日本全国緊急事態宣言が解除された!
感染者も死者もさほど多くなく、ともかく終息に向かっているようだ。
日本はいろいろ悪い条件を備えている。2月ごろまで感染源となった中国から入国者が多かった。
人口密度が高い、高齢者の割合が世界一高い。東京、大阪などの大都市に人口が集中している。
満員電車の通勤、夜の盛り場の賑わい。検査体制も不十分などなど。
こんな悪条件の中で、ロックダウンのような強い規制を行わず、よく終息に向かうことができたのか、世界でも謎だとされている。
集団できちんとルールを守る真面目な国民性、町が清潔、医療体制、保険制度が整っているなどよい点があったのだろう。
専門家会議の発信力が高かったのかも知れない。
世界を見ると、アメリカ、ブラジルが感染者が日本の100倍以上あり、死者も多い。
やはり、政治指導者の問題が大きいのだろう。
それとは逆に台湾、ニュージーランド、ドイツなどは指導者の力量で抑え込んだと言える。
韓国、シンガポール、ベトナム、タイもよくがんばっている。
イタリアなどヨーロッパの国が多いのは高齢者率が高い、身体を接触する生活習慣など様々な要因があるのだろう。
国による感染者数、死者数の違いがこれほどはっきり明らかになったのは驚きである。
いずれ、分析されてその要因が明らかにされるであろう。
まあ、高齢者率が飛びぬけて高く、人口密度の高い日本がこの程度で終息するとすれば、ほめられてよいのではないか。