港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

「push」と「pull」について、品質管理の世界的学者からお話をうかがいました

2016-08-30 08:14:36 | 個人
東京理科大学名誉教授であり、日本、アメリカ、ヨーロッパの品質管理の最高の賞をすべて受賞されておられる世界的な学者の狩野紀昭氏から貴重なお話をうかがう機会がありました。
現在も、世界各国から講演や指導の依頼があり、日本におられるのは年の半分位とか。狩野氏が若い時に、品質管理の勉強を始めたころは、日本及び世界でも品質管理に関する意識、取り組みはとても低いものだったとのこと。最近は、世界中のメーカーや医療などのさまざまな分野にその考えが広く浸透し、最重要項目の一つとして真剣に取り組んでいる企業も多いそうで、その重要性をひしひしと感じておられるそうだ。お話は品質管理だけでなく多岐にわたったが、特にpushとpullというテーマが身近で興味深かったのでお伝えしたい。

生産者から消費者に働きかけるのは二つの手段がある。push(押す)とpull(引き出す)である。
push は広告などでこの商品はこんな良い点があるのだと消費者に訴え続けること。
pull は消費者側から他と比べてこの商品はこんな点がよいのだと引き出させること。
身近な例を挙げると化粧品を売るさい、男性には「push]の意識で接する。それに反して、女性には「pull]の意識でという考え方があるとのこと。女性は、自分から積極的に雑誌を見比べたり、友人の意見を参考にして商品を選ぶ人が多いので、強引にすすめても意味がないとのこと。今は、ネットが浸透しつつあり、消費者側から他の人の意見を参考にしながら様々な商品を選択できる時代になっている。
商品の価値を語るには、pullが重要な手段になってきている。

そういえば、わたしも商品を選ぶ時に、「価格コム」や「楽天」の消費者の意見を重視している。
朝のテレビドラマ「とと姉ちゃん」の中で発行する雑誌が「商品テスト」を行い大ヒットすることが描かれている。
この商品テストは消費者側の視点に立って商品を選ばせる、pullの先駆けとも言える手法であったのだ。
まち研でも、有権者が選挙の候補者を選ぶとき、一方的に候補者の演説だけを聞いて投票するのでなく、有権者側から候補者にアンケートを行うことを試みている。
消費者、住民が主体的に行動する時代になっていると思う。





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高輪地区CCクラブ納涼交流会が開催されました

2016-08-28 10:11:31 | CCクラブ
8月28日、東海大学高輪キャンパス地下食堂で「高輪地区CCクラブ」の納涼交流会が開催されました。
高輪地区CCクラブの会員、うかい港区議会議長、高輪地区総合支所協働推進課の方々、地域の方、出演者などを含めて70名を超える参加者がありにぎやかなパーティでした。
7期の小倉さんとココオハアイランダースのハワイアンの演奏、8期の首藤さんを含むパパフラクプナのみなさんのフラダンス、東海大学タカナワイアンズのポピュラー音楽の演奏、みなトーク会うたつむぎグループの合唱など盛沢山の演奏、ダンス、歌で会場全体がもり上がり楽しい会になりました。
最後に、永六輔、坂本九を偲んで、「見上げてごらん夜の星を」、「上を向いて歩こう」を会場全体の大合唱で終わりました。
この納涼交流会3回目になりますが、次第に地域に定着しつつあります。
いつも、会場を用意していただいている東海大学高輪キャンパスのご協力にも感謝します。


パーティ風景。今回は、食事の量、質とも充実していました

小倉さんとココオハアイランダースのハワイアン演奏

今年から参加の首藤さんとフラダンスグループの踊り


パパフラクプナフラダンスグループの踊り

今年から参加の東海大学タカナワイアンズの演奏
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祝い!91万アクセスを突破しました!

2016-08-28 07:08:16 | 港区まち創り研究会
祝い!ブログ開設から1965日目で、91万アクセスを突破しました!
現在の総アクセス数は910103PV、総訪問者数255190人です。
ご高覧ありがとうございます。
これからもまち創り、港区情報をお伝えします。

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世界という視野で見たオリンピック

2016-08-27 08:01:03 | 個人
リオ・オリンピックの感想がアメリカ在住のSさんから寄せられたので掲載する。
私が見たオリンピックの感想は、日本人しか見ていないが、ともかく女性の活躍が目立ったこと、最後の逆転で金メダルを得た場面が多くすごい精神力だあと感じた。
かっては、日本人は本番に弱く、オリンピックでも期待されながら力を発揮できないことがよくあったことを考えると時代が変わったのだと実感する。
s氏の視点は全く違っていて面白いと思った。
以下S氏のメールの転載である。
********
こちらはまだ真夏のような暑い日(摂氏32度ぐらい)が続いています。
今日はリオのオリンピックについて思うところがあり、メールしました。
毎日必ずオンラインでヤフーニューズを読んでいますが、イギリスが金メダルの獲得数で世界2位になり、イギリスではこの快挙に沸いているそうです。それに水をかけるように中国のある新聞がメダルの総数では中国が2位であるとの大広告を英国の新聞に載せたという記事を読みました。これに対する読者の書き込みも読みましたが、大半の人が中国の子供っぽさにあきれていました。僕も中国という国が、まるで負けず嫌いの子供のように振舞っているのをみて、今アメリカ大統領選挙運動中のトランプと似ているなと思った。
日本選手たちも随分活躍したのが印象的でした。そのほかに目立ったのがロシアの凋落ぶり。もちろん過去の薬物使用がバレて、今回の大会に参加拒否されたロシアの選手が多数いたのがその原因です。それにソヴィエト時代はもっと選手の数が多かったから、当時は圧倒的に強かった。メダルの数では1位を続けた時期があった。むかし東ドイツが一時メダルの獲得数で1位か2位だったことを覚えているだろうか。後で多くの選手が薬物を使っているのが分かったけれど、あの当時は今ほど、厳しく取り締まっていなかった。今回は東西ドイツが統一したドイツだけれどかなり順位を下げている。
英国のオリンピックでの躍進ぶりは宝くじで選手強化の資金を集めたのが原因であると伝えられているけれど、本当にそうだろうかとの疑問が沸く。テレビで競技を見ながら気づくことは、イギリスの黒人選手の活躍だ。とくに陸上競技でこの傾向が顕著である。イギリスはもはや白人だけではなく有色人種がかなり混じっている。英国はもともと異人種の集まりであるけれど、有色人種が入って来たのは第二次世界戦争後である。その前までは白人社会であった。最初にブリトン島に住み着いたのが、ケルト人、次にローマ人が侵入して来て、そのあとアングロ人、サクソン人、バイキング、ノルマン人ぐらいまでは皆白人であったけれど、第二次大戦のあと旧大英帝国の植民地からインド人、アフリカ人、東洋人などが来て、最近は中東の人達が移り住んでいる。白人だけの力だけではそれほどメダルを取ることは無理だろう。これはアメリカについても同じことが言える。
人口の多い割りには、メダルを取れないのがインド、パキスタン、バングラデシュ、インドネシアの国々である。これらの国ではスポーツが盛んでないし、政府も奨励しないのが原因であろうか。それに貧しいし、暑すぎるし、関心さえ持っていないのかもしれない。
近代オリンピック大会の提唱者、クーベルタンはアマチュア選手の競技大会を理想としたけれど、いつのまにか選手のほとんどがプロになってしまった。しかし最近読んだ古代オリンピックにくわしい歴史家による記事では古代オリィンピックでもプロが活躍していたらしい。むかしの日本でも殿様のお抱え力士がいたように、古代ギリシャでも金持のお抱えスポーツ選手がいて、年中働らかずオリンピックに向けてトレーニングしていたそうだ。もっとも市民権をもった選手であれば仕事は奴隷がやるからスポーツなどは一種の贅沢な活動であった。古代ギリシャ文化は奴隷制に基づいていたことを思い出してもらいたい。
僕は古代オリンピックの会場、オリンピアを訪れる機会があって、あちこち見て回ったけれど、その規模の大きさに驚いたものだ。競技場の施設のほかに選手達のための宿泊所、遠来の観客のためのホテル、ゼウスの神殿、選手達のための練習場、庭園とおぼしき所にある噴水など。多分優勝者を讃える彫刻やモニュメントも沢山あったと思われるが今はない。ほとんどの建物や記念物が、たぶん過去にあった地震で壊されれてむかしの石造物の一部が地面にころがっている。でも石の柱はまだかなり残っているし、建物の下の部分も相当残っているので、むかしの威容ぶりを想像することができる。ちなみにギリシャのオリンピックは全裸の男達でおこなわれたので、女人禁制であった。


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高輪CCクラブ主催、高輪区民協働スペースでのカフェ&ミニ講演会のご案内

2016-08-26 09:03:22 | CCクラブ
9月20日(火)14時から高輪地区CCクラブ主催のカフェ&ミニ講演会が高輪区民協働スペースで開催されます。
映像とトークは平尾恭一さんで、地域の花の写真を多く撮影されています。
美しい花の写真の数々を上映しながらトークされます。コーヒーを飲みながらお聞きください。
地域の方はどなたでも参加できます。
ちらしは以下の通りです。


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秋の全国交通安全運動推進会議が開かれました

2016-08-25 14:28:16 | 高輪地区のできごと
高輪警察署主催の「秋の全国交通運動推進会議」が開かれました。
「秋の全国交通安全運動」が9月21日から9月30日まで実施されるので、それを推進するための会議で高輪地区の各町会の方々が集まりました。
平成28年下半期の交通事故発生状況の説明がありました。
高輪警察署管内では、交通事故発生件数は81件と前年度に比べて25件少なくなっています。死傷者は99人ですが、死者は0とのこと。
この管内ではタクシー関与事故が32件と特に多く、自転車関与事故も21件と比較的多くなっています。
参加者からの質問でも自転車走行マナーやルールの徹底が必要との意見が出されていました。
私もこの会議に自転車に乗って参加しましたが、道路で行き交う自転車が最近目立ってきました。
これからの交通安全には自転車マナー・ルールの徹底が課題です。
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東海カルチャーセミナーのご案内

2016-08-24 15:35:29 | 高輪地区のできごと
東海大学高輪キャンパス事務課河村様からのご案内です。
9月3日13時40分から、東海大学付属高輪台高校・中等部後援会主催で「オペラの誘い」というテーマで東海大学教授梶井龍太郎先生の講演会が開催されます。音楽に関心のおありの方どうぞおいでくださいとのことです。
13時から13時30分までは、数々のコンクールで入賞している東海大学付属高輪台高校・中等部の吹奏楽の演奏があります。
楽しみですね。
ちらしは以下の通りです。







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本ブログでアップした写真が「建築ジャーナル」8月号に掲載されました

2016-08-22 21:23:24 | 都市環境計画研究所
以前、本ブログでとりあげた宮脇檀の作品「高幡鹿島台ガーデン54」の写真の一部が「建築ジャーナル」8月号の34ページの一部に掲載された。「高幡鹿島台ガーデン54」は1984年に設計されたものであるが、建物の外部空間と道路をこれほどすみずみまできちんとデザインした住宅地は現在でも見られない。
宮脇檀はアーバンデザインで優れた才能を発揮している。

このページの上3つが私が撮影したものである。
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港区まち創り研究会総会が開催されました

2016-08-20 11:16:16 | 港区まち創り研究会
8月19日、「芝コミュニティはうす」で「平成28年度港区まち創り研究会」総会が開催されました。
平成27年度活動報告がパワーポイントで報告後、会計報告が山田さんより説明がありました。
今年は、フリマや桜まつりで売り上げをがんばったおかげで、昨年より大幅に残金が増えゆとりのある会計となりました。
来年度の活動が期待できます。
また、役員人事について、小出さんが代表となり、宮口さんが代表から会計に、山田さんが会計から会計監査になりました。
今年度の体制は安藤、松本、小出の共同代表体制で行います。
よろしくお願いします。
今年度の活動として、10月みなと区民まつりの出展、11月の松ヶ丘会フリーマーケットの参加、講演会の開催などの他、
小出さんから港区まちづくり協議会の支援を積極的に行うことなどの提案がありました。
総会終了後、田町の中華料理店で打ち上げを行いました。
飲みながらまた、いろいろな議論がありました。
ともかく、平成28年港区まち創り研究会がスタートしました。

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「みなと第九を歌う会」で今年もソリストを募集します

2016-08-17 14:58:07 | みなと第九を歌う会
昨年、初めて「みなと第九を歌う会」でソリストを募集し、それぞれのパートで素晴らしいソリストに出会うことができました。
今年もソリストの募集を行います。演奏会は2017年2月26日メルパルクホールで予定されています。
オーディションの日時は10月18日(火)10時から各パート別に行います。
応募の締め切りは10月7日必着です。ふるって、ご応募ください。
応募要項と応募用紙は以下の通りです。



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