港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

Visiting Chiangmai Vol.3 チェンマイ訪問記

2016-09-26 18:32:08 | タイの街から
チェンマイ訪問記第3回です。
バンコクに比べて、チェンマイは物価が安いし、のどかな雰囲気である。若者向けだろうが、家賃1ヶ月3000バーツ(約1万円)のアパートもあるそうだ。チェンマイには、日本人が4000人以上いて、リタイア後、おしゃれなマンションなどに住んでいる日本人もいるそうだ。物価が安いだけでなく、歴史があるから文化があり、洗練された場所もいくつかあり面白い街である。
旧市街地を中心にご紹介する。
旧市街地は濠と城壁に囲まれた1.5km四方の狭い地域である。
・夜のチェンマイ
道路、広場のあちこちにナイトマーケットがあり、衣類、雑貨、食べ物店がずらりと並んでいる。曜日によっては、盛大なマーケットが開催されるそうだ。お寺は、どこも夜9時までライトアップしている。夜の散歩が楽しめるまちである。
・チェンマイのお寺
チェンマイは歴史都市で、多くのお寺がある。近年、お寺の建物、仏像に金箔をはるところが多くなっていて、これだけ金箔のを見せられると、やや辟易する。ずっと木造だったけれど、去年、建物全体を金箔で覆いましたなどと聞くと、古い地味なままのお寺を見たかったと思う。日本人特有の感覚かもしれないが。
・チェンマイのレストラン
タイ料理のほか、チェンマイ独特の北方山岳料理、中華料理、フレンチ、イタリアンなどバラエティ豊富である。かって、ヒラリー・クリントンが訪れたことがあるタイ料理の店に行った。川沿いで眺めが良く、食事中に伝統楽器の演奏もあって楽しんだ。タマリンドビレジ・ホテルで食べたタイ料理は、どれもとても美味しかった。コーヒー店も多く、娘が知っているいくつかの店へ行って、美味しいコーヒーを楽しんだ。

旧市街地の城壁 ごく一部にしか残されていない

旧市街地の四方をめぐらす濠

ツクツク、300円前後でかなり走ってくれるが、車体が古くてエンジン音がうるさいのが多い。このツクツクは、特別にきれいなほう。

マンゴーがなっているように見える店 実はマンゴーはつくりもの

ワット・チェディルアン 一部くずれている部分もあるが、圧倒的な存在感のあるお寺だ

金箔の仏像

ワット・ムーングンゴーン、黄金の涅槃仏、本堂を取り囲む天女像壁画も魅力的だ


チェンマイ独特の北方山岳料理を食べた。味つけは、少し濃いめだった

北方山岳料理のレストラン、昔ながらの趣のある建物だった

以前、ヒラリー・クリントンが訪れたというレストラン  川沿いで、おしゃれな雰囲気だった

サラダ風タイ料理、さわやかな味で美味しかった

食事中に、伝統音楽の演奏を楽しんだ

ワット・トンクウェーン、風情のある建物

お寺のそばで、修業中の若いお坊さんを時々みかける。話しかけると、ニコニコとほほえんでくれた


ナイトマーケット、似たような品物を売っている店が多く、よく競合しないなあと思う。

おしゃれなラテアート

ラテアートで国際的な賞を獲得したという有名コーヒー店、リストリット。コーヒーは美味しかったが、とても混んでいた 

タマリンドビレジ・ホテルに滞在した。小じんまりしたホテルだけど旧市街の中にあり便利、サービスもよかった

タマリンド、タイ・レストラン、料理は、どれも美味しかった

タマリンド・ホテル内のタイ・レストラン
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Visiting Chiangmai Vol.2 チェンマイ、ドイ・ステープ寺院

2016-09-18 12:30:02 | タイの街から
エレファント・キャンプのあと、ガイドの案内で、道中にあったレストランでタイ料理を食べた。パッタイ、タイ風スープ、焼き鳥などの定番だったが、どれも美味しかった。人気の店らしく、タイ人でにぎわっていた。
ランチの後、市街地から離れた寺院、ドイ・ステープ寺院を訪ねた。この寺院は、1383 年クーナ王によって建立された由緒ある寺院で、チェンマイで最も有名な寺院である。山の中腹にあり、はるか昔、僧侶や職人達の並々ならぬ思いによって建築資材を運んだそうだ。寺院門より礼拝堂へと続く階段は全部で348段ある。我々は行きはケーブルカーで上り、帰りは階段で下った。
寺院の象徴、高さ22メートルある黄金色に輝く仏塔の内部には、仏舎利(ブッダの遺骨)が納められている。以前は木造の仏塔で、近年、全て金箔が貼られたそうで、昔ながらの木造のままの仏塔を見たかったとも思う。眺望ポイントに行くと、チェンマイの市街地が一望できて素晴らしい眺めであった。

チェンマイで、最もエレガントな寺院と言われるスワン・ドーク寺院を訪ねた。1383年にクーナ王によって、ランナー王国のかつての王宮殿の庭に建てられた寺院。広い本堂には、500年ほど前に作られたタイ全土でも1、2を争う大きさの青銅の仏像が安置されている。境内の白い仏塔(チェディ)には、ランナー王朝代々の王族のいくつかの遺骨が納められている。金色の仏舎利塔、本堂以外はほとんど白い建造物で、白い世界と金色の仏塔、青空の対峙がまことに美しい。サンセットの光景が素晴らしいそうだ。


ドイ・ステープ寺院

ドイ・ステープ寺院

ドイ・ステープ寺院内部


眺望ポイント、チェンマイの市街地が一望できる

348の階段 上から見る

階段 下から見る

階段 下から見る

スワン・ドーク寺院、金色の仏舎利塔と白い仏塔の対比が美しい

スワン・ドーク寺院

白いチェディに囲まれると、何やら幻想的な雰囲気である

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Visiting Chiangmai Vol.1 チェンマイ、メーサ・エレファント・キャンプ

2016-09-13 08:13:57 | タイの街から
チェンマイはバンコクの北にあり、飛行機で約1時間の距離にある。13世紀末、ラーンナータイ王国の首都として建設された古都である。もともとタイとは別の国として発展したため、独自の文化が形成されており、バンコクとは違った面白さがある。
1.5km四方の旧市街地とその外側に広がる新市街地よりなる。旧市街地には、高さ制限があり高い建物が建てられない。新市街地は高層のコンドミニアムも建てられ、比較的広い道路が整備されている。市街地の外側には、農地、山林が広がり日本の地方の風景を思い出させる。
チェンマイはタクシーが少なく、近くのお寺などへは、ツクツクをよく利用した。(事前に値段を決める必要あり) 娘が調べて、ソンテウも乗ったけれど、何しろトラックの荷台を改造したようなもので乗り心地はあまりよくなかった。郊外の観光地は、日本語ガイドつきのワゴン車を一日チャーターして、回った。
メーサ・エレファント・キャンプ
象80頭が暮らしている山の中のエレファント・キャンプを訪れた。川がすぐそばにあり緑豊富なエレファント・キャンプでは、象が大事に育てられ、のびのびと生活していているのを感じた。年老いた象が、リタイヤして生活する場所まで用意されている。
・素晴らしい象のショー
奥のほうにある広場で、象のショーを楽しむ。観客の8割は中国人で、欧米系外国人が一割で、日本人はたまたまだったのか、少なかった。象の芸は多種多様でみごたえがあった。こんなにいろいろなことができるのかと、象の頭の良さに驚いた。象10頭位が鼻を前の象の尾にからませて、連なって入場する。簡単な踊りも披露する。
次にサッカーをした。ちゃんと前足でボールを蹴る。キーバーとなる象がゴールに構えており、それをめがけて象がボールを蹴り、キーパーが防いだりもする。ボールがゴールに入ると、象が喜んで踊ったりする。
一番驚いたのは象が絵を描くことである。
5頭の象がそれぞれ違った絵を描く。象使いがそばにいて、絵の具のついた筆をわたし、その筆を鼻で持って絵を描く。鼻がほんとに器用である。私たちの前にいた象は、風景画を描いた。まず一番遠景の空を隙間なくぬりつぶし、次に手前の山を描き、さらにもっと手前の草を描き、最後に一番手前にある木を描いた。遠くから手前に描いていく風景画の描写手法をきちんと守っている。他の象が描き終っていても、一頭もくもくと取り組んでいる。まさに、絵を描くことが好きで没頭しているようだった。象の描いた絵はすぐ販売され、買おうかなと思って販売場所に行ったら、すでに完売であった。
その後、象の背中に乗って、山道散策を楽しんだ。坂道など結構ゆれるが、象はおとなしく歩いてくれる。エレファントキャンプ、想像以上に楽しいものであった。



エレファントキャンプ全体図

川で水浴びをする子象 本当に気持ちよさそう。象使いは少年の頃から象と寝起きを共にし、象の面倒を見ると聞く。象が象使いに、全信頼を寄せているのがわかる

前の象の尾に鼻を絡ませ、行進して入場

象使いに帽子をかぶせる。わざと、象使いをじらせたりする

ボールを蹴ってサッカーをする象

ゴールにキーパーの象がいて、そこにボールを蹴りこむ

象が景色を描いている。まず、空から描いていく

山を描いて手前の草を描いている

完成画、素晴らしい出来栄えである

他の象が描いた絵、盆栽ふうの木で、筆使いがパワフルだ

他の象が描いた花の絵、味があって面白い

象の絵が販売されたが、あっという間に完売だった。

象乗りを楽しむ。象使いが途中でおりて、写真をとってくれた

娘がのった象は立派で、大きな牙を持っていた


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Visiting Bangkok, Vol.3 バンコク、ジム・トンプソンの家

2016-09-11 08:04:06 | タイの街から
バンコクの観光名所の一つであるジム・トンプソンの家を訪ねた。
スカイトレインの駅からジム・トンプソンの家まで、きれいなツクツク(三輪タクシー)で送迎してくれる。
ジム・トンプソンは、アメリカ人でペンシルベニア大学で建築を学び、ニューヨークで建築家として活躍していたが、自ら志願して太平洋戦争に従軍し、終戦後タイにとどまる。衰退していたタイシルクの復興と普及に努め、タイシルクの名を世界中に広めた。1967年、マレーシアの友人別荘宅訪問中、散歩中に行方不明になった。ジム・トンプソンは戦争中に諜報活動に関わっていたことがあり、誘拐されたか殺されたのではないかとの説が強い。
彼はこの家を作るのに、彼の思いの全てを注いでいた。家の完成後8年しか住んでなく、仕事場もやりかけのままだったそうだ。途中で夢をたたれて、どんなにか残念だったことだろう。いずれにしても、ジム・トンプソンのタイシルクは世界的に有名なブランドとなり、タイ国に貢献した彼の功績ははかりしれないと思う。
ジム・トンプソンの家は伝統的なタイ様式に基づき、チーク材でつくられている。6棟の建物からなり、中には重要文化財に匹敵するような仏像や工芸品などさまざま飾ってある。建築家らしいデザインのセンスが随所にみられ、バンコクに行ったら、一度は訪問したい場所である。入口横にカフェがあり、ここで飲んだ西瓜ジュースが、とても美味しかった。


専用のツクツクで、駅まで送迎してくれる(少し、待つ必要があるが)

チーク材を使った建物。開放的で涼しい

緑を巧みに取り入れている

ガイドさんによる説明を聞く。デビューしたてとかで、日本語が少したどたどしかったけれど熱心に説明してくれた。日本人のガイドさんがいる日もあるそうです

ジム・トンプソンが使っていた居間。彼が思い入れて集めたものばかりである

居間の前の庭、この向かいに資材を運んだ運河があり、タイシルクの職人さんの家も少し残っている

いくつか建物が分かれている

内と外の空間のつながりが素晴らしい



入り口左右にshopとカフェがある。カフェで飲んだジュースが、とても美味しかった!
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Visiting Bangkok, Vol 2 バンコクの交通事情

2016-09-10 15:33:44 | タイの街から

バンコクでは車を所有するのが一般市民のステイタスになっているようで、ぴかぴかの車が多いが、道路整備は遅れている。更に交通ルールが徹底していない。路上駐車の車が連なり、せっかく2車線あるのに、一車線しか使えなかったりする。取締もあまりしてない様子だ。それ故、街中車があふれてどこも渋滞していて、2年前訪れた時からほとんど変わっていない。歩いて20分程度の距離でも車を利用すると1時間近くかかることもあるそうだ。実際、娘夫婦と一緒にレストランへタクシーで行ったときも、行きは45分かかり、帰りは道がすいていて、15分だった。要するに予測がつかないから、娘はもっぱらBTSを使用しているとのこと。ただタクシー料金はとても安く、かなり乗っても500円程度だ。(日本と違って、時間で料金が上がることはない)
高架鉄道スカイトレイン(BTS)が2路線、地下鉄が1路線整備されており、少しずつ改善はしているのだろうが、まだ交通渋滞解消にはいたっていない。スカイトレインは街の真ん中をまっすぐ走っていてきれいだが、混んでいることが多い。車両もホームもきれいで、ホームドアも備わっているが、驚いたことに時刻表がない。タイのアバウトな性格がうかがえる。優先席は少ないが、若者がさっと立って、お年寄りに席をゆずってくれることが多い。さすが「ほほえみの国」である。これから地下鉄網を整備する計画であるが、一体何年後に交通渋滞が解消されるのか、見当もつかない。
タクシーの他、軽トラックの荷台に座席をおいたソンテウ、三輪バイクの荷台に座席をおいたツクツクがある。バイクやツクツクなどが渋滞の中をぬうように走るので、交通事故も多いそうだ。自転車は危ないためか、あまり走っていない。歩道は狭く段差があり、車イスや乳母車の利用者はほとんどみかけない。バンコクは、弱者には厳しい道路事情である。


スカイトレインの一階部分

スカイトレイン改札階 この駅は、おしゃれな商業ビルにくっついているので、特にきれいだ

ホーム ホームドアもある

駅前にならぶソンテウ 行き先が決まっているのが多く、グループで料金を決めるのでタイ語ができないと無理だと思う
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Visiting Bangkok Vol.1 バンコクの街

2016-09-08 18:25:01 | タイの街から
娘夫婦が駐在しているタイを一週間訪れ、久しぶりにのんびり過ごした。暑く湿気もあるが、たまに涼しい日もあった。夏に限っては、東京のほうがやや暑いのではと思う。
バンコクとチェンマイを訪問した視察記を何回かにわけて紹介する。
まず、心配したのは治安だった。2年前、バンコクで大規模なデモがあったり、つい最近南部のリゾート地でテロ事件があったりで正直、不安であった。行ってみるとバンコク、チェンマイとも、タイ人は穏やかにのんびりと暮らしていて、通常通りの街の雰囲気だった。中心商業地や通りの木陰で、昼寝をしている人さえいるほどだった。ただ、空港の出入国の検査は厳しくかなり時間がかかったし、地下鉄などの改札口には、必ず警官がいて、時々検査をしていた。
・バンコクの街と建築
2年前訪れた時より、超高層ビルや大規模ショッピングセンターが多く建てられており、都市が変化しつつある。シンガポールなどを手本にしているのか、緑化を試みている建物もいくつか見かけた。ただ全体的に、特に中心地区は緑がとても不足しているし、超高層ビルが林立するすぐそばに、汚れたトタン屋根の家々が並んでいたり、超高層ビルがまわりの環境から孤立したように建てられたりして、明らかに都市景観、土地利用の混乱が見られる。
完成間近の超高層ビルがなぜか放置されて、廃墟と化している建物があった。首をかしげたくなる。
成長途上の都市の姿かもしれないが.

土地利用・景観がばらばら

少しだが、建物全体が緑化されている建築物もあった

バンコクの建築のいくつかをご紹介する。
・超高層コンドミニアム・マハナコン
BTSチョンノンシー駅近くに、今年の10月完成予定の77階、高さ314m、バンコクで一番高い建物になる。設計はドイツ人建築家オーレ・シェーレン氏によるもので、建物の一部が崩れたように見える奇抜なデザインが話題となっている。
低層部はブティックホテル、23階以上は高級コンドミニアムで、1500㎡、4億8千バーツ(約15億円)の住宅もあり、これも含めほとんど完売とのこと。

奇抜なデザイン。空中に部屋が突き出している部分もあり、高度恐怖症の人はとても足を入れられないと思う。

・大規模ショッピングセンター(EmQuartier,Emporium)
BTSアソーク駅近くに新しいできたショッピングセンターである。高級ブランド店が多く入っている。
内部は高い吹き抜け空間を配置し、緑化やせせらぎを取り入れるなど、なかなか意欲的な設計となっている。

現代的な外観デザイン、 手前は、スカイトレインの高架線路

吹き抜けのある内部空間、緑を多く取り入れている

緑や水を巧みにあしらっている。

・マンダリン・オリエンタル・バンコク
チャオプラヤー川沿いに建つ1887年開業のバンコク最高級ホテル。サマセット・モームなど世界各国の作家や、著名人達の定宿だったホテルだ。川から専用の船に乗って、アプローチする。船も趣があり、南国を旅している気分にさせてくれる。このホテルでの宿泊を希望する観光客が多いと聞くが、わかる気がする。
眺めのよい高級フレンチはあきらめて、川のそばのテラスでランチをしたが、味もサービスもよかった。

創業当時の外観のままのオーサーズウイング、ライト・グリーンの外観は上品でシック。他にガーデンウイングとリバーウイングがある

緑を配した中庭空間

ロビーはもちろん、すみずみまで気をつかった素晴らしい内部空間となっている。
娘によると、ここでのafternoon teaを(約6千円もするそうだが)希望する観光客が多いそうだ。東京、NYの高級ホテルと変わらない値段に驚く。

ホテルのロビー

・廃墟となっている超高層ビル

右側のビル。定かでないが、完成間近でクライアントが倒産したとか言われている。解体する費用もないのか、廃虚化している。

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世界の街から106--バンコク ワットアルンとチャオプラヤ川

2013-09-20 15:24:26 | タイの街から
再びタイの街歩きです。
ワットアルンの建設年次はアユタヤ王朝時代17世紀より前といわれているが定かではない。三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台になった寺として有名である。
 チャオプラヤ川沿い立地しており、渡し船に乗り、渡っていく。仏塔の高さは75mあるが、がっちりしてプロポーションがよい。船から見る塔の景観は趣きがある。
 チャオプラヤ川はバンコクの中央部を流れており、水上交通路となっている。沿岸には様々な施設が立地している。
 2011年、このチャオプラヤ川流域が洪水となり、なかなか水が引かず、大きな被害が発生している。
 ワットアルンに上陸して近づいて見ると、仏塔には細かい装飾がびっしりつけられているのに驚く。急な階段を上るとバンコクの街並みが一望できる。
 バンコクの観光地では、一番印象に残る場所である。

渡し船とワットアルン

チャオプラヤ川から見たワットアルン

川から見た街並

ワットアルン

ワットアルンの細かい装飾

ワットアルンの細かい装飾

ワットアルンの細かい装飾

ワットアルンの上部からバンコク街並みを見る

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世界の街から105--バンコクその5 レストランあれこれ

2013-09-07 08:38:21 | タイの街から
今日は、少し息抜きをします。バンコクはアジアの比較的安く各国の料理が楽しめます。
短い滞在期間でしたが、レストランを少しご紹介します。
・ルアン・ウライ
 スラウォン通りのローズホテルのプールサイドにあります。今から100年以上前に建てられたアユタヤの古い建築様式の住宅を改装してレストランにしたそうです。静かな落ち着いた最高の雰囲気です。日本では見られない黄色いブーゲンビリアが迎えてくれました。ライトアップされたプールなど夜景が素晴らしいです。
 料理は辛みと甘みと酸味がミックスし香辛料がきいた本格的なタイ料理の味が楽しめます。それぞれの品はきれいに飾り付け、目を楽しませてくれます。モダンなタイ料理だそうです。
・ニア・イコール
 静かな高級住宅地の一軒家のレストラン。タイ料理であるが、味がまろやか。日本人には、最高においしい。インテリアも木を主体に落ち着いた色調でまとめられています。
・スカイバー シロッコ
 スカイバー、シロッコで飲みました。63階のビルのオープンな屋上は素晴らしい夜景が楽しめます。日本では許可にならない低い手すりで、怖いくらいのバンコクの夜景がすごい。大勢の人で混み合っていました。レストランもあります。
・フードコート(エンポリアム内)
 ショッピングセンターにあるタイ料理、中華、日本食などいろいろな料理が食べられるフードコートです。屋台料理も清潔、安全に食べられます。値段も手頃。麺類をおいしくいただきました。
・中華料理店
 日本では、なかなか食べられないふかひれのスープ、えび料理、あわびの料理などを食べることができました。
 今回は挑戦しませんでしたが、屋台は1食100円位で食べられるそうです。しかし、ちょっと衛生状態が気になりますが。
 このように、タイでの食は多種多様、値段もピン・キリでいろいろな楽しみ方ができます。

ルアン・ウライの入口

ルアン・ウライ 隣のローズホテルのプール

ルアン・ウライ タイの古建築の様式の建物

ルアン・ウライ 黄色いブーゲンビリア

ルアン・ウライ 室内

ルアン・ウライ きれいに飾られている

ルアン・ウライ えびのつつみあげ

ルアン・ウライ トムヤンクンスープ

ルアン・ウライ えびに具を入れたもの

スカイバー シロッコ

スカイバー レストラン

スカイバーからの夜景

スカイバーからの夜景

スカイバーからの夜景


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世界の街から104---タイ バンコクその3 王宮

2013-09-05 17:43:19 | タイの街から
王宮といっても実際、王は居住しておらず、その建物はバンコク最大の観光名所になっている。王宮の建設は1782年から始まり、徐々に増築して現在に至っている。
 王宮には、エメラルド寺院など様々な建物があり21万㎡と広い。ざっと見るだけでも疲れる。建物は非常に細かに飾られた装飾、金箔や極彩色に塗られて華美なものが多い。随分お金と手間がかけられたと想像されるが、日本人の感覚には受け入れられがたいデザインである。これも一つのアジア様式なのであろう。屋根の先端が尖ったデザインが多いがタイが台風や地震などの災害が少ないためであろう。

黄金の仏塔

エメラルド寺院

エメラルド寺院

細かい手の込んだ装飾

尖った塔が多い

入口にある鬼の像

大きな壁画

王宮

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世界の街から103 タイ アユタヤ バンパイン宮殿

2013-09-03 17:40:22 | タイの街から
バンパイン宮殿はアユタヤから南20kmのところにあり、17世紀のアヤタヤ王朝の時代から使われている王の夏の別荘である。各国の要人を迎える迎賓館となっており、天皇陛下もこの中で宿泊されたという。敷地全体が大きな池を中心とした西洋風の広い庭園となっており、明るくのびのびとしてまことに気持がよい。象の形に刈り込んだトピアリーがよくできており、象の群れを表現している。その他、いろいろな動物のトピアリーがある。
この敷地の中に、様々な様式の建築が点在している。1876年、ラーマⅣ世が建てた池の中にある細かい装飾がほどこされたタイ建築が素晴らしい。中国から寄贈された中国風の建築もあり、入口にある迎賓館は日本の大林組から寄贈されたものだそうだ。池にある橋はプラハのカレル橋のように欄干に彫刻が並んでいる。
日陰では涼しい風が通り、快適でいつまででもすごしたい場所である。

広くのびのび開放的な西洋庭園

庭園

リスが走っている

水に浮かぶタイ建築

サイドから見るタイ建築

象のトピアリー

中国風の建築

中国風建築内部 豪華絢爛

タワー 中国風


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