ都市地図

2 キャンベラの都市の構成
サークル道路と放射状道路を組み合わせた道路パターンとなっている。
中心に国会議事堂を据え、そこから放射状の道路が延びている。
川をせき止めてつくられたバーリー・グリフィン湖が市街地の中心部にある。環境的には、いろいろな効果が期待できるよい案だと思う。が実際見てみると、かなり大きな湖に感じる。湖岸もきれいに整備されていて、遊歩道もあり散策するにはもってこいである。しかし、そこには歩いている人はほとんどいない。
新国会議事堂は誰でも中に入ることができ、高さも抑えて、大部分のあまり見えなくしているので、民主的でオープンな印象を受ける。その後、世界的なテロ事件などの影響から、誰でも気軽に入れなくなってきているようだ。
新国会議事堂から旧国会議事堂を通して、湖を超え、戦没者慰霊塔まで一直線に見通す景観の軸が新国会議事堂から見える。軸ははっきりして、とてもきれいであるが、これをつくった意味がよくわからない。

幹線道路の真ん中から見た風景

緑地帯に珍しい鳥がいる

幹線道路とバス停 屋根もベンチもある

中心市街地風景

中心商業地の広場

住宅地の景観

住宅地の景観

大きな公園

中央に緑地帯のある幹線道路

バーリーグリフィン湖の沿岸 ややさびしい

バーリーグリフィン湖

船着場

新国会議事堂

景観としての都市軸 旧国会議事堂の向こうが戦没者慰霊塔

戦没者慰霊塔


3 キャンベラの印象まとめ
 2日間、観光バスなどで見ているため、キャンベラのごく一部しか見ていないので、印象雑感を述べてみたい。
・緑が豊かで、バーリー・グリフィン湖があるので、身近に自然に接することができる。
・道路、公園など都市のインフラはレベルが高い。
・34万人の人口の割に、都市のスケールが大きい。
・そのため、賑わいがかけ、都市全体が寂しい。夜の治安は大丈夫なのか。
・繁華街でも歩いている人が少ない。
・一つ一つの建物が大きく、歩いて移動するのに大変である。
・その割に公共交通機関はバスだけである。車の移動を基本としている。
・首都機能という特化した都市は、面白さに欠ける。
・かなり均一的な階層の人だけが住んでいる印象である。

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世界の街から20 オーストラリア メルボルン

2011-09-09 15:28:36 | オーストラリアの街から
世界の街から20  オーストラリア メルボルンところどころ
 メルボルンは300万人を超える大都市であるが、私の好きな都市の一つである。4日間程度の滞在なので、ところどころ、見て歩いた印象を述べる。
 メルボルンは、気候は温暖ですごしやすいが、「メルボルンは一日に4つの季節を持つ」という格言があり、一日の中で暑かったり、急に寒くなったりすることがある。エコノミストの「世界で最も住みやすい都市」で1位になったことが2度もある。住みやすそうな都市である。
都市としての魅力は次のような点である。

メルボルンの中心市街地地図 赤い線が無料のシティサークルトラム
1 トラム(路面電車)の街
 中心市街地の構造は碁盤目状であり、道路は広い。歩道が広く気持ちがよい。歩道に許可されているのか、花屋、果物屋、カフェなどの店がでて、街の魅力を高めている。

トラムが縦横に走っている

歩道で商売する果物屋

歩道で商売する花屋
碁盤目状の道路の200~300m間隔にトラムが縦横に走っている。それは、伸びて郊外の住宅地まで連絡する。また、ゾーン内は同一料金で乗り換えが自由にできる。切符は1日券、2日券、一週間券、1ヶ月券とどんどん安くなる。トラムは頻繁にくるので、あまり待つ時間がない。まさに、トラムが市民の足として気軽に利用できるシステムになっている。
また、観光用に中心市街地を一周するトラムもあり、これは無料である。

無料のトラムの内部
 トラムと歩行者だけのトランジットモールがあり、大勢の人が滞留する広場のようなところに、ゆっくりトラムが走る。
港区でも「ちーバス」は、安く便利に利用できるよいシステムだと思うが、メルボルンに習い、もう一歩進んで、切符の種類を増やすこと、乗り換え自由にするとさらに利用しやすくなるのではないだろうか。

歩行者とトラムのトランジットモール
2 新旧の建物が共存するまち
 メルボルンは、オーストラリアでは早い時期に開発された都市である。古い建物が多く残されている。また、高層の建物も最近増えているが、古い建物を上手に生かしながら、開発を進めている。新旧の共存が図られている。アメリカで言えば、ボストンに似ている。

古い建物を生かしている

黒川氏の設計メルボルンセントラル
 黒川紀章が設計した建物メルボルンセントラルに、古い建築物をガラスで被ったものもある。面白い大きな看板を見つけた。100年前の街の情景を写した写真である。古い街の景観をいつまでも、記憶に留めておこうという意味だろうか。港区でも、100年前の街の風景の写真を街角においたら面白いのではないだろうか。


100年前の写真を街角に示している
3 川とオープンスペースが美しいまち
 メルボルンの中心部を流れるヤラ川沿いは景観に配慮し、とても美しく歩いて楽しめる
港区の古川沿いの景観を考えるとあまりの違いに落胆する。
また、オープンスペースとしての公園が多くあり、手入れが行き届いて素晴らしい。中心地区にあるフィツロイパークを歩いてみた。どこもきれい花が植えられ、芝生の手入れもよく、家族で集まってパーティをしていたり、公園の利用を市民が楽しんでいるようだ。

ヤラ川沿いの景観

ヤラ川沿いの歩道

フィッツロイパーク

フィッツロイパーク



4 計画的な面開発
 ヤラ川沿いなど開発は面的に、きちんと計画されているようだ。完成予想図が工事用の看板に大きく書かれている。日本では、工事中のところに、完成予想図が描かれたものはあまり見ない。周囲の住民を刺激しないよう秘密裏に進められる。
 メルボルンはどんどん成長しているが、うまくコントロールして開発が進められているように思う。

開発計画図を公開している
5 多様な文化が混在するまち
 街を歩いている人も各国から来ているようで、多様である。特に、アジア系の人が目立つ。レストランも中華、ベトナム、タイ、ギリシャ、インドなど豊富である。大学も多く、学生も多いようだ。

おわりに
 メルボルンは大都市にありながら、とりすました感じがなくカジュアルで親しみやすい。
成長しながらも、街は美しく保たれ、古いものを大切にしている。いろいろな文化が混在しているのが、魅力を高めている。
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世界の街から14--オーストラリア アデレードに学ぶ 生活を楽しむ都市のありかた

2011-08-13 21:04:17 | オーストラリアの街から
>オーストラリア アデレードに学ぶ生活を楽しむ都市のありかた

住宅地にある池の風景

アデレード航空写真
アデレードに5年滞在しているOさんの案内であちこち歩き回った。オーストラリア人は、よほどのことがない限り残業しない国民で、働きすぎるより生活を楽しむことを優先する。そんなオーストラリア人が生活を楽しむためにあるアデレードの街をご紹介したい。
アデレードは、1836年、イギリスの軍人ウィリアム・ライトにより計画された都市である。計画して、200年足らずで100万人都市となっている。
ウィリアム・ライトの銅像が街の真ん中に建てられている。都市計画を行った人物が銅像で飾られているのは、この人だけであろう。

ウィリアム・ライトの銅像
● 都市の構成
オーストラリアの都市に多い碁盤目状の道路を基本とした構成となっているが、この計画には以下のようななかなか優れた点がある。
1 中心市街地を広いオープンスペースで環状に取り囲んで、グリーンベルト構想を実現している。グリーンベルトは、比較的中心市街地に近く、ちょっと歩けば公園に接することができ、その外側に住宅地が展開している。
2 市街地を分断する大きな川のまわりに広い緑地帯を確保し、公共施設やゴルフ場を配置している。川のまわりの景観が広々として中心市街地の魅力を引き出している。
3 都市軸ともいえる広い道路を都市の中心部に配置している。
  交差点を広いロータリーにして、道路の中に広場を確保している。
4 賑わいのあるショッピングモールがある
5 海も都市の中で生かされている
もし、世界の中で一番生活を楽しみながら住んで見たい都市はどこかと問われた時、アデレードが上位に入ることは間違いない。一年中気候がよく、スペースがどこもゆったり作られて、緑と水にあふれた美しい都市であるが、100万人都市の賑わいもある。
● 水を生かした住宅地3題
1 池と公園と住宅地
 池と公園を中心に配置し、そのまわりに住宅地がある。池には、かもが泳ぎ池のまわりに花が咲いている。池には橋がかかり、ぐるりと一周できるようになっている。こんなに美しい住宅地は見たことがない。

住宅地にある美しい池

住宅地の景観

住宅地の景観

住宅地の景観

住宅地の景観

水をきれいにの看板


2 水路沿いの住宅地

 川から引き込んだ水路沿いに住宅地を配置している。ボートでも行き来ができるようだ。
対岸から見た連続する住宅地の景観は素晴らしい。





3 クルーザー係留付きマンション
 建てられたばかりの海にクルーザーやヨットを係留できるマンションである。ヨットやクルーザーを楽しむために造られている。別荘のような利用をされているかも知れない。

係留権付きマンション

計画図
● 川沿いのオープンスペース
 川沿いは広いオープンスペースを確保し、ゴルフ場もある。主要な公共公益施設も配置している。川もボートなどで楽しむ場となっている。市民が楽しむレクリエーション空間となっている。

川沿いのオープンスペースの看板




● 中心市街地を囲むグリーンベルト地帯
中心市街地を囲むグリーンベルト地帯は、公園のようなオープンスペースが連続している。その一部のボタニックガーデンを訪れた。南半球の植物を集めた美しい庭園もあり、市民の憩いの場でもある。手入れの行き届いたオープンスペースとなっている。

ボタニックガーデン全体図

ボタニックガーデン

ボタニックガーデンのバラ園
● 賑わいのあるショッピングモール
長く連続する大きなショッピングモールがあり、ほとんどの買い物はここですることができる。ベンチや彫刻などの飾り、噴水など空間を楽しむ仕掛けが多くある。

ショッピングモール

ショッピングモール
● 広い道路空間
車道、歩道とも広く、ところどころに広場があったりして開放的である。

都市軸道路

道路が広がり広場になる

市街地を循環する無料バスもある
夜も昼も土日すらも忙しく働いている日本人にとって、想像もできないようなのんびりした生活を楽しむ都市がある。いずれは日本もこのようになるだろう未来の生活を垣間見たような気がした。
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