高輪図書館にあった「としちゃんの「高輪物語」」を読みました。
作者は大戸俊明さんでほぼ私と同世代の方で、当時近くの都営アパートにお住まいで自分史を出版したものです。
自分史といっても「1949年秋~1959年春」までの幼少期を書いたものです。
昭和20年代~30年代にかけた街の様子が詳細に生き生きと書かれています。
自分史というより、昭和20年代~30年代の高輪の街の歴史を語っている貴重な資料です。
文章だけでなく、写真やイラストも入れてあり、読みやすいよう工夫されています。
私も同世代なので、正確な描写になるほどなるほどと感心しました。
高輪西台町の都営アパートの様子、高松の森、二本榎通りの様子など詳しく書かれています。
高松の森での「崖すべり」「洞窟探検」「ざりがに取り」など私も同じ体験をしました。
特に興味を持ったのが「高輪アパートに仕事で来るおじさん達」の章で、紙芝居、ばくだんあられ、「映画自動車」「富山の薬売り」、「くずやさん」「納豆やさん」「しじみ売り」「豆腐やさん」「氷やさん」「金魚やさん」「さおだけやさん」など。当時は本当に道でものを売る人が多かったのを覚えています。
今では、考えられないですね。
当時、多分復員してきた人などが街で売り歩く商売を始めたのでしょう。
こんな貴重な記録を記した本を大事に伝えたいですね。
作者は大戸俊明さんでほぼ私と同世代の方で、当時近くの都営アパートにお住まいで自分史を出版したものです。
自分史といっても「1949年秋~1959年春」までの幼少期を書いたものです。
昭和20年代~30年代にかけた街の様子が詳細に生き生きと書かれています。
自分史というより、昭和20年代~30年代の高輪の街の歴史を語っている貴重な資料です。
文章だけでなく、写真やイラストも入れてあり、読みやすいよう工夫されています。
私も同世代なので、正確な描写になるほどなるほどと感心しました。
高輪西台町の都営アパートの様子、高松の森、二本榎通りの様子など詳しく書かれています。
高松の森での「崖すべり」「洞窟探検」「ざりがに取り」など私も同じ体験をしました。
特に興味を持ったのが「高輪アパートに仕事で来るおじさん達」の章で、紙芝居、ばくだんあられ、「映画自動車」「富山の薬売り」、「くずやさん」「納豆やさん」「しじみ売り」「豆腐やさん」「氷やさん」「金魚やさん」「さおだけやさん」など。当時は本当に道でものを売る人が多かったのを覚えています。
今では、考えられないですね。
当時、多分復員してきた人などが街で売り歩く商売を始めたのでしょう。
こんな貴重な記録を記した本を大事に伝えたいですね。